アトムザビギニング 3巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


3巻には11~15話が収録されています。


壊れかけたA106が見た光景は遥か未来の“アトム”としての…


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アトムザビギニング 11話のネタバレ

「boot_011」

ブレムナーは5年前の大災害の情報を入手できて
“思い通りの収穫だ”
と興奮している。


ブレムナーは独自の調査で大災害を調べており
そしたらこの島に行きついたという。


ヒロシは壁のランプた点滅していることに気付く。


コード103警報のランプだった。


調べると
“情報漏洩による島の物理的消去”
のアラームだった。


カウントダウンは2分を切っていたため慌てて外に出ようとする。


A106は3人を担いで走る。


ノースが待って居るとこまで行くが
階段が壊れていたためノースまでは距離があった。


A106は一人ずつ放り投げると
ノースはキャッチする。


最後にA106がジャンプしようとするが
建物の崩落が始まってしまう。


A106はノースに
“ボクのことはいい
 3人を安全な場所に”
と通信する。


ノースは指示通り3人を連れて
ブレムナーの潜水艦まで連れていく。


モトコたちはばあやの指示で飛行機に乗り込んでいて避難済みだった。


ノースは3人を潜水艦に下ろすと
A106の救出に向かう。


A106は海に沈んでいる。


壊れた個所から海水が入ってきている。


A106の思考回路の動きが鈍くなる。


薄れゆく意識の中でA106は夢を見る。


A106の右手は人間の手のような作りになっている。


立派な顎髭の男がA106に話しかけ
“「おとうさん」っていってごらん”
と手を伸ばす。


ノースはA106の手を取り救出して潜水艦に連れていく。


ウマタロウが応急処置をしてA106は壊れずに済む。


A106はダメージを受けている様子だった。


かすれた声で
“おとう…さん…”
という。


それを聞いたヒロシとモトコは感極まって涙を流す。


ウマタロウは
“キモチ悪い勘違いしてんじゃねぇ”
といって偶然のバグだという。


ウマタロウの発言は顰蹙を買うが
“俺はリアリストなんだ”
と開き直る。


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アトムザビギニング 12話のネタバレ

「boot_012」

ヒロシが慌てて第七研究室に入ってくる。


ウマタロウは驚いてハンモックから転げ落ちる。


ヒロシはこれから教授たちの視察があるのだというと
片づける間もなく教授たちは訪れる。


教授たちは概ね第七研究室にはいい印象を持っていない様子。


A106も二人の研究内容にも興味を示さない。


二人はロボットについて熱弁するが
ヒロシは“ロボットは友達”
というのに対し
ウマタロウは“ロボットは神”
というため意見が食い違い喧嘩になる。


教授たちは呆れながら
“その答えがこのロボットかね?”
とA106を指し示す。


性能の片鱗を見てみたいというと
A106は太った教授を軽々と持ち上げて見せる。


ウマタロウは
“自分たちが命じなくても自己判断で性能を披露した”
と得意げに話す。


サルタ教授は量産型マルスの頭部を見つけ
他の教授に見つからないように布をかぶせる。


他の教授たちは第七研究室の廃止で意見が一致するが
最高権力者のサルタ教授だけは
“後日
 改めて評議会を開催し
 充分に審査する”
という。


サルタ教授は去り際に
二人に16時に自分の元を訪れるようにいう。


ヒロシとウマタロウは
第七研究室があるのはサルタ教授のおかげだと認識している。


ウマタロウはサルタ教授が
量産型マルスを隠した行為が気になっていた。


ウマタロウは量産型マルスを
“隠すべき秘密”
であると認識しているサルタ教授は何か知っているに違いないと思う。


ヒロシはA106の右腕の修理を終える。


A106はいつもどおり
“お茶の水さん”
と呼ぶと
ウマタロウは
“(お父さんと呼ばないように)再設定した”
という。


二人とA106はサルタ教授のもとに向かう途中
黒塗りの車で黒服を着た男たちに誘拐されそうになる。


A106が速やかに黒服の男たちを撃退する。


男たちは銃を持ち出して
“殺すんじゃねえぞ”
といいつつも発砲してくる。


頑丈なバンが現れて
運転手の女性が二人に
“後ろに乗って”
という。


バンは頑丈で銃弾が通らない。


女性は
“私はサルタの娘
 あなたたちの味方よ”

という。


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アトムザビギニング 13話のネタバレ

「boot_013」

ウマタロウとヒロシとA106は車に乗り込む。


追ってくる黒塗りの車を
搭載されているAIを使ったミサイルで撃退する。


蘭は一部始終を目撃していてどこかに向かう。


サルタの娘はAIのラビィと会話しながら運転している。


A106はラビィに話しかけるが反応はない。


ウマタロウはラビィのAIを
“自動販売機と同じ
 哲学的ゾンビ”
とこき下ろす。


ヒロシは哲学的ゾンビの補足説明をする。


サルタの娘は呆れて
“私の頼れる相棒が
 一瞬にして
 自動販売機とゾンビにされた”
という。





サルタの娘は月江といって
公的機関に所属して5年前の大災害を調査しているという。


月江によると先ほどの黒服たちの組織は
大災害の手段を択ばず隠蔽しようとしている。


ヒロシたちはその組織の島を破壊したため追われているのだと説明する。


A106は追跡に気付く。


ラビィは感知できていないが
A106は車を入れ替えて連携して追ってきているという。


量産型マルスがバイクに乗って急接近してくる。


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アトムザビギニング 14話のネタバレ

「boot_014」

量産型マルスをみたA106は
“バルト”
だと発言する。


月江もバルトの名称を知っている様子。


ヒロシはA106がその名称を知っていることを疑問に思う。


月江はラビィに命じてミサイルを撃つが
バルト達は躱す。


ヒロシとウマタロウは
“AIの性能の差”
だと嬉しそうにしているのを聞いて月江は呆れる。


月江は自分が所属している組織は
ICE(国際犯罪調査機構)といって
日本政府もICEの調査対象だという。


月江は仕方なく奥の手を使うことにする。


普段長い髪で隠している機械の右目と
脳の一部をラビィとリンクする。


ガトリングガンでバルトの動きを読んで何体か撃破する。


ヒロシは
“人が操作しているみたい”
と感心する。


残りのバルトは6体となる。


月江は対向車を躱した勢いで公道から外れてしまう。


バルトが車の天井に貼り付いてガトリングガンを破壊する。


フロントガラスから月江に攻撃を加えようとすると
A106がパンチで撃破する。


A106は残りの5体は自分が対処するという。


車から飛んでバルトに突撃してバイクを奪う。


バイクを乗りこなすA106を見て
ヒロシとウマタロウは
“教えた覚えはないのに”
と疑問に思う。


ウマタロウはすぐにA106の変化の理由に気付く。


ウマタロウは
“あのバカ
 やっぱり出来損ないだ”

という。


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アトムザビギニング 15話のネタバレ

「boot_015」

月江は別荘にウマタロウたちを案内する。


黒服たちはバルトが全員破壊されたことを確認する。


黒服の男は
“借りはキッチリ返す”
という。





A106にウマタロウの推測を問いただすと
A106は
“島から持ち帰った
 バルトの電子頭脳緒に接続した”

という。


ウマタロウが理由を聞くと
A106は
“マルスは特別なため”
だという。


ウマタロウは
ウイルス感染の可能性を言ってA106の行動を咎める。


A106によるとマルスの情報はなく、
体術スキルの情報しかなかったという。


ヒロシはウマタロウとは別の理由で咎める。


“電子頭脳を見ようと発送すること自体がおかしい”
と主張する。


ウマタロウは
“その言いかただと
 ロボットの自己進化すること
 がアウトと聞こえる”
と指摘すると
ヒロシは
“アウトだ”
という。


ヒロシは
“他人の脳と直結して進化しようとは人間は考えない、不気味だ”
という。


ウマタロウは
“未知の領域に踏み込んでこそ科学だ”
といって言い合いになる。


ヒロシはA106に
“接続して情報を得る”
という発想はどこから来たのか問いただす。


A106は以前
引っ越しのバイト中に暴走したトラックを止めた時にヒントを得たという。


ヒロシとウマタロウは
その行為は自分たちの指示だったことを思い出しバツが悪くなる。


誰かが訪れたため
月江はサルタ教授だと思うが
モリヤと蘭だった。


蘭が校内を走っているとモリヤとぶつかったのだという。


蘭がヒロシとウマタロウが襲われているのをモリヤに話して
協力することになったという。


蘭がA106にGPSがついていることを思い出し
それを頼りにやってきたという。





ヒロシはロロのことをモリヤに訪ねるが
モリヤは知らないという。


ヒロシはロロについて熱弁するが
モリヤは興味がない様子。


ヒロシはウマタロウがロロに一目ぼれしたというと
モリヤは顔をしかめて
“考え直した方がいい
 正体を隠したがるような
 いかがわしい人間は
 ロクな者じゃない”
という。


ウマタロウはモリヤに
“ロロに惚れてるだろ?”
というと
モリヤは
“それはありえない”
と言って笑う。


A106が何かを察知して
蘭もそれに気づく。


巨大な何かが近くに落ちてきたような地響きがする。


ウマタロウが窓の外を見ると
ロシア製のヘビー級軍用ロボの
“イワン”
だと言い当てる。


A106はすぐに
“イワンのところにいく”
と出ていく。


月江は
“なぜここが敵にバレた?”
と疑問に思っている。


ウマタロウはA106がイワンに勝つのを確信して手に汗握っている。


A106とイワンは対峙する。


A106は自信満々で
“キミは勝てないよ
 ボクは強いから”

とファイティングポーズをとる。


イワンは
“キミ…
 ボク…
 ハナシヲ…サセテ…
 ボク…
 ヒトリ…ボッチ”
A106に話しかける。


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アトムザビギニング 3巻の感想

A106達がいる世界は原作のパラレルワールドだった!?


A106はノースに救出される直前に
“アトム”
として天馬博士の元で目覚める夢を見ています。


この光景が再現されるのは
時系列的には何年も先の未来のハズです。


それをA106が見たということは…


ただの漫画を盛り上げるためのサービスという可能性が一番高いとは思いますが、
いろんな可能性を考えるのは楽しいですね。


ウマタロウが
“気持ち悪い”
と言っているのも面白いです。


何年後かに
“アトム”に“おとうさん”
と呼ばせるプログラミングをするはずなのはウマタロウです。


若いころのウマタロウは当然
息子である
“トビオ”
の存在を知りません。


息子ができて失って、
かなりの心境の変化があったのだと思います。





この漫画のバトルで特徴なのは
A106は戦闘向きのロボットではないということです。


A106の必殺技はパンチのみです。


“AIの性能”
で戦闘向きロボットを攻略するのは
“10万馬力”
を謳い文句にするアトムとは大きく異なります。


“自分より強い敵を知力で攻略する”
というのが
人間がモンスターに立ち向かうようで感情移入しやすいです。






モリヤとロロの関係が怪しすぎますね。


モリヤの反応から同一人物の可能性が濃厚です。


容姿は化粧で何とかなるし
声は変声期でも使えばどうにかなります。


最大の違いはやはり足です。


モリヤは足が不自由です。


対してロロは普通に歩いています。


ロロは長いスカートを履いているので
スカートの中に歩行を補助する装置を着けている可能性があります。


ですがそんなモノもっていたら
モリヤは普段から装着していますよね…


ロロはモリヤの従妹とか姉とかでしょうか…?


月江の別荘を黒服たちに教えたのもモリヤだと思います。


ロロと同じくらいモリヤも謎だらけです。


妹のモトコは潔白だと思いますけど…


モリヤは個人で怪しい組織とつながっているのかもしれません。


秀作の探偵能力に期待してます!


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