サクラ色の傷痕 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!

1巻には1~3話が収録されています。

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サクラ色の傷痕 とは?

出版社:ぶんか社
発売日:2017/2/9
作者 :かわち ゆかり

たった1枚の家族写真。

それは果乃にとって一瞬の幸福だった──。

部屋から一歩も出してもらえず、母の虐待を受ける日々の5歳の果乃。

ある日、「新しいパパよ」と母が男を連れ帰った。

そして、妹・莉乃が生まれるが、母の虐待に加え、父からも暴力を受けるようになった。

父は母を捨て、母も幼い子供二人を残して出て行った。

誰にも助けを求められず、姉妹は飢えと孤独で命の危機にさらされて──?

ネグレクトの親元から児童養護施設へ。

幼い姉妹の過酷な運命を描く!!


サクラ色の傷痕 1話のネタバレ

「ママこっち見て」

カノが物心ついたころには既に父はいなかった。


母はいつも怒っており、
カノはたびたび暴力を振るわれていた。


母は床に落ちた食事を無理やり食べさせていた。


カノは外出を許してもらえず、
部屋の窓から近所の子供たちが遊ぶのを見ているだけだった。


近所の子供たちはカノに気付いていたが、
アザだらけで薄汚れた姿のカノを気味悪がっていた。


母はカーテンを開けることも禁止する。


初めて母が笑った顔を見たのは
母が“新しいお父さん”を連れてきた時だった。


男はカノに興味を持たなかった。


カノが5歳になったころ
妹のリノが生まれる。


四人で生まれて初めての家族写真を撮った。


男は自分の血を引いているリノにしか興味が無いため、
“家族で出かける”
ときにはカノは一人で留守番だった。


カノは母に甘えようとするが、
母はリノの世話で精いっぱいでカノに暴力を振るう。


リノが泣きだしてしまうと男が起きてきて、
腹いせにカノに暴力を振るった。


男が仕事をクビになると、
父と母の仲が険悪になっていく。


金が無いためご飯はもやし炒めとコンビニおにぎりだった。


リノは離乳食すら食べさせてもらえなかった。


カノは
“目障りだから”
という理由で物置部屋に閉じ込められてしまう。


食事ももやし炒めを一日一度だけしか与えてもらえない。


男と母が喧嘩していると、
物置部屋に穴が開いてしまう。


そこからカノが部屋を見ると
男と母が争っている。


リノがその穴からカノを見つめて、
カノの手を握ってくる。


カノはリノの何も知らない笑顔を見て辛くなり涙を流す。


ある日
カノは一人で留守番中にお腹が空いたためおにぎりを食べていた。


そのおにぎりは家族の晩御飯だったため、
男は激怒してカノに暴力を振るう。


物置小屋にある大き目の箱にカノを閉じ込めて放置する。


その日は真夏日だった。


カノは暗闇の中で恐怖で泣いていた。


翌日の昼に
カノの様子を見に行くとぐったりしていた。


病院に連れていくと虐待の事実が明るみに出るため、
男はあっさりと母、カノ、リノを捨てて出ていく。


男は母とは籍を入れていなかった。


母は仕方なくカノを病院に連れていく。


カノは一命をとりとめるが危険な状態だった。


医者が虐待を通報しようとするが、
母は必死になり謝りだす。


児童相談所への通報は行われず、
カノは母に手を引かれて帰る。


カノはその時に初めて母の温もりを感じる。


しかし
看護師たちの見送りが見えなくなる場所まで行くと、
母は手を離して無言で家まで帰る。


母は部屋に着くと男がいなくなったのをカノのせいにして暴力を振るった。


カノは泣くと余計に暴力を振るわれるため、
声を殺して耐えるしかできなかった。


カノの傷だらけの顔を
まだハイハイしかできないリノが心配する。


母は一人で泣いていた。


カノは
“母は一人では生きていけない弱い人”
であることを認識する。


母はもやし炒めを置いて外出する。


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サクラ色の傷痕 2話のネタバレ

「ママ帰ってきて」

カノはすぐに母は帰ってくると思っていた。


物音がするたびに母だと思い玄関まで迎えに行くが、
一向に帰ってこなかった。


幼いリノは母がいなくて泣いている。


カノはヌイグルミを使ってリノをあやしてあげる。


夜になると部屋が暗くなるが
証明のスイッチには手が届かない。


仕方なくカーテンを開けて
月明りを頼りにする。


カノはトイレを使用することを教えてもらっていなかった。


部屋の中からオムツを探し出して、
用を足すと取り替えていた。


テレビのリモコンを落とした拍子にテレビがつく。


テレビの向う側では
みんな笑顔で楽しそうだった。


小さな子供が初めて立ち上がり
母親と思われる女性が涙を流して喜んでいる。


母親に褒められる小さい子供を見たリノは、
羨ましそうに指を指している。


リノは母が恋しくて
母の服を抱きしめて眠っていた。


翌日
リノは初めてつかまり立ちをする。


すぐに尻もちをついてしまうが
カノはリノを抱きしめて喜んだ。


母が男を連れて帰ってくる。


カノはリノが立ったことを嬉しそうに報告するが、
母は興味なさそうにもやし炒めを作り出す。


リノは母の足に捕まろうとするが
母は
“ジャマ”
といってリノを足蹴にする。


母が連れてきた男は新しい彼氏だった。


男はカノとリノを見ると
“子供ふたりもいたのかよ”
と顔をしかめる。


母はもやし炒めを作ると出ていく準備をする。


リノが母のバッグで遊んでいたため、
携帯がバッグから出ていた。


カノは母に
“帰ってくるよね? 帰ってきてね”
というと母は
“帰ってくるからその手を離して、いい子にしてたら早く帰ってくる”
といって出ていく。


母はリビングのドアを閉めると、
玄関に行けないようにガムテープでしっかりと貼り付ける。


母は携帯を部屋に忘れたことにすぐに気づくが、
ほっておくことにする。


母は数日たっても戻ってこなかった。


区役所の職員が訪問してくるが、
リビングのドアがガムテープで固定されていたためカノは出ることができなかった。


インターホンにもカノの身長では届かなかった。


食べ物もオムツもなくなり、
部屋がどんどん汚れていった。


リノは泣きやまなくなってしまい、
カノは携帯で誰かに連絡するが母の彼氏は電話を切ってしまう。


カノは泣いているリノを
“もうすぐ帰ってくる”
と必死にあやしている。


カノとリノは食料が無いため、
冷蔵庫にあるマヨネーズを分け合う。


カノが腐っていない生ごみを漁って、
リノに食べさせてあげていた。


それらもなくなると
テレビに映った美味しそうな料理を画用紙に描いて食べて飲み込んだ。


画用紙は固くてのどに引っかかり痛かった。


次第に無意識のうちにクレヨンを食べるようになる。


二人の限界は近づいていた。


区役所の職員たちは
何度訪問しても“不在”のこの家を不審に思っていた。


職員たちは児童相談所に連絡する。


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サクラ色の傷痕 3話のネタバレ

「ママ死んじゃうよ」

児童相談所の職員たちは
大家に頼んで部屋に入ってくる。


リビングのドアのガムテープを目視すると、
急いで剥がして中に入る。


リビングには酷い腐敗臭が立ち込めており、
カノとリノがぐったりとしていた。


カノは朦朧とする意識の中で
助けに来た職員と母を間違えて
“母が帰ってきてくれた”
と勘違いをする。


二人はすぐに救急車で運ばれる。


二人とも危険な状態だったが、
後遺症はなく一命をとりとめる。


児童相談所の職員たちは
母の元を訪れてカノとリノの現状を報告する。


母は
“私は母親なのよ”
と逆ギレをするが
事情聴取で警察に連行される。


カノとリノは児童養護施設行きとなる。


カノは6年間も部屋の中で暮らしていたため、
色々な人に触れあう環境に戸惑っていた。


職員の花房は親身になりカノに状況を説明する。


カノは
“ちゃんとママがいる、カノとリノを迎えに来てくれるんだよね?”
と涙ながらに訴える。


カノは
“やっとお家に帰ってきてくれたのに”
と勘違いに気付いていない。


花房は職員会議でカノに
“錯覚の愛情”
があると説明する。


ネグレクトに遭った子供は
歪んだ愛情を持ってしまうのだという。


本当は親に愛されていないのにもかかわらず、
母親が長期帰ってこない不安から自衛のため
“自分は母から愛されている”
と勝手に理想化してしまうのだという。


カノを救った職員を母親と勘違いしていたことも伝える。


他の職員たちはカノの扱いを面倒がるが、
花房は
“あの子たちには「愛」が必要なんです”
と力説する。


花房は子供たちにカノを紹介すると、
子供たちは笑顔で受け入れるがカノは戸惑っている。


同い年のモモコはカノに積極的に話しかけるが、
カノは怯えてしまい失禁してしまう。


カノがオムツをつけてもらうのを
他の子供が目撃する。


花房はカノが小学校に通う必要性を説明する。


カノは不安な表情で出かけていく。


花房のカノを見つめる視線を
モモコは面白くなさそうに嫉妬のする。


モモコは花房に
“モモがカノちゃん連れていくね”
と愛想を振りまく。


花房はモモがカノの面倒を見てれると思い安心する。


職員たちはカノのことを
“愛されたことが無いから、甘え方がわからない、友達の作り方も知らない”
のだと思う。


カノが心を開けるようになるまでは、
かなりの時間が必要だと認識する。


リノは元気になり歩けるようになっていた。


小さいリノは職員たちに可愛がってもらっている。


リノが一番の笑顔を見せるのは
カノが学校から帰ってきた時だった。


リノは
“ねんね~”
と言ってカノに抱き着き
カノもリノに対しては笑顔を見せている。


食事の時間に
カノはおかずをこぼしてしまう。


床にこぼしたおかずを
カノは手づかみで食べていてみんな驚く。


モモコはカノの手を握り
“こんなの食べなくていいよ”
といって新しいのを貰ってきてあげる。


カノは児童相談所に来て初めて微笑んで
“ありがとう”
という。


カノの笑顔を見た花房たちは泣いて喜ぶ。


“モモちゃんがいい子で本当に良かった”
花房は思うが、
カノが食べようとしているおかずの中には消しゴムが入っていた。


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サクラ色の傷痕 1巻の感想

作画力が高すぎてカノが可愛すぎて辛い…


この手のタイプの作品は作画力が低い作家が多めなのですが、
最近は“ちいさいひと”の作者のように作画力が高い人が多いです。



そのため
より一層痛々しく感じてしまいます。


ネグレクトからの救出は
他の類似作品と大体流れは同じでした。


さらに同じなのは
ネグレクトの被害に遭った子供は必ず親を庇っています。


私は今までそのことが腑に落ちなかったのですが、
この作品では
“錯覚の愛情”
というもので説明があります。


「ネグレクトで親に会っていないからこそ、自分の中で勝手に理想像を膨らませてしまう」
ということに納得がいきました。


小さい子供が身を護るためには当然の思考回路なのかもしれません。


子供に限ったことではありませんが
“自分は親に愛されている”
と思いたいですよね。






リノは小さいため職員たちに可愛がってもらい大丈夫そうですが、
カノがかなり心配です。


6歳まで母とリノ以外の人間に触れあったことが無いというのは、
かなり異常ですよね。


しかも
いい子と思われていたモモコが実は性悪なようです。


おそらくモモコは面倒見のいい花房を、
母親のように慕っているのだと思います。


その花房の注意がカノに行っているのが面白くないのでしょうね。


花房の前ではいい子の皮を被り、
カノへの攻撃を始めています。


ツインテールでワンピースのモモコは、
いかにもぶりっ子で二面性がありそうです。


ここからかなり辛い虐め展開が来ると思うので、
読み進めるにはかなりの覚悟が必要だと思います。


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