ギフト±(漫画) のネタバレ 3巻！

ギフト±(漫画) 3巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します！


3巻には19～28話が収録されています。


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ギフト±(漫画) 19話のネタバレ

「シャチ」

環はリュウに致死量ギリギリの薬を打って寝かしておいたため、
他の部屋を調査してみる。


スタンガンを構えて他の部屋を開けると、
顔を腫らせた男が倒れて助けを求めていた。


男はタクマだったが、
環は気づかない。


環の仲間が救出に駆け付けるとタクマをみて
“林センセイじゃないか”
といって慌てて保護して病院に連れていく。


環は
“誰？”
というので
タカシの部下たちは
“取引先の先生”
とこたえる。


環にタクマのことを知らせるのはマズイと、
タカシから部下たちは聞かされていた。


環は林タクマを英タクマと認識していなかったが、
タクマを見ると胸の高鳴りを感じた。


部下たちがリュウを監禁していた部屋を見て驚きの声を上げる。


リュウはシーツをロープにして窓から脱出していた。


環は
“睾丸片方潰した上に薬も打ってんのに”
と驚くと
部下たちは環の言葉に顔を青ざめる。


リュウは腹いせに
偶然通りかかった警官を殴り殺す。


環はすぐにリュウを見つけて、
解体してあげなくてはと思う。


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ギフト±(漫画) 20話のネタバレ

「快楽」

タカシが最も信頼を置いている部下は、
刑事として警察内部に侵入している加藤だった。


加藤は調査したリュウの部屋から
“とんでもないバクダン”
といって動画ファイルをタカシに渡す。


動画ではボンテージスーツを着たアイが、
ワカナを生きたまま内臓を強制摘出していた。


その様子を大勢の客が見て楽しんでいる。


客たちは奇妙な仮面を付けて身元が割れないようにしている。





アイは元々リュウが所属している組織で飼っている“羊”だった。


アイは出生届が出てない上に、
自分を性的虐待していた義父を殺害していた。


リュウは廃人同然のアイの扱いを持て余していたが、
リュウが“先生”と呼ぶ男がアイを気に入る。


アイに死体の解体をやらせてみると、


アイは解体に快楽を見出し、
リュウのコマとして働くようになる。





アイが目を覚ますと
環の仕事場で拘束されている状態だった。


環は
“解体に快楽を覚えてしまえば二度と元には戻れない”
といってアイを解体する。


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ギフト±(漫画) 21話のネタバレ

「生きてるよ」

ワカナは解体される寸前まで、
アイのことを友達だと思っていた。


絶望するワカナを、
アイは嘲笑って楽しそうに解体していた。


リュウとリュウの先生は
“臓器も取れるし見世物にもなるボロい商売”
としていた。


環はアイを弄ぶことなく、
速やかに丁寧に内臓をとりだす。


環は解体後
“命をありがとう”
とアイにお礼を言う。





リュウは河川敷で倒れている。


リュウの先生がリュウを発見し、
生きていることを確認する。


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ギフト±(漫画) 22話のネタバレ

「生きた人形」

環はひと段落してシャワーを浴びる。


リュウのアジトで見た医者を気になっていた。


“あのドキドキは何だったんだろ…”
と思い出す。





タカシは加藤と一緒にワカナの解体の動画を見ていると、
客の中に大物政治家がいることに気付く。


松川という政治家で
児ポ法の推進している政治家だった。


松川は自身は愛人を囲っていてDVの疑惑もあり、
児童買春のリストにあったという噂がある。


松川を鯨にするには
外堀を埋める必要があるため慎重にならざるを得ない。


タカシは
“一筋縄ではいかない”
と悩む。





タカシは環に誘われて
ワカナの墓参りに行く。


タカシは
“そんなにワカナと仲良かったっけ？”
と尋ねると
環は
“一回しかあっていないが、もっと付き合っていたら友達と感じられたかもしれない”
という。


タカシは
“感じる”
という表現を気に掛ける。


環はその言葉を指摘されて、
リュウのマンションで保護した男（環が探しているタクマ、タクマも環を探している）の話を尋ねる。


環は祖に人に対して
“感じた”
という。


タカシは
“あの後すぐに死んでしまった”
と嘘をつく。


タカシは環に対して
“自分だけの生きた人形”
という感情を抱いている。






リュウは生きており留置所にいた。


“先生”がリュウに面会に来て、
リュウが元気そうなのを確認する。


“先生”が帰ろうとすると
リュウは
“先生！”
と声をかける。


先生は
“困るよリュウ君、ここでは刑事さんでしょ。あるいは加藤ともよばれているけどね”
という。


リュウの“先生”はタカシ部下の加藤だった。


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ギフト±(漫画) 23話のネタバレ

「ターゲット」

環が学校に行くと
同級生の男子の唯野は環のことを気になっている。


環は美人たが
愛想が悪いためクラスメイトでは孤立していた。





探偵の阿藤は無事に生きていた。


腹の傷は良くなった様子で、
どこかの部屋でタクマから貰ったデータを確認している。






環が帰ろうとすると
唯野は友達との帰り道の食事に環を誘う。


環は
“今は予定ない”
といって行こうとすると唯野は大喜びする。


しかし
すぐにタカシから
“捕鯨の時間だ”
とメッセージが入り
“ゴメン予定入った”
と帰っていく。


唯野は環が男と会うと思い、
興味と嫉妬で軽い気持ちで追跡する。


環はホテルや風俗店がある道に入っていく。


唯野は環が中年男性に抱かれている妄想をしながらつけていく。


タカシは周辺の監視カメラの映像を見ながら環に指示を出す。


環は鯨を確認する。


環は
“本当に捕っていい鯨か？”
を尋ねると
タカシは男の経歴を説明する。


男は前科８犯あるという。


表向きは罪に問えたのは軽いものだけだが、
拉致監禁致死があり証拠不十分だった。


男が現在で歩いている理由は
“ターゲットの物色”
のためだと予想を立てる。


男のターゲットは“少年”だということはリサーチ済だった。


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ギフト±(漫画) 24話のネタバレ

「友達」

タカシは監視カメラの映像で、
環を尾行している唯野に気付く。


環はすぐに振り返り唯野に
“何？”
と詰め寄る。


唯野は慌てながらも
“友達になりたい”
と言いかけるが
言い終わる前に環は
“ムリ”
という。


環は
“あなたは鯨じゃないから興味ない”
といって行ってしまう。


唯野は意味が理解できず
“告白する前に振られた”
とその場で落胆する。


そのやり取りで環は鯨を見失ってしまう。


タカシも防犯カメラのエアポケットだったため見失う。


タカシは防犯カメラの映像を撒き戻して確認する。


鯨は唯野を興味深そうに見ていたため
“ターゲットは唯野”
と環に伝える。


環は唯野と面識があるため待機となり、
タカシの部下が唯野を救いに行くことになる。


その間に
鯨は唯野に警官のフリをして声をかけていた。


唯野は
“抵抗すると面倒なことになる”
と思い仕方なくついていく。


補導するふりをして車に連れていき、
慣れた手つきで唯野を拘束する。


鯨は防音設備が付いた車の中で唯野にスタンガンを当てて拷問して楽しんでいる。


鯨が唯野に夢中になっている隙に
加藤が鯨の背後からスタンガンで昏倒させる。


加藤は唯野が気を失っているだけなのを確認してタカシに連絡する。


後は環の仕事となる。


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ギフト±(漫画) 25話のネタバレ

「あいたいな」

環は鯨に
“命をありがとう”
といっていつも通り解体する。


内臓は速やかにタクマに届けられる。


タクマはタカシに
“阿藤という探偵を探してほしい”
と依頼する。





環が学校に行くと唯野は数日休んでから学校に来る。


唯野は襲われた際の記憶を無くしていた。


タカシと環にとっては都合が良かった。


タカシは環に
“自分たちに近づいた人間はことごとく不幸になる”
というと
環はワカナのことを思い出し胸を痛める。





タカシはタクマの依頼通り
阿藤のことを調べる。


阿藤の行方も気になるが、
タクマが阿藤を使って何を調べようとしていたのかも調査する。


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ギフト±(漫画) 26話のネタバレ

「正義の味方」

阿藤はプティシャトン事件のことを思い出していた。


警察の捜査が打ち切り後に犠牲になった記者とは酒を飲む仲だった。


記者は阿藤に警察内部の資料を持ってくることを依頼するが、
阿藤は断っていた。


その数カ月後に
その記者が内臓を抜かれた状態で東京湾に浮かぶことになる。


阿藤は
“あの時自分が協力すれば結果は変わっていたかもしれない”
と思い警察を退職して
“本当の正義の味方”
になることを決意する。


タクマからもらった資料で
英医院と極秋会病院（タカシの一族の病院）が繋がりがあることが判明する。


秋光一族の家族写真を見ると、
小さいころのタカシとタクマからもらった環の写真の環が酷似していることに気付く。


阿藤はタカシと環が何らかの関係があると思い、
秋光家に張りこんでいた。


環は秋光家から車で学校付近まで送ってもらっていた。


タカシは校門まで送るように言っていたが、
環は
“ヘンに目立つ”
といって少し歩く距離で下してもらう。


環が一人になったタイミングで阿藤は声をかける。


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ギフト±(漫画) 27話のネタバレ

「深淵」

阿藤は環を人気のない建設中の建物の中に連れていく。


環はスタンガンを出して警戒しているが、
阿藤が環を襲う気が無いと判断してしまう。





タカシは加藤から
“環が学校をサボっている”
という連絡を受けて、
すぐに環の捜索を部下に指示する。


現場の指揮は加藤が一任することになる。





阿藤は探偵であると自己紹介する。


環が要件を尋ねると
阿藤は秋光の家族の写真を見せて小さいころのタカシと環が似ていることを指摘する。


環は特に驚きもせず
“たしかに似てるかも”
という。


阿藤は
“兄妹なの？”
と尋ねると
環は
“フクザツみたい、よくわかんない。身内ってより仲間ってかんじ”
という。


環は
“鯨を捕って解体するの”
と付け加えると
“鯨”
という単語に阿藤は引っかかる。


環の胸元から大きな手術痕が少し見えたため、
心臓移植について尋ねる。


環は自分の心臓移植について話し出す。


普通は内臓の移植をすると
拒絶反応が起きるのだが自分は全くないのだという。


拒絶反応は人格と同じで、
元の臓器の持ち主との相性だという。


環は
“まるでカラッポの心臓”
と自分の移植された心臓を表現する。ｓ


阿藤は
“この子も臓器売買の深淵に取り込まれていた。それも新手のやり口に”
と思い
環に依頼者の名前（英タクマ）を言おうとすると、
発言する前に加藤に撃たれる。


環は阿藤の身を案じる。


環は加藤の姿を確認して
“加藤”
と名を呼ぶと
阿藤はその名前に反応して顔を見る。


阿藤は自分が刑事の時の
同期の加藤であることに気付く。


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ギフト±(漫画) 28話のネタバレ

「廃棄処分」

環は加藤の前に立ちふさがり
“この人は捕っていい鯨じゃない”
という。


環はタカシに電話を繋ぎ
現場のやり取りを聞かせる。


タカシは環の前で発砲したことを咎める。


加藤は阿藤の出血量を確認して
“放っておけば出血死だな”
と思い指示通り銃をおさめる。


加藤は環を学校に送って、
阿藤は病院に連れていくという。


環は加藤のいう事を信じて指示に従う。


加藤は阿藤に
“あんまりミズキさん（桜田）に心配かけるな”
と警告する。


阿藤は桜田に手を出すことを暗示され激怒するが、
加藤は阿藤の後処理を部下に任せて去っていく。


加藤はタカシに
“もう一歩遅かったら阿藤の口からタクマのことがバラされていた”
と報告する。


タカシは環の前での発砲は咎めたが
“よくやってくれた”
という。


加藤は
“阿藤は捕っていい鯨ではないため廃棄処分”
にするという。


阿藤はタカシの部下の二人にどこかの倉庫に連れていかれていた。


阿藤は銃を没収されていなかったため、
瀕死状態だが抵抗して一人撃ち殺す。


もう一人に
“鯨の意味を教えろ”
という。


阿藤は鯨の意味を知った後に
もう一人を殺害して弾切れになる。


瀕死状態で死体からスマホを取り出し桜田に電話する。


桜田は知らない番号からの着信を
“まさか…”
と思いとる。


阿藤からだとすぐに気づく話を聞く。


阿藤の声がおかしいことにすぐに気づく。


阿藤は桜田に
“俺と一緒に、お前死んでくれるか？”
という。


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ギフト±(漫画) 3巻の感想

リュウが凄まじい生命力を見せつけてくれました。


さらに真の黒幕は加藤であることが判明します。


タカシたちの行動原理は既に説明があり納得のいくものでしたが、
加藤が謎すぎますね。


リュウは単純に成り上がるのが目的だと思います。


しかし加藤は何をしたいのか全く分かりません。


加藤の経歴を整理すると

①阿藤と同期の刑事

②タカシが一番信頼を置く部下で警察内部の情報をタカシに提供している

③リュウの“先生”として自分の組織を持っている可能性大

加藤の本当の姿はおそらくは③だと思います。


もしかしたらタイミングを見て、
世界の臓器売買を牛耳るのが真の目的かもしれません。


“臓器売買社会の帝王”
的なポジションが最終目的でしょうか…？


準備が整うまでは名を売らずに、
大きな組織（タカシたち）を隠れ蓑にしているのかもしれません。


微妙な状態で名が売れてしまうと
“出る杭は打たれる”
ということでタカシたちに潰されてしまうのかもしれません。


それならいっそタカシたちの元で働いて、
ノウハウを蓄積してチャンスを伺って乗っ取るつもりかもしれませんね。





阿藤があのまま死なずに安心しましたが、
今度こそ本当に死にかけています。


阿藤が頑張れば環の心臓移植についての全容が明らかになりそうなんですが…


阿藤が桜田に
“一緒に死んでくれ”
といったのは何かのたとえだと思いますが、どういう事なのでしょうか…


“警察をクビになる覚悟で助けて”
というのが妥当そうですね。






環の心臓はもしかしたら、
環のクローンから貰ってきたとかかもしれません。


それなら拒絶反応が出ない理由にもなります。


しかしそれだと
人道的に問題がありまくりなので秘密になるのは頷けます。


「アイランド」（2005年）というSF映画でそんな感じのがやっていました。


隔離された病棟で金持ちたちのクローン（内臓ストック用、クローンたちは真実を知らない）が生活していて、
必要になったら呼び出されて内臓を抜かれます。


映画自体はとても面白いのでオススメです！


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