荒ぶる季節の乙女どもよ。 2巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


2巻には5~8話が収録されています。


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荒ぶる季節の乙女どもよ。 5話のネタバレ

校長は文芸部に
“卑猥な文章を大声で音読している”
などのクレームが寄せられているという。


リカは
“文学で、芸術です”
というが
そもそも文芸部には顧問がいないことを指摘される。


カズサの家で文芸部は集まって話し合う。


リカが言うには
文芸部の顧問をども教師もやりたがらないのだという。


カズサは
“文芸部が無くなったら生きていけない、一人ぼっちになってしまう”
と泣きだすと
モモコもカズサに抱き着いて同意する。


文芸部のみんなは
何とかして顧問を引き入れることで意見を一致させる。


カズサは
“文芸部が無くなったら泉のことで頭がいっぱいになってしまう”
と恐れていた。


リカとヒトハは帰り道に本屋による。


リカはファッション誌で
“えり香”
の姿を確認する。


ロングヘアで眼がパッチリとしていた。


ヒトハは
“成増あい”
という新人作家の本を確認すると
血相を変えて先に帰るという。


リカはファッション誌を購入して帰る。


ヒトハは編集者に
“どうして言ってくれなかったんですか?”
と電話をすると
“大人の世界では普通”
と言われる。


編集者はヒトハの表現は
“童貞のおっさんの妄想”
と指摘する。


ヒトハは性についてを自宅のチャットで学んでいた。


“ミロ”
という話し相手と
ネット上で擬似セックスを何度もしていたが
“こいつはこれで満足してるのになぜだ?”
と悔しくて涙を流す。


ミロはヒトハのチャットの様子から
元気が無いのを見抜く。


ヒトハは
“ミロさんとしてみたい”
とメッセージを送り会う約束をする。






翌日
文芸部員たちは顧問探しをするが全部不発だった。


リカは
“署名を集める”
と学校側の横暴を訴える作戦に切り替えるという。


ヒトハは
“めっちゃ大人を糾弾しまくる”
と気合を入れている。






泉は教室にいるニーナを呼び出す。


それを見た浅田は殺気立っている。


泉は廊下に連れていき
“あの動画消してくれた?”
と尋ねるが
ニーナは
“あんなふうに人を連れ出すと噂になる”
と指摘する。


泉は慌てて謝る。


中学の時に自分のせいでカズサが辛い思いをしたことを、
申し訳なく思っていると伝える。


ニーナはカズサにしたのと同じ質問をする。


“誰かとどうしてもしなくちゃ地球が滅びるとしたら誰としたい?”
という問いに
泉は赤面して驚いて
“おかしくないか…えすいばつとか…”
と狼狽している。


その様子を見たニーナは
“割と古風なとこある。女だって考えるよ。カズサだってね”
といって教室に帰っていく。


泉はポカンとして
動画を消す依頼をするのを忘れる。





パソコン室に文芸部が集まり
ヒトハが一心不乱に文章をタイプしている。


日曜日も作業になりそうだが
ヒトハは
“日曜は私にとってターニングポイントとなる重大な人生経験を積んでこなくちゃならない”
と頭を下げる。


内容は不明だが
ヒトハの本気の表情は他の部員たちにも伝わる。


リカはよくわかっていないが
“頑張って”
という。


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荒ぶる季節の乙女どもよ。 6話のネタバレ

カズサは日曜日は自宅でビラを作っている。


文芸部の事だけを考えようとするが、
泉のことが頭に浮かぶ。


浅田の
“泉君は私がくっちゃう”
という言葉を思い出し筆が乱れる。


修正液を探していると
アルバムが目に入るので見返してみる。


どの年齢の写真でも
カズサの隣には泉がいた。


小さいころから泉のことが好きだったことを思い出す。


“「好き」の種類が変わったこと”
に困惑して
“変わらないで泉。変わらないで私”
と思っている。






ヒトハは気合の入った服装で出かけようとしていた。


テレビで
“脱がせて下着が上下そろいじゃないと萎える”
という話をしていたので
自分の下着を確認する。


ブラジャーが青いがパンツは黄色だった。


姉の履いているパンツが青だっため、
強引に奪い取る。


“あからさまにヤバい奴だったら逃げる”

“一週間風呂入ってなさそうな程度ならガマンしてする”

と想いながら待ち合わせ場所に行く。


相手のミロは
“花柄の服”
を着ているハズだった。


花柄のシャツをしている男を探すと
“誰かに似ている”
男を発見する。


よく見ると国語教師だった。


相手もヒトハに気付いて
真っ青な顔をして去っていく。


ヒトハは一定距離を保ちながら追っていく。


途中で信号でまかれてしまう。


翌日
文芸部員たちは署名活動にいそしむ。


ヒトハは国語の授業の時に積極的に参加して、
教師にプレッシャーをかけていく。


放課後
ヒトハ以外の部員たちはビラ配りをしていた。


リカたちはビラを受け取ってもらえず嘆いていると、
天城が手伝いに来る。


天城は集客が上手く
すぐに数名の署名が集まる。


カズサたちはリカの知り合いの天城に感謝するが、
リカは顔を真っ赤にして
“私は惑わされないわ”
と狼狽している。


ニーナは一人で署名活動を行っており、
男が群がっていた。


カズサの元に泉がやってきて
“相談してくれればいいのに”
というと
浅田が絡んできて邪魔をする。


ニーナはカズサに
“泉君は浅田さんに興味ないと思う”
とフォローを入れる。


“女子をしっかり拒絶しないのはカズサのため”
とニーナは泉の胸中を説明する。






ヒトハは国語教師をしつこく追い回していた。


“もう許してください”
といわれるので
“交換条件”
を持ち掛ける。






リカたちはドヤ顔で
校長に大量の署名を持っていくが
“一番の問題は顧問がいないこと”
と言われてしまう。


しかし
ヒトハが国語教師の山岸を連れてくる。


文芸部の存続が決まり
部員たちは大喜びで山岸を歓迎する。


“山岸”
という名前をヒトハ以外が覚えられないため
“ミロ先生”
というあだ名をヒトハが提案する。


ヒトハは出まかせの由来をいうと
みんな納得する。


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荒ぶる季節の乙女どもよ。 7話のネタバレ

山岸を顧問に迎えて文芸部の活動をする。


山岸は形だけではなく
分にちゃんと参加していた。


ヒトハの朗読に対して感想を求められると、
文脈とヒトハの朗読両方にちゃんとした感想を述べる。


カズサたちは
“ミロ先生良い先生”
と喜んでいた。


モモコは塾のため一足先に帰る。


カズサはニーナとの帰り道で
泉のことが話題となる。


カズサは
“自分の考えの枠の中に泉を押し込めようとしていた”
と反省していた。


“えすいばつ”
については
ニーナは
“感情と性欲は別”
というのを具体的に説明する。


カズサがよくわからなそうにしていると
“ストーカー撃退シナリオの人”
に教えてもらったという。


カズサは
“股の人ってすごいんだね”
という。


カズサなニーナの言葉を聞いて
“えすいばつにこだわり過ぎてるのがやっぱり問題”
と思い意気揚々と帰っていく。


帰り道に泉の母におかずを分けたいと言われるので寄っていく。





リカは帰り道に天城の
“えり香に似てる”
という言葉を思い出す。


手帳には
“えり香”
の切り抜き写真を忍ばせていた。


“えり香”
とガラスに映る自分を見比べてみる。





モモコは塾で見知らぬ男子に話しかけられる。





カズサは泉の母にケチャップを泉の部屋から取ってくるように頼まれる。


恐る恐る入って行くと
本棚に昔よく見たアニメのDVDの入れ物を発見する。


懐かしがって中を開いてみると
泉がこの前見ていたDVDだった。


カズサは狼狽して自分のバッグに入れて
“急用”
といって帰ってしまう。


自分の家の部屋に行くと
“どうしよう”
とガタガタ震える。


頭を抱えているとモモコから連絡が来るので公園に行く。


モモコは塾で再会した小学生時代の同級生に、
映画に誘われたが断ったことを報告する。


“何年かブリにあったのにいきなり誘ってくるのはチャライ”
というが
“考え過ぎかな…”
とも思っている。


モモコはカズサに抱き着いて
“カズサと同じで誰かとしなきゃいけないならやっぱり好きな人がいい”
という。


“この世界にいる子供がいる人たちはみんなしている”

“真面目そうな保険の先生もこないだ生まれたって言っていた”

と二人で
“えすいばつ”
について考える。






カズサは晩御飯の時に
思い切って両親に
“私が生まれた時のことを知りたいの”
という。


両親は
“幸せだった、血も出た、10時間以上かかった”
というと
カズサは真っ青になるが
出産の話だとすぐに気づく。


“生まれた瞬間じゃなくてその前の…”
と言いかけるが
聞ける雰囲気ではなかった。






ヒトハはチャットで山岸と話す。


山岸は無視をしていたが
“僕のミロは「強い子のミロ」からです”
とだけ言われる。






泉は自室でブルーレイがなくなっていることに気付く。


カズサの様子がおかしかったことを思い出し、
カズサが持って帰ったのだと察する。


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荒ぶる季節の乙女どもよ。 8話のネタバレ

カズサは授業中の居眠りの夢の中で、
泉の精子が必死に進んでいるのを応援している。


しかし
向かう先に浅田が待ち構えているのを見て
“そっちいっちゃダメ”
と目を覚まして立ち上がる。


クラスの視線がカズサに注がれると
カズサは
“富岡製紙場”
と顔を真っ赤にしてごまかす。


カズサはDVDをバッグに入れっぱなしにしていた。


カズサとモモコの教室に
“3年の曽根崎って文芸部のでしょ~”
とリカの噂話が聞こえてくる。


リカは眼鏡を外してロングヘアのストレートで登校していた。


クラスメイトの園江は
“マジ良いよ、眼鏡取ったら美少女とかマンガみたい”

“えり香”
に似てると絶賛する。


“えり香”
と最初に行ったのは天城のため
“曽根崎さんは天城が好き?”
とクラスメイトは囃し立てる。


リカは顔を真っ赤にして
“カン違いしないで、こんな軽薄な男を好きになるはずがない”
というと
天城は黙って残念そうな顔をしている。


天城がおどけて見せたため
クラスメイト達は収まる。


リカは天城に申し訳なく思っていた。


屋上に行こうとするが立入禁止だった。


天城が
“ゴメン、誤解はみんなもうしてない”
という。


“少し残念だった、曽根崎さんのこと好きになりかけてたから”
と真剣な表情でいうと
リカは顔を真っ赤にしながら
“レポート50枚提出”
と言い出す。


天城は困惑しているが
リカは
“私のルックスの変化に目くらまされているだけ”
といって
“どこをどんなふうに好きになったのか”
を書けと言って去っていく。





その日は部活が無かったため
カズサたちはリカを見ることができなかった。


カズサはDVDを泉にかえさなくてはいけないため早めに帰っていく。


モモコとニーナはファーストフード店に寄っていく。


モモコは
“男の人を好きになったことが無い”
事を打ち明ける。


そのため
カズサが泉のことで悩んでいても相談に乗れないのだという。


ニーナは文芸部で読む本の
“借り物の気持ち”
でもいいという。


“カズサの力になりたいという気持ち”
が大事だというニーナに
モモコは
“菅原氏(ニーナ)はやっぱり綺麗”
という。






山岸は文芸部の部室で本を読んでいた。


ヒトハが
“強い子のミロ調べました”
と訪れる。


ミロとは健康飲料だった。


山岸は昔は体が弱い子で
よく入院して本を読んでいたという。


ヒトミは
“妄想少年は高校教師になるのは大問題”
というが
山岸は
“女子高生は汚い”
と冷たく言い放つ。


“女子高生は荒れている”


“未発達で肉は硬そう”


“暴投すぎる表現”


“雑なだけ”

と言いたい放題だった。


ヒトハはチャットのことを指摘すると
山岸は
“サクラかネカマだと思っていた”
のだという。


山岸にも担当編集に言われたように
“想定内の中年男性のような性表現”
だと指摘される。


編集のダメ出しを思い出し憤慨し
ヒトハは山岸の膝に強引に乗っかって
“この行為は想定内ですか”
と挑発する。


山岸は狼狽して
“想定内ですが…”
といういと
ヒトハは正気に戻り山岸を突き放して逃げていく。


ヒトハは山岸に対して赤面していた。






カズサは泉の家に侵入して
こっそりとDVDを戻そうとする。


泉の部屋に入り戻そうとする際に
DVDのタイトルの
“バス”
というフレーズが目に入る。


“泉は相変わらず乗り物好き”
ということを思い出して
“乗り物好きだからバスのを…”
と思い
“あまり変わってない”
と安心しているが
“それブルーレイ”
と泉に言われる。


泉は
“ハッキリさせたい”
とあらたまる。


“身近な誰かとどうしたいとか考えるわけじゃない”

“浅田さんもそうだし、もちろんカズサに対してもこれっぽっちも考えたことない”
とハッキリという。


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荒ぶる季節の乙女どもよ。 2巻の感想

“えすいばつ”って言いたいだけだろ!


“股の人”とか、
下ネタ大好きな女子高生たちにドン引きでした…


校長から注意されるのも当然な流れなきがします。


絵がとても上手で
登場する女の子がみんな可愛いから相殺されていますけど…





ヒトハの覚悟っぷりが凄いですね。


“一週間くらい風呂に入っていないならOK”
ってかなりのハードルの低さです。


殆どの男が合格ラインに達すると思います。


ヒトハの授業中の山岸に対するセクハラもハンパないです。


“出し入れをスムーズに…”
と何回も発言して
性別が逆だったら完全に教員イジメですね。






リカは大変身していましたが
スカートの丈の長さは変化なしでした。


本人の中で
“性的な箇所は変えるのはNG”
というルールがあるのかもしれません。


スカートの丈の長さが膝上になっていたらかなりの変化ですが、
そんなリカも見てみたいです。


そうなったらどのような言訳が飛び出るのか楽しみです。





カズサは泉に振られてしまったのでしょうか…


幸い浅田に気が無いことは判明しましたが、
“カズサに対してもこれっぽっちも無い”
と言われてしまいました。


確かにカズサはこれっぽちも色気が無いですが、
泉がカズサの気持ちを察して上手く誘導すればすぐに“えすいばつ”に至れそうです。


二人よりも大人な精神を持つニーナの手腕次第かもしれません。


しかし
対面した状態でハッキリと
“おまえは無い”
と言われたのは大きいですね。


カズサはかなりのショックを受けたハズです。


カズサはこのショックから立ち直れるのでしょうか…


ヒトハみたいな覚悟と強引さがカズサにあれば面白くなりそうです。


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