累 12巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


12巻には99~107話が収録されています。


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累 99話のネタバレ
~むな底に顕つ~

累は落ちい付いていた。


羽生田は4カ月行方をくらました理由をたずねると、
一人で母について調べたかったのだという。


案内役の羽生田を通さずに自分で確かめたかった様子だった。


羽生田は順番に自分とイザナの村があった場所を案内する。


イザナは生まれてすぐに醜い容姿のため死を望まれた。


それを
千草という助産婦が助けてひっそり育てることになる。


イザナはほぼ監禁に近い形で育てられる。


身体が成長するとともに
憎しみも育って行ったのだという。


羽生田が初めて会った時も
この世の全てを呪う眼差しを向けられたという。


村の中心地には神社があった。


立入禁止の聖地の山があり
そこでイザナは
“日紅”
という口紅の原材料を見つけたのだという。


イザナが日紅を見つけたきっかけは
“神楽”
なのだという。


その地の伝説を伝える神楽の中にヒントがあった。


伝説の内容は
かつてその地には醜い鬼女がいて災いをもたらしたのだという。


鬼女は美しい巫女によって退治されるという話だった。


その中で
鬼女は赤い粉を唇に塗り巫女にくちづけて魂を奪おうとする描写があった。


ラストでは
醜い鬼女を倒した美しい巫女が讃えられている。


しかし
真実は違うとイザナは解釈していた。


鬼女が巫女の顔を奪い巫女に成り代わり、
誰より美しい女神へと生まれ変わったのだという。


イザナは自らをかつて殺した者どもを殺し、
全てを洗う炎を放って故郷を滅ぼしていた。


羽生田はその時以上に美しい景色を見たことがないという。


羽生田が上演したい舞台とは、その神楽の再現だった。


累は羽生田の舞台に出る決意をする。


羽生田は喜ぶが
累の妙に落ち着いた様子に不安を感じていた。


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累 100話のネタバレ
~表層のうえで~

羽生田は累を車に乗せる。


当然
“顔”
をどうするかの話になる。


野菊の顔で咲朱として復帰するのが手っ取り早いが、
野菊は行方不明だった。


戸籍すらない野菊を探すのは困難だった。




野菊は天ヶ崎の部屋にいた。


野菊は幾と協力して累を探すと天ヶ崎に伝える。


野菊の望みは累の殺害で、
幾の望みは累の救出なため利害は不一致だった。


それを天ヶ崎に指摘されるが、
それでも野菊は幾と行動を共にするという。


天ヶ崎は協力を申し出るが、
野菊は天ヶ崎の身を案じていた。


野菊の決意が固いため天ヶ崎は
“無事なら戻ってきてください”
と言って送り出す。





羽生田に冨土原から電話があった。


冨土原によると
咲朱が事務所に現れたのだという。


助手席の累は
“仕掛けてきたわね”
と驚いていなかった。


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累 101話のネタバレ
~さししめす指~

咲朱(野菊)は妙な伝言をいいって去っていったという。


冨土原はそれを伝えて
“咲朱のことをちゃんと把握しているのか?”
と心配していた。


羽生田は
“咲朱は滅びない、信じて下さい”
と啖呵を切る。


累は伝言を聞いて
“野菊と自分が初めて会ったのは鎌倉の海”
だといってその場所を野菊が指し示していると羽生田に伝える。


羽生田は累には部屋での待機を命じて自分が一人で行くという。


羽生田は累を部屋に送ると海へ向かう。


累は一人で高校時代の体育館に向かう。


羽生田には強引なこじつけで嘘をついていた。


累が体育館に行くと
野菊と幾がすぐに現れる。


累は伝言の内容から
“野菊の口を借りた別の人間の言葉”
と気付いており
ソレが幾だと推測していた。


幾の役を奪って
伝言のフレーズの
“星を詠んだ”
場所はその体育館だった。


野菊は殺気立っていた。


それを察した累は
“私を殺すつもりならちょっと待って、大事な話がある”
という。


野菊は聞こうとするが
体育館の電気がついて羽生田が入ってくる。


羽生田は累の胸ぐらをつかみ
“一度消えたやつを信用できるかといったろ”
と激怒する。


“お前は何を考えてるんだ?”
と詰め寄ると
累は
“野菊の顔で舞台に出る、ただし、それで最後にする。口紅を使うのも舞台に立つのも”
という。


羽生田は狼狽して手を放すと
累は崩れ落ちながら土下座して野菊に
“もう一度だけ咲朱を舞台に立たせて”
と懇願する。


野菊は累が本気であるのに気づいているが
“そういってきっとまた私を監禁するハズ”
という。


累は
“交換の主導権をあなたに譲る”
といって口紅を差し出す。


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累 102話のネタバレ
~血の結晶~

羽生田は慌てて止めようとするが
口紅ははじかれて野菊の足元に転がる。


野菊は口紅を拾って強気に出るが
羽生田は
“口紅に何かしたら無事で済むと思うな、あの天ヶ崎とかいう高校教師ともどもな”
と脅す。


天ヶ崎の名を出されて野菊が動揺したので、
羽生田は天ヶ崎がただの売春の客ではないと確信する。


野菊は口紅を全て露わにして
“少しでも変な真似をすれば口紅は砕く”
と天ヶ崎に手出ししないように威嚇する。


累は
“次の舞台の幕が下りるまでは辛抱してくれれば、自分はどうなっても構わない”
と覚悟を見せる。


野菊は累に
“天ヶ崎には何もしない”
と約束させる。


契約は成立するが
羽生田は納得いかない様子で帰っていく。


幾は野菊にコンタクトを取るには
自分に連絡をくれればいいという。


累は幾に礼を言って帰っていく。


野菊は累の落ち着きようを不気味に感じていた。





羽生田は
“イザナさんの意志を何だと思っているんだ”
と累に憤りをぶつけるが
累は
“自分や母の意志ばかりで、私の意志は考えてくれないのね”
と残念そうにいう。


羽生田の怒りは収まらず累の頬を叩く。


累は鼻から大量の血を流しその場に置き去りにされる。


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累 103話のネタバレ
~遠ざかる肉体~

羽生田は頭が冷めると、
イザナに託された意志を思い出していた。


累も十分に承知のハズだった。


羽生田は累の妙に落ち着いた様子なのは
“イザナの最期の言葉を思い出したからでは?”
と思い当たるフシがあった。


頭が冷めると
累を殴ってしまったことを後悔していた。


一週間後
累は羽生田から届いた台本を読んでいた。


累は自身の状態に戸惑っていた。


台本自体は素晴らしかった。


今までは台本を読むだけで
演じるイメージができていた。


しかし
咲朱のイメージが今の自分とはかけ離れていた。


“星・ひとしずく”
のときからこの裂けめは生じていた。


累は咲朱としてこの台本を演じられるのか不安になる。


累は幾を頼ることにする。


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累 104話のネタバレ
~同じ生きもの~

幾は待ち合わせ場所に行くと、
累は大きなマスクをして待っていた。


累は俯いて冷や汗をかいていた。


幾は高校時代の累を思い出していた。


“野菊からどこまで私のことを聞きました?”
という質問に対して幾は答えるが、
ソレが本題ではないことを察する。


累が帰ろうとするため幾は呼び止める。


幾は
“また何か抱え込んでるんじゃないの?昔みたいに”
というと、
累はへたりこんで
“台詞が体に入ってこない、こういうとき同じ女優のあなたならどうするだろうと…”
と悩みを打ち明ける。


幾は
“私はそんなことしょっちゅうあった”
と累の才能に嫉妬する。


しかし
累は
“美しいものの高みからそういうことを言われると気に障る”
と不快感をあらわにする。


幾も
“私の劣等感はあなたにはわからない”
と本音をぶつける。


二人はしばらく沈黙となる。


累は
“もう一度同じ舞台に出てくれませんか?”
と今回の舞台のもう一人の主役を依頼する。






羽生田は冨土原に咲朱の復帰を報告する。


人材不足を冨土原に相談すると、
冨土原は快く協力をしてくれる。


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累 105話のネタバレ
~早暁~

累は野菊に顔をかりて劇場に行く。


羽生田の指示で
“ちょっとした儀式”
と言われる。


“現実に帰っていたお前を虚構へと招き入れるためのもの”
だという。


累は台本を読んだ感想として
“どうしてもこの舞台に出たいと思った”
というと
羽生田は
“イザナさんも同じことをいってくれた”
という。


イザナに台本を見せた時は
導入部分を読んで
“どういうつもりだ?”
と激怒された。


しかし
読み進めるにつれてイザナは涙を流していた。


読み終えると
“これは私が舞うべき物語だ”
といったという。


累は
“この舞台の主演は二人”
であることを指摘して
“美しい巫女”が自分で
“醜い鬼女”に幾を指名する。


累の
“彼女をおいて他に無い”
という進言に羽生田は納得する。


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累 106話のネタバレ
~演出家~

稽古が始まるが
累も幾も羽生田からダメ出しを喰らいまくっていた。


冒頭部分からあっていなかった。


幾は
“醜い鬼女”
の恐ろしさを表現できず
累は集中できていない様子だった。


羽生田に厳しく叱責されて
累は
“ちょっと頭を冷やしてきます”
と席を外す。


幾は心配しているが
累は
“あなたの演技だった人のことを気にしている場合じゃない”
という。






累は用具室で呆けていた。


幾がやってきて
“明日一日、累ちゃんの顔を貸してほしい”
と申し出る。






羽生田は幾よりも累の心配をしていた。


“役どころか咲朱にすらなり切れてない”
のに気付いていた。


羽生田を野菊が待ち伏せていた。


野菊が
“累が何を考えているか確かめたい”
というと羽生田も同じ考えだった。


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累 107話のネタバレ
~見えないもの~

幾は累の顔で街を歩いてみる。


幾は建物のかげに逃げ込むように入ってくる。


累はわかり切った様子で
“何からそんなに逃げてきたんです?”
と聞くと
“視線”
だという。


みんなが幾に嫌悪と好機の眼差しを向けていた。


幾は
“自分のすべてが揺らいだ。何一つ自身がもてなくなった”
という。


累は
“役作りの糧になれたら光栄”
といって顔を返す。


幾は顔が戻ると累に何も言えなくなっていた。





羽生田は野菊とある大学を訪れていた。


羽生田も野菊も累の狙いは
“顔の永久交換”
だと確信があった。


累は
“顔の永久交換の方法を既に知った”
と二人は認識している。


羽生田も野菊もその方法を突き止めようとしていた。


羽生田が大学に来たのは
“過去にその方法に辿り着いた男が一人いる”
とアテがあるからだった。


その男は現在失踪中の考古学者で、
その大学で研究をしていた。


“海道凪”
という男で
“海道”
という苗字を聞いて野菊の顔色が変わる。


研究室に行くと芦原という教授が二人を迎える。


海道の同僚な様子で
芦原は
“持ち出しはできないがゆっくり見ていくと言い”
と海道凪の研究論文を見せてくれる。


分厚い論文には核となる記述はなかった。


野菊は論文の表紙の直筆の字を見ると
“お父様の部屋で見つけた…”
という手帳を取り出す。


羽生田は
“凪さんの手帳…”
とすぐに気づく。


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累 12巻の感想

累と幾の役を逆にすればいいのでは…


羽生田が描いたシナリオが気になります。


イザナの解釈の通りだと
巫女(累)は鬼女(幾)に顔を奪われて殺されてしまうハズです。


そうなると
“女神”
は巫女(累)の顔を奪った鬼女(幾)になってしまいます。


鬼女(幾)が真の主役ということになっていると認識できます。


コレっておかしいですよね。


イザナの過去に台本を重ねるとなると、
鬼女=イザナ=累
となるのが自然な気がします。


そのため
鬼女の役を累がするのが当然だし、
ハマり具合の問題もアッサリ解決だと思います。


となると
羽生田の台本は伝説(イザナの解釈版)とは違うオチなのかもしれません。


伝説(イザナの解釈版)のストーリーは充分面白そうですが、
ソレを超える面白さと感動があるとなるとかなり楽しみです。


イザナが泣いて“私がやる”といって、
累が“素晴らしい”というくらいですからかなり凄い台本だと推測されます。






1巻から登場していた幾は、
このために大事に育てられてきたようです。


幾は以前に累に対して
“顔くらいで役者諦めるの?”
的なことを言っていました。


ですが
累の顔で街を歩いてみるのを体験して、
初めて累の気持ちを理解します。


その結果
去っていく累に何も言えませんでした。


もしかしたら過去の自分の発言の軽薄さを恥じていたのかもしれません。


累もそれを察して
速やかに帰っていったのかもです。


幾が累の顔で惨めに転ぶシーンは痛快さがありました。


偉そうに
“累を救う”
と言っていた幾が
“累の現実”
を少しでも知ることができた象徴的なシーンでした。


結局人間は安全圏にいれば何とでも言えるんですよね。


そういった人間の卑怯さや浅はかさで、
知らず知らずのうちに他人を傷つけているというのがわかるシーンでした。


幾のような偽善者にならないように気を付けようと思います。


この作品は業の深いキャラばかりで、
純粋な幾はいいアクセントとなってます。


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