ギフト±(漫画) のネタバレ 8巻！

ギフト±(漫画) 8巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します！


8巻には66～75話が収録されています。


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ギフト±(漫画) 66話のネタバレ

「ゴキブリ」

リュウは加藤と初めて会った場所で加藤を待っていた。


子供の頃に行く場所がなく荒れていたリュウを、
加藤は必要として食事を御馳走していた。


それ以来
リュウは加藤を“先生”と呼んで慕うことになる。


加藤がやってくると
リュウは加藤に依頼されている
“潜入”
の仕事について話し出す。


リュウが加藤から命じられた仕事は
大陸系組織への潜入と無力化だった。


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ギフト±(漫画) 67話のネタバレ

「サヨナラ」

リュウはこのまま加藤の命令通りに
“潜入”
を続けるならば
環を殺害するという。


加藤はリュウに銃を向けるが、
リュウは
“先生に拾われた命、好きにすればいい”
といって落ち着いている。


リュウは環から得体のしれない恐怖を感じたという。


リュウは呉に目を抉られた時のことを話しだす。


“怒りに昇華できる恐怖はいい”
と言って呉には何倍にもして返したという。


しかし
環から感じた恐怖はこのままではいられないという。


“恐怖で生きられるのは奴隷だけ、そんなの死んだも同然”
として
環を殺害する意思は固い様子。


リュウは決断を加藤に委ねる。


加藤は発砲するが
リュウほ頬をかすめただけだった。


リュウは
“以前の先生なら今ので確実に俺を仕留めていたハズ”
といって去っていく。





環はタカシに犯されそうになった時のことを思い出していた。


“ぜんぜんドキドキしなかった”

“タクマ先生だったら”
と思い下腹部を疼かせる。






タクマの元には腎臓移植を依頼する患者が訪れていた。


タクマは桜田の言葉を思い出し、
環と内臓移植の関わりについて考えだす。


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ギフト±(漫画) 68話のネタバレ

「頼み事」

タクマは腎臓移植の依頼を気付いたら土下座して断っていた。


環のかかわりを考えると
これ以上は臓器移植ができないと思っていた。


タクマは桜田と廣瀬との待ち合わせ場所のカラオケに早めに行って、
一人で大量のビールを飲んでいた。


桜田が訪れると
タクマは臓器移植を断ったため殺される可能性を示唆する。


桜田は詳しい説明を促す。


タクマは英医院の火事直後のことを話しだす。


タクマは数人の男に捕らえられて、
目隠しをされて臓器売買グループの中心人物らしき男の元へ連れていかれたという。


そこで
環が叔父の遺体を切り刻んでいたことなどを秘密にする代わりに、
タクマに協力を要請する。


タクマに拒否権はなかった。


男は
“この国に新たな臓器移植ネットワークを構築する”
と言っていた。


医師不足の現状を説明して
タクマにその分野のプロになってもらいたいという。


タクマは研修医だったが、
失敗し放題で練習が可能と言われる。


タクマは仕方なく条件を呑むことにする。


タクマは今回初めて仕事を断ったことで、
自分の命を諦めていた。


桜田に
“環を救ってやってくれ”
という。


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ギフト±(漫画) 69話のネタバレ

「むなしい」

環の心臓の鼓動が少し早くなったため、
それをスマホで確認したタカシは念のため環の部屋に様子を見に行く。


環は部屋のベッドでタクマのことを思って自慰行為をしていた。


タカシは部屋のドアの前で環がタクマの名前を呼ぶのを聞いて、
呆然と立ち尽くす。


環はひと段落すると空しさを感じて、
タクマに会いたいと思う。





タクマと桜田の元に廣瀬が合流する。


タクマの現状を廣瀬が知ると、
逃げることを提案する。


桜田も廣瀬に賛成して
“あなたが逃げずに殺されれば、いったい誰が環ちゃんを救えるの？”
と説得する。


廣瀬は逃げ場所として
“人が行きたがらない場所、「戦場」とかかな”
と提案する。


廣瀬は仕事柄、
そういう場所に密入国するのは慣れているという。







タカシは環がタクマを想い自慰行為をしていたことを知り、
梨世を呼び出し甘えて慰めてもらっている。


梨世はタカシに情が移ってしまう。


タカシが寝ていることを確認して加藤に電話をかける。


加藤に
“ボスの曹が日本に来てタカシに会いたがっている”
と伝える。


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ギフト±(漫画) 70話のネタバレ

「愛国心」

タカシは曹に会いに行く。


高級レストランで二人は円卓に付き、
それぞれの護衛が取り囲んでいる。


タカシは曹の国が罪のない人の臓器を抜いていることを指摘すると、
曹は自分の国が一枚岩でないことを説明する。


曹は自分の国では、
自発提供の臓器が2000人分余っているという。


本来ならば大陸産の臓器は質で劣る上に、
臓器は鮮度が重要なため話にはならなかった。


加藤はそのことを指摘するが、
タカシは加藤を遮り曹に話を促す。


曹はタカシの手札を知っている様子。


“臓器の使い道は移植だけではない”
という。


タカシが研究に力を入れていることを知っており、
人体を造る技術
“再生医療の研究”
に使えることを提示する。


タカシは
“嗅ぎつけられていたか…”
と顔色を変える。


曹は
“再生医療は自分の国にも希望の光”
という。


しかし
曹の国には予算、労力、研究施設など全てが不足していた。


曹の提案は
“内臓を提供する代わりにその研究成果を共有する”
というモノだった。


曹は
“次あうときはいい返事を期待している”
といって席を立ちあがる。


去り際に
“今度はあの子も連れてきてほしい、お人形さんみたいな環ちゃんだっけ”
という。


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ギフト±(漫画) 71話のネタバレ

「犬」

梨世は環の心臓を調べてもらった人からデータを受け取る。


データはパスワードでロックされていたため電話で聞くと
“このネタ1000万でも安い”
と言われたため会いに行くことにする。






環は交番に貼ってあるタクマの写真について、
交番にいる警官に話を聞いてみる。


警官は対応するが、
環の素性を聞くと環は帰ってしまう。






タカシと加藤は帰ってから曹との会合について話している。


加藤は
“ゴミを寄付した挙句に成果だけ共有は虫が良すぎる”
というが
タカシは
“ゴミの山が宝だということもある”
という。


現在の再生医療では
角膜、骨髄、皮膚など単純な期間はメドが立っている。


しかし
手足や臓器は複雑な毛細血管があるため作ることができない。


そこで
古い臓器を元に
“キレイな細胞骨格”
を取り出して利用する方法があるという。


その方法だと臓器の鮮度は重要ではない。


その方法だと自分の細胞で臓器を造るため、
移植の問題点の拒絶反応は出ないという。


研究は数をこなす必要があるため、
曹の申し出は決して悪い話ではなかった。


加藤は納得して一度警察に戻ろうとするが、
帰り際に“犬”の心当たりが無いか尋ねる。


タカシは梨世のことを思い浮かべるが
その場ではいないとこたえる。


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ギフト±(漫画) 72話のネタバレ

「ほんとの事」

タクマは廣瀬に用意してもらった偽造パスポートで出国することになる。


タクマは礼を言うが
廣瀬はひと段落したら記事にするから自分の為だという。






タカシは警察に向かう車の中の加藤に電話して
“梨世を徹底的に洗ってほしい”
という。





梨世は環の心臓を調べてもらった男と会っている。


セックスの最中に油断させて
刃物で胸を突き刺して殺害する。


教えてもらったパスワードで環の心臓のデータを見ると
“確かにこれはヤバい代物かも…”
と思う。


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ギフト±(漫画) 73話のネタバレ

「取引」

加藤は梨世の経歴をタカシに報告する。


梨世は日本産まれの日本育ちではあるが、
両親は大陸系だった。


大学卒業後に
３年間の空白期間があった。


その間に大陸にいた可能性があるが、
まだ裏はとれていないという。


タカシは梨世が曹のスパイであると思い、
梨世のスパイの証拠を固めて取引に有効利用する方針にする。






加藤は警察署内で同僚の雑談が耳に入る。


“はやぶさたくま”
について
女子高生が交番で警官に話かけてきたという。


加藤は
“環さんがタクマを探している!?”
と思うと
背後から桜田に話しかけられる。


二人は軽い挨拶を交わすだけだった。


桜田が加藤に話しかけたのは
“はやぶさタクマ”
に対する加藤の反応を見たかったからだった。


桜田は加藤の反応から
“タクマが既に海外に逃亡している”
ことを知らないと確信する。


桜田は環が現れたという交番周辺を調査することにする。






環は誰かにつけられていることに気付き、
人目のない路地に誘い込みスタンガンを構える。


つけてきたのは同じ制服の女子生徒で、
環は見覚えがある子だった。


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ギフト±(漫画) 74話のネタバレ

「同じ側」

環をつけていた女子せえいとはサユリといって、
環を犯そうとした集団の主犯格だった。


環は変わり果てたサユリの話を聞くことにする。


サユリは変わった理由は学校で虐められているが、
それ以上に父親から犯されたからだという。


サユリは環に
“父親を殺すのを手伝ってほしい”
という。





梨世は殺害した男の処理を専用の仕事人に頼んでいた。


処理に来た男は何も聞かずに金を受け取ると作業に取り掛かる。


梨世に対して
“ただの仕事だ”
といって詮索しないことを強調する。


梨世は
“あなたはこれからもちゃんをこの世界で生きていける人間だわ…”
という。


その言葉は首を突っ込み過ぎた自分自身への皮肉だった。


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ギフト±(漫画) 75話のネタバレ

「女子高生」

加藤は桜田と環が会うことを懸念する。


タカシに報告すると
タクマの殺害を示唆されて加藤は了承する。


電話を切った後
“タクマを殺しても環の中からは消せない”
と惨めさを感じていた。






環はサユリに家に案内される。


サユリは
“まだお父さん帰ってこない”
といって家にあげて詳しく事情を話す。


母は
“他の男と暮らす”
といって出て行ったという。


部屋の中を見た環は
“飼育小屋”
という印象を受ける。


サユリは父の経歴を話し出す。


父は18の頃に不良で
若い女性を監禁して輪姦した挙句に殺害していた。


死亡した女性をコンクリートに詰めて捨てたのだという。


最近出所してきて、
サユリを犯して“その時の事”を思い出して興奮するのだという。


父は
“俺はもう女子高生じゃないと興奮しない”
といってサユリを犯しながら
“嫌なら代わりを連れてこい”
といったという。


環の背後にはいつの間にか裸の男がたっている。


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ギフト±(漫画) 8巻の感想

リュウはただのチンピラじゃなかった!?


加藤に命じられた大陸系組織を内部から破壊するスパイだと判明しました。


リュウはこれまでは小物感全開だったので、
それの反動でかなりカッコイイキャラになりました。


リュウを殺せなかった加藤の葛藤も魅力的です。


リュウは今後も加藤の命令を勝手に実行しつつも環を狙うということかもしれません。


リュウは本気で加藤に恩を感じている様子だったので、
決別したからといって大陸系組織の味方になり加藤たちの邪魔をするとは思えません。


リュウが再登場する時は環が大ピンチの時かもしれませんね。


加藤はタカシにリュウの存在を知らせていなかったため、
タカシはリュウと会った時に完全に敵だと思っていました。


“敵を欺くにはまず味方から”
という古い言い伝えを加藤はしっかりと守っています。


リュウの功績をおさらいすると

・大陸系臓器密売組織のトップ呉の殺害

・タカシの叔父を利用していた組織の末端の壊滅

・政治家の松川の処分

で確かにタカシたちにかなりのメリットをもたらしています。


加藤にとってはかなり優秀なコマを失ってしまうことになります。


代わりのきかないコマなので、
リュウを失った損失を加藤がどんな埋め合わせをするのかも注目です。






タクマは海外の戦場で医者をするため
長期離脱かもしれません。


加藤たちもわざわざ海外の戦場まで追ってはこないでしょうね。





環の心臓のヒントが出てきました。


“再生医療”
によってつくられた可能性が濃厚になってきます。


それならば
環の細胞から造られた心臓のため拒絶反応が無いのも説明がつきます。


環は再生医療の実験で自分の細胞から造った心臓を移植されたのかもです。


その場合
“細胞骨格は誰の心臓からとったの？”
とういう事になります。


“細胞骨格”
を取るだけならば鮮度は重要ではないとタカシは言っていました。


ということは
“環の心臓の細胞骨格の元となった心臓は「真琴の心臓」”
となるかもしれません。


環は真琴が死亡した後に造られた子です。


正が真琴の心臓を保存していても不思議ではありません。


真琴の娘である環に
“真琴の心臓を細胞骨格とした心臓”
を移植するのは自然だと思います。


これらは推測にすぎませんが、
環の心臓の秘密が明かされるのが楽しみです。


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