透明なゆりかご 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


1巻には1~7話が収録されています。


⇒ドラマ版の1話~最終回までのネタバレはコチラ♪


⇒無料で「透明なゆりかご」を読むならコチラ♪
※試し読みと違い1冊丸ごと読めます!





透明なゆりかご 1話のネタバレ

「命のかけら」

×華は高校三年の夏休みに産婦人科医院でバイトをしていた。


×華は准看護科に在籍していたので、
来年に准看護師になる。


見習いなので注射器などの医療行為はできず、
簡単な雑用と介助を行う



ナースキャップではなく三角巾をつけている。


×華はアウス(人工妊娠中絶)の手伝いに呼ばれる。


医師に日本の3大死亡原因の本当の一位は
“アウス(人工妊娠中絶)”
であると告げられる。


手術中は×華はライトの調整などをする。


オペは10分ほどで終わる。


×華は取り出した胎児の後処理を任される。


×華は術後の妊婦の顔を見ることができず、
胎児を速やかに別室へ連れていく。


胎児はピンセットでつまめる程度の大きさだった。


まだ人の形をしていない。


所定のケースに入れてしっかりと封をする。


業者が毎日やってきて火葬してくれる。


その日は3体だった。


×華は気に留めず淡々と作業をする。


“おめでとう”
と言ってもらえない命が思っていたよりもたくさんあることに気付く。


×華は3日しか働いていないが、
ヘビーな仕事内容のため辞めたくなる。


翌日
自然分娩の立ち合いをする。


アウスを行ったのと同じ場所での出産となる。


妊婦は興奮状態のため
×華は殴られてしまう。


無事に男の子が生まれる。


×華は新生児誕生にたちあい感動して涙を流す。


“消える命と生まれる命が交錯する場所”
なのだと思う。


×華はアウスの後処理を淡々と行う。


産婦人科は毎日が新生児誕生の喜びであふれているものだと、
バイトをするまでは思っていた。


“輝く命と透明な命”
はどちらも大切なものだと×華は思う。


⇒無料試し読みはこちら♪
※「透明なゆりかご」で検索です



透明なゆりかご 2話のネタバレ

「野良妊婦」

×華がバイトを始めて一週間。


出勤すると昨晩からの分娩が終わってない妊婦がいた。


看護師たちは
“カイザー(帝王切開)にしてほしい”
とボヤいている。


妊婦は駆け込みでやってきた野良妊婦だった。


無事に出産を終えるが
新生児はDM児(新生児糖尿病)だった。


妊婦の田中は看護師の指示に従わず勝手に出歩こうとする。


新生児の処置に追われているうちに田中は姿を消してしまう。


×華はDM児の対処をするが、
ほかの新生児と比べて泣かないし動かないので不安になる。


翌日
DM児の血糖値は安定したため×華は安心する。


田中と相手の男がやってきて揉めていた。


会話から不倫でできた子供だと判明する。


×華は揉めているだけで
新生児のことを全く見ない二人を嫌悪する。


看護師たちも
“不倫は本当にタチが悪い”
といっている。


相手の男は退院指導などは拒否して、
出産費用も踏み倒す様子。


田中だけになるが虐待が心配なので児相に相談しようかと話題になる。


田中に実際に赤ちゃんを抱いてもらうと、
田中は大事そうに抱きかかえ
“ごめんね”
と何度も赤ちゃんに謝る。


退院する頃には田中は元気になっていて、
×華も安心して送り出す。


しかしそれ以降
田中は病院に現れなかった。


×華は田中の赤ちゃんが死亡したことを病院の看護師から聞かされる。


添い寝の搾乳中の事故だと新聞に載っていた。


看護師たちは虐待の可能性を話し合っている。


×華は事故だと信じている。


乳児の窒息は少なくない。


そのうちの5割は添い寝と言われている。


“赤ちゃんは愛情に包まれて死んでいったんだ”
と思う。


⇒無料で「透明なゆりかご」を読むならコチラ♪
※試し読みと違い1冊丸ごと読めます!






透明なゆりかご 3話のネタバレ

「保育器の子」

病院の出入り口に紙袋が置かれていた。


中には生まれたばかりの新生児がいたためすぐに保育器に入れる。


×華は世話を任される。


軽すぎる体重に驚いたが、
とても可愛かったので×華はその子に夢中になる。


×華以外の看護師たちの間でも可愛いと評判だった。


とても静かな子だったので
“静ちゃん”
と呼ぶことになる。


静は他のこと比べて手がかからないので×華はますます気に入る。


“私なら絶対捨てない”
と捨てた親に憤りを感じる。


静は保育器から出られる大きさになったため、
×華は喜ぶ。


静の親族らしき人達がやってくる。


生みの親は高校生だった。


貧血が酷かったため近所の病院にいったら、
“出産後の後産”
と診断されたという。


両親に問い詰められてやってきた様子。


高校生の話を聞くと
“近所のゴミに出すつもりだった”
などいっていたため、
×華は
“なんでこんなヤツが母親なの?”
と激怒する。


静を連れてくるが
“見せないでよ”
と乱暴に扱う。


父親は
“いい加減にしろ
 そんなに自分の子を始末したいか”

と殴って激怒する。


両親は病院に謝り自分たちで育てるという。


高校生は周りに当たり散らしている。


静は高校生の両親に引き渡すことに決まる。


両親は毎日病院を訪れて
“かわいい”
といって静をみている。


高校生は一度もきていない。


静の引き渡しも無事行われる。


静は両親に養子縁組して
高校生の妹ということになる。


×華はどうしても腑に落ちないため、
自転車で高校生に会いに行く。


“一言いってやりたい”
と思っていたが、
隣町だが自転車でも結構な距離があることに気付く。


ビルの死角など、
静を捨てる場所はいくらでもあったことに気付く。


×華は
“どんなにひどい母親でも
 「見えない愛情」
 子供に持っているのではないか…”
と思う。


新生児を捨てるのは間違った行動だが、
“子供の命をこの世に残したい”
と思ったのではないかと
×華は推測して泣きながら帰る。


⇒無料試し読みはこちら♪
※「透明なゆりかご」で検索です



透明なゆりかご 4話のネタバレ

「胎児の光」

×華はアウス患者が多いことに疑問を感じていた。


“なんでみんな「めんどくさい」って避妊しないのかな?妊娠した方が絶対メンドくさいのに”
と思っている。


道を歩いていると偶然中学の後輩にであう。


後輩は病院に行くというのでお見舞いかと聞くと、
中絶の相談に行くという。


×華は唖然とするが
12週間も経っていることを聞いて早めに受診することを勧める。


妊娠を聞かされた途端に彼氏とは連絡が取れなくなったという。


×華は親の承認が不要な病院を紹介する。





×華が病院で勤務していると
大宮という2カ月前にアウスをした女性が揉めていた。


大宮は体調不良のため先生と直接話がしたいという。


ベテラン看護士が対応するが
大宮は怒鳴り散らしている。


とりあえず点滴を打ってもらうことにする。


大きな音が聞こえたため駆けつけると
小さい子供が血を流して倒れていて、母親が泣いている。


事情を聴くと大宮は子供を蹴り飛ばして走り去っていったという。


×華は大宮を探しに行くと、
近くの保育園に大きな石を片手に乗り込もうとしていた。


×華は慌てて大宮を止めに行く。


大宮は
“眼に入る子供も全部憎くてしょうがない”
という。


中絶する際に
“誰も産んで欲しい”
と言ってくれなかったと泣いている。


男の子の怪我は幸い軽かったため、
事情をはなしたら大事にならずに済む。


×華はアウスの後処理の仕事をして、
エタノールに入った胎児を見ている。


エタノールに入ると胎児は鮮やかな朱色になって光り輝く。


×華は
“もう死んでいるのにキレイだ”
と思う。


⇒無料で「透明なゆりかご」を読むならコチラ♪
※試し読みと違い1冊丸ごと読めます!






透明なゆりかご 5話のネタバレ

「透明な子」

×華のともだちのカナが病院に訪れる。


カナはまだ小学生だった。


カナと×華は近所の本屋で知り合った。


カナは漫画禁止のため、
よく親に内緒で立ち読みをしていた。


カナの家庭は実の父とは離婚していた。


現在は再婚して義理の父と母と三人暮らしをしている。


×華はビニールに入った衣服をゴミだと思い処分しようとするが、
看護師に止められる。


カナの衣服で性的虐待と思われる傷があったため、
調査のために預かったのだという。


セカンドレイプを防ぐために
カナへの接触には細心の注意が必要となる。



×華はカナと知り合いだが
私情を持ち込むのは厳禁だとベテラン看護士に制止される。


数日後
カナの両親が一緒に病院に訪れる。


義父は激怒しながら警察の介入を拒んでいる。


病院はカナの傷の治療に専念するといって帰ってもらう。


カルテを調査していると
カナに対する性的暴行は慢性的なものだと明らかになる。


×華はカナの様子がおかしかった時のことを思い出す。


本屋でいつもの漫画ではなく
保健の本を熱心に読んでいたことがあった。


×華が声をかけるとカナは驚いて逃げてしまった。


×華はカナに性的暴行をした相手の見当がついてくる。


カナが病院に来た時に×華は話しかける。


×華はカナは何も悪くなくて、
世の中には悪い大人がいることを教える。


カナは性的暴行をした相手が
今の父であることを打ち明ける。


病院の一室で
カナは母に全てを打ち明ける。


母が再婚してから幸せそうだったため、
いう事ができなかったという。


×華はコンプライアンス違反として始末書を書くことになる。


ベテラン看護士によると
今回のケースは表ざたになっただけいい方だという。


再婚相手が子供に手を出すのは珍しくなく、
他にももっとひどいケースはいくらでもあるという。


カナの義父は警察に通報しないことを条件に、
離婚に同意したという。


カナが心身ともに回復し
心から笑えるようになるのは7年も経った後だった。


×華は
“もっとしっかり向き合って
 「透明な子」にしないように
 その存在に気付いてあげよう”

と思う。


⇒無料試し読みはこちら♪
※「透明なゆりかご」で検索です



透明なゆりかご 6話のネタバレ

「母性について」

×華が病院に行くと永田という出産したばかりの女がトラブルを起こしていた。


永田は自分の新生児と他人の新生児を取り替えようとしたという。


“自分の子じゃない、育てたくない”
と喚いていた。


相手の女性には永田の家族が土下座して謝り示談にしてもらったという。


永田は不妊治療までして授かった子供だったため、
×華は疑問に思っていた。





×華の見覚えのある後藤という女性が、
妊娠したため病院に来ていた。


後藤は半年前お腹に赤ちゃんがいる状態で、
赤ちゃんが死亡してしまった。


カイザーで取り出した赤ちゃんは一見ごく普通の赤ちゃんだった。


死亡した原因は不明だという。


後藤の家族は
“こんなにつらい思いをするならもう子供はいらない”
といって病院を去っていった。


×華は
“どんな心境の変化があったのだろう”
と思う。





偶然道で会った時に×華は後藤に話しかける。


後藤はみんなから

“残念ね”

“かわいそうね”

と言われることで
子供が存在したことを否定されたような気になったという。


後藤は子供の死によって命の重さや大切さが身に染みたという。


それを教えてくれた子供のためにももう一度子供を作る決心をしたという。


後藤の出産はハイリスク妊娠として扱われたが、
無事に終えた。


後藤は
“やっとこの日が来た”
と泣いて喜ぶ。





×華は
“母性は常に変化する”
と二人の女性を見て思う。


無限の愛情が広がることもあるし、
深い悲しみに染まることもあると実感する。


⇒無料で「透明なゆりかご」を読むならコチラ♪
※試し読みと違い1冊丸ごと読めます!






透明なゆりかご 7話のネタバレ

「小さな手帳」

×華の小学生の頃の友達にミカという子がいた。


ミカは常にボロボロの服を着ていて虐められていた。


×華は8年ぶりにミカと病院で再会する。


ミカのカルテを見ると
今でも家族と上手くいっていないことが伺える。


ミカと×華は仲が良かったため、
ミカは×華とリラックスして会話している。


×華は
“急に転校したじゃん?”
というと
ミカは
“転校したことになってたんだ…”
と失笑する。


ミカは母子手帳を取り出して見せる。


しっかりと書き込まれていた。


ミカは何冊でも描いて子供が大きくなったら見てもらうという。


ミカはボロボロの母子手帳を取り出して、
自分が子供のころに母がつけたものだという。


その手帳のおかげで生き延びれたとミカはいう。






×華は小学校時代
授業についていけず落ちこぼれだった。


母は×華を恥じて
“恥ずかしいことしないで”
と怒鳴るのが口癖だった。


勉強も集団行動もできないため
×華は虐められていた。


×華は虐められているミカを助けたことで、ミカと仲良くなった。


ミカは母親から虐待を受けていた。


母親は男の子を望まれていたが、
女の子のミカが生まれてきたからだった。


ミカは
“私の宝物”
といって×華に母子手帳を読んで聞かせていた。


とりとめのない内容だが
母がミカを思う気持ちで満ちている内容だった。


ミカは辛いことがるといつも手帳を見ていたという。


手帳のおかげで
“母にどんなことをされても愛されている”
と思えた。


ミカの家に弟が生まれるとミカは本格的に
“いらない子”
の扱いを受けてしまう。


食事は犬と並んで床で食べていた。


個室は弟のものとなり
ミカは庭の倉庫で眠っていた。


母に母子手帳を捨てられてしまったことで、
ミカの心の糸は切れてしまう。


ミカは弟がハサミで遊んでいるのを
“危ない”
と注意してその時に弟は手を軽く怪我してしまう。


それを見た母親は激怒して、
ハサミをミカの顔に突き立てる。


ミカは気を失って目を覚ますと
児童相談所に保護されていた。


ミカは男性依存になり、
男と付き合うとすぐに妊娠して逃げられるというのを繰り返す。


金が無く自分が嫌になり自殺を考えていたとき、
母が死んだという連絡が入る。


母は離婚していて、
再婚相手の男からの連絡だった。


男は母の遺品を見せてくれた。


華族写真があったが
ミカの顔だけ黒く塗りつぶされていた。


ミカは
“こんなに私の事キライだったんだ”
と愕然とする。


しかし
捨てたはずのミカの母子手帳が出てくる。


ミカは母子手帳を呼んで
母に愛されていたときはあったということを思い出す。


ミカは母を許せないが、
全部をキライになれないという。


ミカは無事に女の子を出産する。


×華は自宅で自分の母子手帳を探し出す。


恐る恐る中を見ると
母の×華に対する愛情で満ちていた。


“この小さな手帳は母と子だけの愛で満たされている”
と×華は涙を流す。


⇒無料試し読みはこちら♪
※「透明なゆりかご」で検索です



透明なゆりかご 1巻の感想

辛い話ばかりですが、
若い人には必読と言ってもいい作品です。


子育てをしたことがある人にとっても面白いと思いますが、
無い人やこれからの人にとってはバイブルになりえる漫画です。


漫画形式なので楽しみながら学べることができるのも大きなメリットです。


無計画に子供を作ってしまうような若いDQNカップルでも
“漫画”
なら呼んでくれると思うので、そういう人が身近にいたら勧めてあげて欲しです。





初っ端で印象的だったのは
“日本の本当の死亡原因ナンバー1”
でした。


アウス(人工妊娠中絶)がトップというのは確かに公式には発表しにくいですね。


“これだけ避妊具などの知識が浸透している社会なのに…”
と呆れる人も多いと思います。


どうやったら防げるのか本当に謎です…





小学生のカナちゃんの話は辛すぎますね。


ベタな話で青年漫画ではよくある展開ですが、
こういった本格的な医療漫画で
“どんな対応を病院はとるんだろう?”
というのは初めて知ることができました。


小学生の女の子がいるシングルマザーは本当に注意してほしいです。


再婚相手の男はほぼ100%子供が目当てということは、
男ならわかりますが女性目線では見抜けないのかもしれません。


“このチャンスを逃したら再婚はできないかも”
と思うシングルマザーの心の隙間に付け込んでいるのだと思います。





ベタなストーリーも
“そんなケースがあるんだ!?”
というストーリーも
“准看護師”という独特の視点から描かれていて新鮮です。


年齢層や性別や漫画を読んできた経験に関係なく楽しめる作品ですね。


次の話はどんなケースなのか、
不謹慎かもしれませんが楽しみです。


⇒無料試し読みはこちら♪
※「透明なゆりかご」で検索です


無料で「透明なゆりかご」を読む裏ワザ!


「試し読みのことでしょ?」
と思うかもしれませんが
実はU-NEXTなら無料
「透明なゆりかご」を読むことができます。


U-NEXT
アニメ・ドラマ・映画で有名ですが漫画も沢山扱っています。


今なら特典で
600円分のポイントが貰えるため
「透明なゆりかご」を無料で読めます。


ポイント消費0完全無料
1冊まるごと読める漫画も豊富に揃っています!


31日間無料トライアル実施中で
無料トライアル期間に解約した場合は月額料金はかかりません。


600円分のポイントプレゼントと
無料トライアル期間のサービスは
いつ終わってしまうのかはわかりません。


スマホから簡単にできるので
この機会に無料登録を試してみるのをおすすめします!

⇒U-NEXTで無料で「透明なゆりかご」を読むならこちら♪

【お得な利用方法】
600円分のポイントで好きな漫画を読んで、
無料期間ギリギリまで無料で読める漫画を読む利用方法がおすすめです。

おすすめ漫画


⇒奇妙な性風習の残る村に迷い込んだ結果…

⇒3人の19歳が繰り広げるヨクボウとセイフクの物語

⇒禁断の不倫愛。妻はなぜ、一線を越えたのか…

⇒理屈や理性では計れない、人間のみに宿る性の源泉

⇒34歳の独身女がSNSにハマった結果…

⇒大学生まで実の父と禁断の関係を続けた女の末路…