超人類6 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


1巻には1~6話が収録されています。


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超人類6 1話のネタバレ

タスクは癌を恐れていた。


恐れるあまり
日光を嫌い夏でも厚く着込んでプールの授業も見学している。


父が癌で死んだためだった。


逞しくて大好きだった父が
みるみるやせ細り衰えていく姿に恐怖を感じていた。


友人のケイトは過剰に病気を恐れるタスクを心配していた。


タスクはテレビで人間が進化した結果
“頂点捕食者”
になったと言っているのを見る。


“死なないように進化してればよかったんだ”
と思う。


タスクは気を付けていたが
父と同様に癌になってしまう。


検査すると既に末期で手の打ちようがなかった。






北極では各国の科学者たちが集まり地球の危機について話し合っている。


数百年後には地球に氷河期が訪れて、
殆どの生命体が死滅するという調査結果が出ていた。


日本の代表はエド博士だが不在で
代わりに娘のミホが来ていた。


各国の代表は
・海中都市計画
・火星移住計画
など意見を出し合っている。


ミホは
“下らない”
と一蹴する。


“どれも絵空事”
といって問題点を完璧に指摘すると科学者たちは黙ってしまう。


ミホは数百年後のその先の
“スノーボール現象”
という地球が完全な氷のたまになる状態を指摘して、
誰もそのことを考慮していないことを説明する。


氷河期が訪れるのは数百年後と予測されているため、
科学者たちは目先の研究費と利権しか考えていなかった。


言葉に詰まった科学者たちは
“日本は案はあるのか?”
と問うと
ミホは
“人類が氷河期に適応すればいい”
という。


きたるべき未来に備え
人類を進化させる
“PP6(プロジェクトプランシックス)”
が日本の切り札だという。


科学者たちは失笑するが
ミホは
“話すと疲れるバカばかり”
といって出ていく。





3週間後
ミホに父のエド博士から
“プラン6を日本のカラヨリ市で発動させる”
というメールが届く。


ミホは
“シックスの研究には時間がかかると言っていたのに”
と困惑する。


北条の報せでエド博士の研究室が荒らされていたことに気付く。


ミホはエド博士が人体実験を強行するのだと確信する。


ミホは新人類が誕生すれば
氷河期より先に旧人類が絶望する可能性を示唆する。


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超人類6 2話のネタバレ

ミホはプラン6は切り札だと説明する。


北条は
“なぜ新人類は旧人類を滅ぼすのか?”
が納得できない様子。


ミホは自然界の
“ニッチ”
が被らないすみわけを説明する。


鳥とメガネサルは同じ木にで同じ虫を食べているが、
活動時間が違うため問題ないのだという。


新人類が現れば
旧人類とニッチが被る。


そして歴史上
新人類が現れると
そのたびに旧人類は滅ぼされてきた。


ミホはエド博士の言葉を思い出す。


エド博士は
“ヒトがヒトたる所以は「心」”
と言っていた。


エド博士の研究は
発生段階の受精卵を弄るのではなく
“今生きている人間を進化させる”
というものだった。


ミホは生きた人間に何らかの作用を与えて、
「心」を引き金に進化するのではと推測する。


ミホは生きている人間に
“何を媒体にする”
のかがわからなかった。





タスクは入院している病院の屋上にいた。


癌で苦しむ父の姿を見ていたため
自分はそうなる前に死のうと思い飛び降りようとしている。


“どうせ行きつく先が死なら”
と思い屋上から飛び降りる。


タスクが飛び降りる直前に
大雨が降ってくる。


タスクは地面に落ちながらも
“死にたくない”
と強く思う。


地面に落ちると即死は免れたようだが、
血まみれで瀕死の状態になっている。


警備員に発見されるまで雨に晒されていた。


警備員がタスクを発見して驚いて駆け寄ると、
タスクが警備員の手を掴む。


警備員はみるみる干からびていき
服だけがその場に残される。


タスクは目を覚まし
“なんで生きている?”
と疑問に思う。


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超人類6 3話のネタバレ

タスクは病院の自室に戻ろうとすると
偶然クラスメイトの今日子と会う。


検査するとタスクの身体から癌は消え去っていた。


医者は驚いていて
母は泣いて喜んでいる。


タスクは呆然としている。


今日子は
“胃潰瘍治ってよかったね”
といって
自分の用事があったようだが帰っていく。






ミホは北条にエド博士の研究データを復元してもらう。


エド博士は降雨装置を作っていたことが判明する。


不自然な通り雨が起こったことを思い出し、
その周辺を調査することにする。


付近の池では妙なものが回収されていた。


発見者には
“先鋭芸術家のアート作品”
と誤魔化していた。


ミホは
“シックスに適応できなかった末路”
とグロテスクな巨大生物を仮定する。






癌が治ったタスクは学校へ行き文化祭の準備を遅くまでする。


タスクが元気になってケイトも嬉しそうにしている。


今日子は教育実習生の修一郎に呼び出される。


今日子は修一郎の子供を身ごもっており産むつもりだった。


修一郎は
“二人の未来のため”
といって自分も辛いフリをして中絶させようとする。


修一郎が去った後に
今日子はクラスメイトの女子3人に話しかけられる。


リーダー格の女は
“修一郎の彼女は自分だ”
といって修一郎とのおそろいの指輪を見せつける。


今日子は自分が遊びの女だと知らされる。


今日子は信じられない様子だが
女は
“めんどくさい”
といって今日子の腹を殴って無理やり流産させようと近寄ってくる。


今日子は
“そんな指輪より
 私には確かな証がある
 先生と私の愛の証
 産んでやる”
と強く思う。


胎児は急成長して今日子の腹は大きくなる。


タスクは
“吐き気がするほどの禍々しさ”
と感じる。


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超人類6 4話のネタバレ

今日子の様子の変化に
女たちは怖気づく。


今日子は女の一人の腕に触ると
腕はミイラのようになってしまう。


今日子は
“ヒトって栄養満点で美味しい”
といって
キスをすると女は骨だけになってしまう。


逃げようとする女を捕まえて同じように体液を吸いだす。


修一郎の彼女は教室にいる修一郎に泣きつきに行く。


修一郎は状況が理解できず慌てていると
今日子が教室にやってくる。


今日子は修一郎をみて
“パパ見つけた”
という。


タスクは
“今日子ではない”
と今日子の変化に気付く。

今日子は大きくなったお腹を見せつける。


修一郎は
“自分は無関係だ”
と主張する。


修一郎と生徒たちは驚いていると、
今日子は服を脱ぎ始める。


今日子の胸の乳房は禍々しい腕のようなものに変形して、
修一郎と彼女を絞め殺す。


今日子は二人の体液を啜ると
お腹の胎児はどんどん大きくなる。


他の生徒たちは呆然としている。


タスクはみんなを逃がしたいが動くことができない。


生徒たちはどんどん今日子の犠牲になっていく。


タスクはケイトを庇い頭を吹き飛ばされてしまう。


しかし
敬とはタスクの切り落とされた腕が勝手に動くのに気づく。


腕は生徒の死体に触れると
死体は分解されてタスクの身体は再構築される。


タスクは
“腹が減ってたまらない”
という。


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超人類6 5話のネタバレ

ケイトはタスクをみて呆然としている。


今日子はタスクも自分と同じような体になったと気付く。


タスクの身体は完全には修復していない。


“キミはうまそうだね”
といって今日子に近づく。


今日子は危険を感じてタスクに攻撃して体を貫くが
すぐに再生する。


上半身を吹き飛ばすが再生する。






米国はエド博士の研究の“6(シックス)”に軍事的利用価値を見出していた。


北条は名目上はミホの護衛だったが
本当はアメリカの諜報員だったことを明かす。


エド博士の研究成果が目的で
行方不明のエド博士の居場所を吐かせるためにミホは狙われていることを告げる。


北条は自分で自分の腕を銃で撃ち、
ミホに抵抗されて逃げられたことにするという。


ミホは捕まってしまうと
エド博士の行方を知っていようがいまいが人の形が残らないほど拷問されることを教える。


北条はミホに金と変装道具を渡して逃がす。


ミホは父のエド博士を探すために
手掛かりとなる“適応者”を探すことにする。






タスクは京子の触手を掴むと
今日子の胸は元に戻っていく。


タスクの怪我はまだ治っていないため、
もう片方の触手も触ろうとする。


今日子は苦しがり
肚を引き裂いて修一郎そっくりの大人の男が生まれてくる。


今日子は喜んでいると子供は
“まんま”
と言いながら今日子を捕食する。


タスクは子供に触ると
子供は小さい胎児に戻る。


タスクには超人類の力を吸い取り
自分の傷を治すと同時に触った相手を人間に戻す力がある様子。


タスクは傷が治ると元に戻る。


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超人類6 6話のネタバレ

タスクとケイトは教室の清掃用具入れに隠れていた。


教室に来た連中が明らかに警察ではないためだった。


特殊な防護服に身を包んでいて、
今日子の異形な腕を見てもあまり驚いていない。


教室に用務員が訪れると
一人だけ防護服を着ていない男がすぐに首を折って殺す。


ガスを運び込み表向きはガス爆発での事故に見せかけようとしている。


タスクとカイトは人がいなくなったのを確認して出てくる。


廊下から逃げたいが
先ほどの連中と鉢合わせする可能性が高かった。


ケイトはカーテンで即席のロープを作ってタスクを抱えて窓から逃げる。


二人は急いでその場を離れることにする。


タスクは
“ケイトを巻き込みたくない”
というが
ケイトは
“今度は俺がお前を守る番だ”
といって励ます。





ミホは変装した状態で
ホテルを転々としながら適応者を探していた。





川辺でバーベキューをしている若者たちがいた。


そこはバーベキュー禁止の看板が立っている。


脱法ハーブを持ち出し吸おうとしていると
コスプレした子供が洗われて注意する。


若者たちは呆気に取られていると
子供はいつの間にかすぐ近くに移動している。


あくまでも無視を続けようとするため
子供が何かをすると男の指が全て切断される。


若者たちは慌てふためいている。


子供は車の上に乗って
“やめろといっただろ
 我が名は
 アラクニッドマン
 正義のヒーローだ”
といってポーズをとる。


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超人類6 1巻の感想

新人類に進化する条件が気になります。


おそらくは以下の条件

①あの日の雨にうたれた

②何かの強い願望がある(タスクの“生きたい”のようなモノ)

③適応する遺伝的特徴がある(ほぼ運)

がすべてそろっていることだと思います。


①だけだと無差別すぎて
大量の適応者と非適応者で溢れかえっていると思います。


②はエド博士の“ヒトには「心」がある”という発言と、
タスクも今日子も強い願望を持っていたことから推測されます。


③は適応できなかった化物が発見されているため、
遺伝的要因で適応できない人がいるようです。





今のところまだ2人しか新人類は本格的に出てきていません。


タスクの“死にたくない”という心に基づいた能力は、
一見強そうです。


しかし本当に
“死なない”
事のみに特化しているようで
派手な攻撃は持っていないようですね。


今日子は触手を派手に振り回して攻撃していました。


巻末で登場したキャラは糸を使うようです。


タスクは超人的に身体能力が上がったようにも見えません。


触って生命力を吸収できて身体能力は普通というのなら、
そこまでぶっ壊れ性能というワケでもなさそうです。


エックスメンのウルヴァリンと同じような感じかもしれません。


ウルヴァリンも実はあまり強くありません。


しかし
驚異の再生力で最強のクラス5のフェニックスの攻撃を耐えていました。


もしかしたら今後
主人公補正で
“吸収した新人類の生命力を自分に上乗せできて身体能力が向上する”
という“進化”をとげるかもしれません。


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