かんかん橋をわたって 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


1巻には1~5話が収録されています。


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かんかん橋をわたって とは?

出版社:ぶんか社
発売日:2015/9/28
作者 :草野 誼

住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、
上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。

ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。

町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。

あの人は『おこんじょう』だから」とは?

恐ろしさに身震いが止まらない! 嫁と姑の千日戦争!


かんかん橋をわたって 1話のネタバレ

「川東いちのおこんじょう」

萌が住んでいる町は
桃太郎川を挟んで川東、川南、山背に分かれていた。


萌は川南に住んでいたが、
川東にある街に嫁いできていた。


川東と川南を繋ぐ橋は
“かんかん橋”
と呼ばれている。


萌の育ての母はいい事があったら
“お嫁に行ったら全部「川東の」という言葉をつけなさい”
と萌に教えていた。


そうすることで川東の人は悪い気はしないハズだといい、
萌もそう思っていた。


夫の早菜男は物腰の柔らかい男で夫婦仲はいい。


朝食のご飯を炊くのは萌の仕事だったが、
なぜか毎日パサパサになり義姉と義父は文句を言っていた。


そんな萌を義母は庇っていた。


その家は義母の一言でどんな問題も収まっていた。


萌も
“早菜男の優しさはこの人からもらったのだ”
と義母を慕っている。


萌が夜にトイレに立つと
濡れたタオルが顔にあたり悲鳴を上げる。


義母は申し訳なさそうに
“乾燥するから濡れタオルかけといた”
という。


萌は
“オバケかと思った”
とおどけると早菜男は和んで笑って見せる。


萌は嫁いできて一年半たっていた。


萌が川南出身であることは、
近隣住民も知っていた。


萌は近隣住民の視線を冷たく感じていたが、
母の言いつけ通り
“川東の~”
という言葉をつけて何かを褒めるのは続けていた。


食卓の話題で
義父が柚餅子が好きだというので萌は作って外に干しておいた。


いつの間にか廊下に濡れタオルと共に取り込まれていた。


義母が言うには柚餅子は霜にあたるのが良くないのだという。


萌は
“濡れタオルの側で大丈夫かな?”
と心配しつつもそのままにする。


義母は萌に
“「川東の」という言葉はみっともない”
と注意していた。


萌の柚餅子はカビが生えてしまう。


よく行く商店の女店主が萌に
“あんた大丈夫なの?”
と話しかける。


女店主は萌がいつも店を褒めるのを
“嬉しい”
といって柚餅子をいくつかタダでくれる。


川東の人間はプライドだけが高く、
萌のように優しい言葉をかけてはくれないのだという。


女店主は
“きっといいお母さんに育てられたのね”
というと萌は嬉しくて涙を流す。


女店主は
“家で虐められてない?”
と心配する。


女店主が言うには、
義母の不二子は
“川東いちのおこんじょう「意地悪」”
なのだという。


萌は普段の義母の様子から信じることができずに、
女店主に怒り柚餅子を突き返して帰ってしまう。


その夜
萌は深夜にトイレに行きたくなる。


他の人を起こさないようにそっと歩くと、
義母が炊飯器に何かをしていた。


義母は炊飯器にタオルをつけて水を吸い取っていた。


そのタオルを廊下に干してにやついて寝室へ戻っていった。


萌は一部始終を見ていた。


翌朝
いつも通りのパサパサのご飯に、
義姉と義父は文句を言っているが萌はそれどころではなかった。


女主人の
“あの人は川東一のおこんじょう”
という言葉がこだましていた。


義母は何食わぬ表情をしている。


萌は
“この人はいったい何なんだろう?”
と思う。


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かんかん橋をわたって 2話のネタバレ

「母と義母」

萌は父が亡くなった日の事を思い出していた。


容態が悪くなり電話を気にしていたが、
なぜか萌の携帯は見つからなかった。


家の固定電話は義姉がずっと使っていた。


義姉は仕事を付いていない上に家事もしていない。


近くの商店で電話を借りに行ったときは、
父は既に息を引き取った後だった。


義姉の友人と思わしき電話相手との会話で
“えんじ色のダッフルコート”
という言葉が印象に残っていた。


しばらくは悪夢で
“えんじ色のダッフルコート”
が何度も出てきていた。





いつもの商店に買い物に行くと、
萌を見ると近所の主婦が怒っていた。


女主人はその主婦に
“やめときなよ、あの子は何も悪くないんだから”
という。


主婦によると
義母が朝に道路に水を撒いたせいで氷結して、
そのせいで転んで骨を折るケガをしてしまったのだという。


萌は
“そんなことをして義母に何の得が?”
と疑問に思うが
女店主は
“あの人にはそれが楽しいのよ”
という。


萌は自分の携帯が出てきた時のことを思い出す。


父の葬儀の後に
思いがけないところからひょっこりと出てきたのだった。


たとえ話でそういうことをするのかと女店主に尋ねると、
女店主は
“そういうことはしない”
というので萌は安心する。


氷のことを主婦に謝り萌は帰っていく。


話を聞いていた主婦が義母について
“その日が大事な日ならあの人はやる”
というと
女店主たちも頷く。


萌が家に帰ると
早菜男がお土産に川南のパン屋で萌が好きなパンを買ってきていた。


萌は早菜男にお礼を言って気分が良くなる。


義姉と義母は翌日にお芝居に行くというので機嫌が良さそうにしている。


義母は明日着ていく衣装を選んでいると言って、
“えんじ色のダッフルコート”
を着て萌の前に現れる。


萌はそれを見て全てに気付く。


父が死んだ日に義姉が電話をしていた相手は義母で、
義母は萌の携帯を使用していたのだった。


それを察知した萌の表情を見た義母は薄ら笑いを浮かべる。


萌は
“あんな人が早菜男の母だなんて信じられない”
と愛おしそうに川南の夜景を見つめる。


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かんかん橋をわたって 3話のネタバレ

「嫁姑番付」

萌は義母の正体を知ってしまい眠れずにいた。


何も知らない早菜男に打ち明けたくなるが、
そのまま何も知らずにねかせてあげたい気持ちもあった。


萌は食欲がなくなっていき、
早菜男は心配している。


商店の女主人は萌を心配する。


萌が
“義母の焚く柔らかいご飯が苦手”
というと
女主人は
“何をされても顔に出しちゃダメ、余計に付け込んでくる”
とアドバイスをする。


女主人は親身に話を聞き元気づけようとする。


川南で拾ったという縁起物の花を萌に渡す。


帰り道に権藤木という主婦が
“その花私のだ”
といって話しかけてくる。


権藤木は
“あなた今嫁姑番付4位よ”
と言って去っていった。


萌は家に帰ると女主人の言葉を思い出し顔に出さないようにしている。


早菜男は食欲のない萌を案じない家族に怒りをぶちまける。


早菜緒は
“何か悩んだいることでもあるのか?”
と萌に尋ねると
萌は咄嗟にご飯に味噌汁をかけて
“こうして食べたいけど行儀が悪いからできなかった”
といって誤魔化す。


早菜緒は
“遠慮しなくていい”
といって安心する。


萌は
“打ち明ける絶好の機会だったのに”
と先ほどの行為を悔やんでいる。


落ち込んで川辺に座っていると権藤木が話しかけてくる。


権藤木は
“この世で私だけが不幸という顔をしている”
といって
近所の主婦の複雑な家庭事情を説明して
“それでもランク外”
という。


萌は昨日の
“嫁姑番付”
について尋ねる。


川東の女ならだれでもそれを知っているのだという。


帰り道に
近所の年配の主婦たちが萌に
“柔らかいご飯対策”
の知識やおかずを渡してくる。


萌は知らない人から声をかけられて戸惑っている。


主婦の一人が
商店の女主人から萌のことを聞いて気の毒に思いそれぞれ対策を考えてくれたのだという。


萌は川東の全てを嫌いにならずに済む。


権藤木は
“それがあなたが4位の理由”
という。


義母が“川東いちのおこんじょう”のため、
他の主婦が同情して優しくしてくれるためだという。


権藤木は
“たった一人で苦しんでいる人もいる”
という。


萌は
“私と同じ悩みを可会えた人がいる”
と思い
権藤木に
“3位のひとにあわせてください”
と頼む。


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かんかん橋をわたって 4話のネタバレ

「ぬかるみの中から」

萌は権藤木の案内で3位の美津井に会いに行く。


道中にやじ馬が集まっているのを発見して尋ねてみる。


やじ馬の男は
“この近所の人じゃないね?”
といって
いつも通りに火の見櫓に老婆が昇っているのだという。


そのたびに地元の消防団の男が助けに行くという。


権藤木の指示で
萌は使い古したタオルとシーツを持ってきていた。


美津井の家のチャイムを押すと、
美津井は快く二人を出迎える。


萌のおみやげを美津井はありがたがる。


美津井は舅の世話で忙しそうにしているが悲壮感はうかがえない。


美津井は舅の介護を楽しそうに話す。


権藤木は姑が舅の世話をしないこと指摘すると、
美津井は
“力仕事だから仕方がない”
という。


姑は感謝の気持ちを込めて生け花を作ってくれるのだという。


美津井が舅に呼ばれて席を外すと、
萌は自分と比べて自分の家を悲観する。


権藤木は全てを知っているため、
そうは思っていない様子。


しばらくすると
姑が外出から帰ってきた様子。


帰ってきたのは先ほど火の見櫓に登っていた老婆だった。


入れ違いで萌たちは帰ることにする。


萌は帰り道に権藤木に美津井家について質問する。


権藤木は火の見櫓をよく見るように言う。


よく見ると布のようなものがいくつも撒かれていた。


それらは美津井の服なのだという。


萌がそんなことをする理由を理解できずにいると、
権藤木は
“嫉妬”
だと説明する。


姑は舅の世話をできないため、
美津井に嫉妬してやってしまうのだという。


日頃は抑えているようだが、
その日のように曇り空の日は感情が噴き出して夢中でやってしまうという。


萌は意を決して火の見櫓に走っていき登りだす。


雨が降ってきてたため
権藤木は
“付き合いきれない”
という。


萌は一着だけ捕れた服を美津井に届けると、
美津井は
“一番好きなワンピース”
と言って泣いてお礼を言う。


権藤木は萌に
“自分よりも不幸な人を見て気分がいいでしょ”
といって自分は萌といると気分がいいという。


萌は権藤木が5位だということに気付く。


権藤木は萌にいろいろ教えた理由を
“自分より不幸な人が見たかっただけ”
と言って去っていく。


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かんかん橋をわたって 5話のネタバレ

「小さな勝利」

早菜男が萌あてに萌の母から荷物が届いたと言って持ってくる。


中には丁寧に作られたパッチワークの小物が入っていた。


萌を元気づけれるメッセージ付きで、
血の繋がりが無いのに萌に優しい母を思い出す。


萌が手伝いをしている日出子の店でも、
パッチワークの小物を扱っている。


日出子の作ったパッチワークは、
萌の母のものに比べて雑な作りだった。


萌が家に帰ると
義母と義姉が萌が母から送られてきたパッチワークの小物を勝手に出して萌を待っていた。


義母によると義姉が萌の部屋から勝手に出してきたのだという。


義母は
“困ったことになった”
と言っている。


義姉は
“萌が日出子の店から勝手に持ってきた”
と主張し
義母もそのことを
“困った”
と言っている。


萌は
“私が盗んだというの?”
と激怒する。


言い合いになり埒が明かないため
日出子に来てもらい店の商品化を確かめてもらうことにする。


萌は日出子の商品の質は母のものよりも悪いため一目瞭然だと思っていた。


しかし
日出子は
“私が作ったもののように見える”
という。


萌は呆れるが
“日出子は川南の人間のため無駄にプライドが高く、母のパッチワークの品質にプライドを傷つけられた”
と察する。


萌は
“早菜男が中身を見ているハズ”
という。


しかし
義母の表情で段ボールを勝手に開けたのは早菜男ではなく義母だと気付く。


全ては萌を泥棒に仕立て上げるための、
義母の策略だと理解する。


早菜男の帰宅を待っている間に萌考える。


早菜男が中身を見ていようがいまいが、
萌のことを早菜男が信じなかった場合この家にいる理由は無いと思い気が楽になる。


早菜男が帰ってくると
“萌の母がついさっき完成させた”
という見事なパッチワークを持ってくる。


パッチワークは萌が母が作ったモノと主張するものと酷似している。


早菜男は萌の母からメッセージがあり手に書いてあると言って読みだす。


“正直な子でむやみに人を疑ったり見栄を張ったりしないのがとりえです”
といって早菜男は手を洗いにく。


義母は日出子と義姉の主張が間違っていたと言って、
日出子に萌にバイト代をちゃんと払う事と、義姉に人の部屋に勝手に入らないことを言いつける。


萌は早菜男にお礼を言いに行くと、
早菜男はパッチワークを渡されただけだったと判明する。


手に書いてあったのは全く違いう単語で、
先ほどの言葉は萌が嫁いだ時に聞かされたことを言っただけだという。


萌は母からもらったパッチワークを枕元に飾り
“今日の気持ちを忘れないようにしよう”
と思う。


義母は面白くなさそうな表情をしている。


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かんかん橋をわたって 1巻の感想

義母のような人間は、
誰もが人生で一人くらいは出会ったことがありますよね。


そういう人間の思考回路は全く理解できません。


自ら憎しみを生み出す行為をして何が楽しいのでしょうか…


友だちいなくなって寂しいだけだと思いますが、
そういう人は
“ソシオパス(反社会性人格障害)”
といってちゃんと名称があります。


有名な
“サイコパス”
とは違うのでご注意ください。


私はそういう人と出会うと
“ソシオパス友達がいないで可哀そうな人なんだ”
と同情するようにしています。


同情すると多少嫌なことをされても
“可哀そうな人だからしょうがない”
と思い少しだけ不快感は緩和されます。


そういう人はさりげなく距離を置くのが一番ですよね。


萌は本当に気の毒です。


早菜男は本当にいい人なので
思い切って義母たちと縁を切れないもの逆に可哀そうだと思います。


早菜男を上手く説得して、
川南で萌の母と一緒に住めれば一番いいのですが早菜男は自分の母をどのくらい知っているのか気になります。





嫁姑番付という、
如何にも閉鎖された田舎らしい言葉が出てきました。


今のところ3、4位のみ家庭事情が明らかになっています。


5位の権藤木は萌や美津井以下なので、
あまり確認する必要性は無いかもしれません。


やはり1、2位が気になりますね。


3位と4位にはかなり差があるように感じました。


3位の美津井は
“ボケ老人二人の相手をする”
というかなりヘビーなものです。


舅の世話のため
24時間やすらぐ暇がありません。


そこにさらに恩を仇で返すような姑の精神攻撃があります。


それに比較すると萌は割と自由に出歩けて、
近所の主婦たちから優しくしてもらえています。


さらに萌はいざとなったら川南に帰ってしまっても、
“あの家で意地悪されたからしょうがない”
と近所の人は理解してくれるでしょう。


仮に美津井が実家に帰ったら
“要介護老人を殺す気か!?”
と近隣住民から責められてしまうと思います。


3位の美津井はかなりきつそうですが、
それよりスゴいはずの1、2位がいつ出てくるのか楽しみです!


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