ギフト±(漫画) のネタバレ 5巻！

ギフト±(漫画) 5巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します！


5巻には38～47話が収録されています。


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ギフト±(漫画) 38話のネタバレ

「彼女の声」

環の心臓移植はタクマの伯父の命令により
“口外厳禁”
となり始まる。


タクマは病室の隅にあるクーラーボックスが気になっていたが、
手術に集中する。


環の取り出した心臓はとてもキレイで、
疾患があるようには見えなかった。


手術が無事に成功すると、
いつの間にかクーラーボックスはなくなっていた。


手術から10日経過したが
環は意識を取り戻さなかった。


タクマはクーラーボックスのことを思い出す。


“ドミノ移植”
の可能性を考えたと桜田に説明する。


“ドミノ移植”
とは移植を受けた患者から取り出した内臓を、
さらに別の患者に移植する方法だった。


昔の技術だと肺だけを移植することができなかった。


肺を取り替えるには一緒に心臓も同時に移植する必要があり、
摘出された心臓は健康な心臓のため必要な人間に送ることができる。


しかしそれは
“臓器移植法違反”
だった。


真相を探るために
タクマは伯父のPCを盗み見ることにする。


すると
環の心臓は健康だったことが判明して
“ドミノ移植”
どころか
“人体実験”
だったことを知る。


タクマは伯父に警察に出頭することを提案する。


すると伯父は
環はそもそも“存在しない人間”なのだという。


身よりも戸籍もない“存在しない人間”には何をしてもいいという伯父に、
タクマは反論しようとするが伯父は銃を取り出しタクマを撃つ。


銃弾はタクマのこめかみをかすっただけだが、
タクマは気絶してしまう。


タクマが目を覚ますと
環がタクマの練習用のメスで伯父を切っていた。


タクマに気付いた環は
“おはようタクマ先生”
という。


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ギフト±(漫画) 39話のネタバレ

「真相」

タクマは伯父の返り血を浴びている環に恐れるが、
環は目が覚めてからのことを説明する。


タクマと一緒に手術の練習をしたくてメスを持ち歩いていたら、
院長室から音がしたのだという。


タクマが倒れていたので
伯父の脇腹をメスで刺した。


伯父は
“君になら刺されても仕方ない、タクマにも済まないと伝えてくれ”
といって
自分で頭を撃ちぬいたという。


そのため
“鳥も人間も死ねば同じ、この人で練習しよう”
と思い切り裂いていたのだという。


タクマは環から
“無垢”
さを感じる。


以前一緒に練習したことを
忠実に再現しようとしただけだと認識する。


環の純粋さに恐れるが
“この子がいなければ俺は死んでいた”
と思い環に
“いつか必ず僕が君を治す”
という。


その後
痕跡を消すために全てを燃やしたのだという。


桜田は
“英医院放火殺人事件”
の全容を知る。


環とは放火のドサクサで見失ってしまい、
それ以降闇医者として活動したという。


桜田は
“環の元の心臓の行方”
がすべての鍵を握っていると推測する。


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ギフト±(漫画) 40話のネタバレ

「俺の心臓を」

桜田はタクマの言う
“環を治す”
について尋ねる。


環の元の心臓は、
一度他人に移植してしまうと戻すことができない。


タクマは
“ドナーが見つからなければ自分の心臓を環に…”
という。


桜田はそれを聞いて
“ロリコンもあそこまで行ったら救いようがない”
と呆れていた。


警察署で加藤に話しかけられるが、
上手くシラを切りとおす。


それでも加藤は
桜田と阿藤の繋がりを疑っている。






環は心臓の検査で極秋会病院に行く。


環の担当の梨世は席を外していると受付で告げられる。


環は病院の中を探すという。


梨世は院長室で院長と肉体関係を持っていた。


タカシの差し金で
院長のPCにデータを盗むウイルスを仕込むためだった。


院長はそのことに気付かずに、
梨世をいい気分で後ろから激しく突いている。


梨世もよがった演技をして見せる。


環が通りかかり院長室のドアを開けると、
梨世が
“タカシより院長の方がいい”
と言っているのを聞く。


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ギフト±(漫画) 41話のネタバレ

「ドキドキ」

梨世は環に気付くと
お尻で院長を突き飛ばす。


院長はそのまま果ててしまう。


邪魔をした環に
“今すぐ出ていけ”
というと
梨世も
“環の診療の予約が入っていた”
とテキパキと準備をして去っていく。


梨世のよがっていたのが演技だと気付き、
院長は激怒する。





環の診断結果は問題なしだった。


梨世は環の心臓の鼓動は
“きもち”
に目覚める兆候があるからだという。


“好きな人”
の話を振ってタカシの名前を出すが、
環は無反応だった。


それを見た梨世は
“タカシ君は脈無しだわ”
と思う。


環はタクマのことを思い出すと、
胸が高鳴っていた。


“ダメな痛さじゃない”
と思い
タカシに対してはタクマのようにならないことに気付く。





桜田は極秋会病院に訪れる。


プティシャトン事件のリストに、
極秋会グループの創業者の正がいたからだった。


阿藤から貰った極秋会一族の写真には、
子供の頃のタカシの写真があった。


病院でタカシを見かけたためつけるが、
看護師に
“ここから先は立ち入り禁止”
と注意されてしまう。





タカシが梨世に院長のPCへの仕込みを頼んだのは、
加藤からの報告だった。


3日前
加藤は非通知の番号から
“極秋会病院で大陸から人間を輸送して臓器を裁いている”
というリークを受ける。


電話はすぐに切れてしまい、
辿ることはできなかった。


加藤はすぐにタカシに報告する。


タカシは現場の調査は加藤に任せることにする。


加藤は現場で実際に動く役はリュウを使うことにする。


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ギフト±(漫画) 42話のネタバレ

「伏魔殿」

リュウは病院に内臓を運ぶ役に紛れ込み、
運び屋を殺す。





タカシと環は親族会議に出席するための準備をしていた。


環はゴスロリの恰好をしている。


タカシが親族会議の主導権を握るための重要な仕込みだった。





梨世は中国人の医者の徐を屋上での喫煙に誘う。


雑談をしていると
徐に緊急で連絡が入る。


梨世は灰皿を取り出して
徐に差し伸べて吸い殻を回収する。


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ギフト±(漫画) 43話のネタバレ

「脱走兵」

桜田は秋光家に関する記事がある雑誌を調べる。


正は10年前に亡くなっている。


正が女の子を連れて歩いている写真を発見して、
詳しく調査してみることにする。





徐は中国の退役軍医だった。


上の命令で臓器売買に携わるのが嫌で日本に逃げてきたが、
逃がすのを手伝った連中に現在も脅されて臓器売買に関わっている。


徐は
“日本に逃げてきた意味がない”
と嘆いている。


その日も緊急の呼び出しで
内臓の摘出を行うために手術室で待っている。






タカシは親族会議に向かう途中の
病院の院長を拉致する。


タカシは院長に
“あなたには今日の会議欠席して頂く”
という。


環の姿を見ると
院長は誰かと間違えて狼狽する。


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ギフト±(漫画) 44話のネタバレ

「能無し」

梨世は徐の唾液データを大陸に送ると、
退役軍医であることの裏がとれる。


求刑は“終身刑”だが、
「事故で死んでくれればいい」
と電話の相手からは言われる。





徐が待つ手術室にリュウがやってくる。


リュウが入ると
待っていた仲間たちは手はずと違うため狼狽する。


“臓器はどうした？”
という間に
リュウはそこにいた連中全員を射殺する。





タカシは院長である伯父を
“能無し”
と罵りその理由を説明する。


極秋会病院は
大陸を経由した臓器売買組織に利用されていた。


伯父がハニートラップにかかり、
脅されていたためだった。


伯父のメールを調べると
取引ではなくほぼ一方的に相手の要求をのんでいた。


タカシは徐が待機していた手術室の映像を見せつける。


リュウが派手に数人殺害した様子が映し出される。


倒れている医師は
脱走兵であることを説明するが、
伯父は
“何も知らされていなかった”
という。


タカシは臓器売買の片棒を担がされ利用されたことに呆れて
“能無しは害でしかない”
といって伯父に薬を注射する。





タカシは加藤に親族会議に行くと報告して、
病室の惨状がよくできていたと褒める。


加藤は
“リュウが悪目立ち”
することを懸念していた。


リュウから連絡が来ないため気にかけている。


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ギフト±(漫画) 45話のネタバレ

「独壇場」

親族会議は病院の院長の修造が来ていないが始まろうとしていた。


タカシがタマキを連れて部屋に入ると、
年配者たちは環を見て凍り付く。


“真琴？”
とザワつくが
タカシは
“自分が面倒を見ている子で、想像する人とは違う”
という。


年配者たちは動揺して言葉が出ない様子。


若者たちは何のことだか理解できていない。


年配者が環を見て思い出した
“真琴”
は
“秋光家最大のタブー”
とされている。


加藤は
“最早この場はタカシ坊ちゃんの独壇場”
と感心する。


タカシは修造の失態をみんなに見せつける。


病室で数人が銃殺されている様子を見て、
さらに動揺が広がる。


修造が未出席のため病院に連絡を取ると
“自殺未遂をして意識不明”
と言われる。


タカシは警察とマスコミには既に手をまわしたという。


タカシは
“病院の今後を僕に全てまかせていただけませんか”
といって
その要求が通ることを確信していた。


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ギフト±(漫画) 46話のネタバレ

「真琴」

タカシの要求はアッサリと通る。


タカシが帰った後に
若者が年配者に“真琴”についての説明を求める。


“絶対に口外しない”
という約束の元、
老人たちは話し出す。


秋光一族は正が立ち上げた。


正の後を継いだのが長男の聡だったが、
数年前に死んでしまっていた。


聡の長男ので正妻の子供の渉、
次男の妾の真琴との子供のタカシ
という名目だった。


しかし
タカシは本当は正と真琴の子供だった。


本当は聡の腹違いの弟となる。


聡が弟のタカシを“次男”としたのは、
長男の渉が病弱なためだった。


“そういう話”
は珍しくないが
真琴の背景に問題があった。


21年前
真琴（当時15歳）はプティシャトンで飼われていた。


常連の正が真琴を気に入って身請けしていた。


１年後にタカシが生まれるが、
真琴は数日後に死亡してしまう。


老人たちは
“これ以上の面倒はゴメン”
と思い
“病院ひとつで済むなら安いもんだ”
としてタカシに病院を任せることにする。





家に帰った環は衣裳部屋で着替えていた。


部屋には真琴の写真が飾られていた。


環は自分そっくりな真琴に見入る。


突然
心臓が高鳴り環は倒れてしまう。


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ギフト±(漫画) 47話のネタバレ

「廣瀬」

環は夢の中でタクマが助けに来てくれるのを見ていた。


目を覚ますと自室のベットで寝ていた。


タカシによると
着替えが遅かったためお手伝いさんに様子を見てもらったら倒れていたという。


環はタカシの母の真琴の写真を見ていたら
“急に心臓が暴れ出した”
という。


いつものが自動車なら、
今度のはロケットのような感じだったという。


夢の中で最後にタクアが出てきたことを告げる。


タカシは部屋から出ると
タクマに対する嫉妬で拳を握り締める。





桜田は雑誌の写真の調査で
雑誌の出版社に電話してみる。


正に手を引かれている女の子が
タカシであることに裏を取る。


桜田はその記事を書いた
“廣瀬直也”
に直接話を聞くため、
廣瀬が出張している場所に行くことにする。


そこは５件の少女誘拐殺人事件がある場所だった。






廣瀬は現地におり
“茂田”
という男が５件の少女誘拐殺人事件の犯人だと確信していた。


警察はアテにならないと思っていた。


茂田は現地では近所の子供にお菓子を配っており、
子供たちの茂田に対する警戒心は薄い様子だった。





環は茂田の家の前で茂田を観察している。


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ギフト±(漫画) 5巻の感想

タカシの出生の秘密はほぼ100％明らかになりましたが、
依然として環は謎のままです。


もしかしたら
正が造った真琴のクローンなのかもしれません。


正は真琴がタカシを産んですぐ死んでしまったのを悲しみ、
病院でクローンの作成に取り掛かったのかもしれません。


そのくらいしか
真琴と環が似ている理由が無いと思います。


真琴に姉妹がいてその子供が…
もあり得ますが、
そちらの方が
“もはやなんでもありやんけ！”
というツッコミが来そうです。


環が真琴のクローンで、
環の心臓は真琴のモノなのかもしれません。


“内臓は鮮度が命！”
というのに反してしまうので難しいかもしれませんけど、
“どうしても真琴を蘇らせたい”
という正の強い想いを、
正に恩のある（作中で描写なしなので予想です）タクマの伯父が引き継いだのかもしれません。


環が真琴のクローンであるのなら、
戸籍が無いのも心臓の拒絶反応が無いのも説明がつきます。


また
移植後の環の倫理観の欠如も、
“未成年で売春をさせられていた真琴の心臓を移植されたから”
で説明がつきます。






次巻で
桜田、廣瀬、環が邂逅しそうです。


環自身が自分の出生を知らないようなので、
桜田が環に接触してもいい情報は得られないかもしれません。


環の出生を知るには環ではなく、
正の調査を進める方がイロイロ出てくるかもしれません。


廣瀬がどこまで桜田に協力してくれるのかがポイントになりそうです。


廣瀬は
“警察は信用できない”
と言っていたので
桜田がいかにして廣瀬の信用を勝ち取るのか楽しみです。


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