イチジク(漫画) 2巻について
あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


2巻には6~話が収録されています。


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イチジク(漫画) 6話のネタバレ

マヒロはヒロの家で大量の札束を発見して
数えてみると1億2千万であることを確認する。


興奮気味に
“まだあるかも”
と思い部屋の中を探し回る。


朝になるまで探し回り
見つかったのは最初の現金と、
ヒロの母親らしき名義の通帳の2億7千万、
証券会社に2億、
登記簿などすべて合わせると10億円近くあった。


マヒロは興奮して笑い転げる。


旦那が朝起きる時間が近くなるのに気づき、
それらすべてを紙袋に詰めて持って帰る。


旦那を送り出すとベッドの上に1億2千万円を広げてみる。


“犯罪がらみのヤバいお金ではないハズ”
と思うが全部連番であることを確認する。


二人には内緒にすることにして
“まずはあの死体を何とかしないと…”
と思う。







ミクはやつれ切ったマユを心配そうにしている。


側についてあげて
落ち着けるように声をかけて薬を飲ませて寝るように促す。


ミクはマヒロから
“マユの監視”
を依頼されていた。


警察に飛び込んだり自殺したりしたら、
ミクとマヒロにまで被害が及ぶことになる。


マヒロは全てを隠匿する計画と、
マユだけが捕まる計画両方を考えているという。


最後の手段としては
“マユを切り捨てる”
ことも仕方ないとミクに説明していて、
“完璧なシナリオ”
が必要だと言っていた。






マユの部屋にマヒロとミクが訪れる。


やつれているマユにマヒロはスープを作ってあげる。


マヒロはマユに
“私たちは運命共同体”
だと強調する。


マユは被害者であることを強調して、
ヒロを殺してしまったことを正当化して何としても逃げ切ると3人の意思を統一する。


マユは泣きながらマヒロに感謝の言葉を述べて、
逃げ切ることを決心した様子。


マヒロはマユが警察に駆け込む心配がなくなったことを確信して、
“私の1億2千万…”
とほくそ笑む。





マユはミクに健康ランドに連れて行ってもらい、
充分に休息をとってもらう。


その間にマヒロが死体の本格的な処理方法を調べる。


マユは3人の関係を思い出していた。


引っ越してきてから1年間経つが、
・犬グループ
・ベビーカーグループ
・幼稚園グループ
・小学校グループ
があり
3人はどのグループにも属していなかった。


その他の3人はお互いに分かり合える仲間になり、
かなり親密になっていた。


マユはヒロの件で
“親兄弟より、旦那より裏切ることができない”
と思うようになる。


ヒロの死体の本格的な解体をマユは進んで行う。


マユは全く怯む様子はない。


マヒロはそんなマユを見て
“やる気になってよかった”
とミクに話す。


オーブンでは焼けた合図の音がしていた。


・肉はブツ切りにしてクタクタになるまで煮込んでディスポーザー

・骨は高温でよく焼いて粉々にする


という作業だった。


マヒロは作業が上手くいくので
“私たちの自由と、私の1億2千万円は目の前よ”
と思う。


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イチジク(漫画) 7話のネタバレ

3人はそれぞれの夫を送り出してから、
夕飯の準備までは
“処理”
をしている。


それぞれ分業して
マヒロは力と度胸が必要な仕事を引き受けていた。


マユは内臓を洗ったり細かく切ったりなど
エグい仕事を引き受ける。


一番衰弱しているのはミクで
しきりに消臭スプレーを自身に振りかけている。


ミクは
“腐ったニオイがしみ込んで取れない”
と錯乱している。





マユの旦那はマユの異変に気付いていた。


“何かあるなら言ってくれ”
とキスをするが
マユは旦那を拒絶してしまう。


旦那は怒って家を出ていくが
マユは引き留めることができなかった。





マヒロはデパートでミクが使用していた芳香剤を見つける。


かなり高額ものだったので驚く。


店員がマヒロに気付き
おだてるため予想外の買い物をしてしまう。


マヒロは
“あの1億2千万には全てが終わるまで手を付けないって決めていたのに…”
と思うが
“戻そうと思えば貯金で戻せる”
という気持ちが勝って買い物を続ける。






その日
マユの旦那は初めて何の連絡もなしに帰ってこなかった。






翌日
作業を始めようと部屋に行くとカレーの臭いがしていた。


ミクが
“遅いよみんな”
と泣きながら
匂いを誤魔化すためにカレー粉を鍋に混ぜていた。


ミクは
“死んだ人間のニオイしなくて済む”
というが
マヒロは
“かえって気持ち悪い”
と慌てる。


ミクはかなり衰弱している。


マヒロは散財に歯止めがかからなくなっている。


マヒロが高価なバッグを即決で買うと
それを見ていたホストにナンパされる。


マヒロはホストクラブについていき
“こう見えても普通の主婦”
と言いながらも楽しく酒を飲む。


マヒロが夜遅くに帰ると
旦那に
“電話一本くらい入れるとか…”
と注意されるが
マヒロは
“私はお金あるんだから別にいい”
と思い全く反省していない。





マユの旦那は一回朝帰りを経験してから、
どんどん遅くなっていた。


それに反してマユは遺体の処理には慣れていく。


マヒロは
“そろそろ一回捨てに行かない?”
と骨の粉の処分方法の相談をする。


朝早くにランニングしているフリをして海に撒こうと考えるが、
行ってみると釣り人が沢山いて逆に女三人で目立ってしまう。


仕方なく
マヒロが自転車で人目のない橋まで行って速やかに撒き捨てることにする。


マヒロは
“あの二人役に立たない。早くキレイに始末してお金使いたい”
と散財を楽しむことで頭がいっぱいとなっている。


マヒロは派手にホスト遊びをするようになる。


マヒロは既にヒロの肉片を見ても何も感じなくなっていた。


マユは一度は慣れたと思ったが
旦那が帰ってこないのが心配になる。


“元の生活に戻るため”
に耐えていたのに
“元の生活に戻れない”
可能性を感じて耐えることが難しくなってきている。






ミクは旦那と風呂に入っている。


ミクは
“何にも食べれなくてどんどん痩せちゃってる”
というが
旦那はミクの体をベタ褒めしている。


旦那は
“何か辛いの?”
と尋ねると
旦那の優しい笑顔をみたミクは心が動く。


ミクは泣きながら
“アタシ…ほんとはね…”
と話し出す。


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