バタフライ(漫画) のネタバレ！

バタフライ(漫画) 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します！

1巻には1～6話が収録されています。

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バタフライ(漫画) 1話のネタバレ

「爆石優」

爆石優はデリヘル店“バタフライ”の店長をしている。

客の男がデリ嬢に睡眠薬を飲ませて暴行をしたため、
その制裁をしに来ていた。

優は男の歯を砕いてハンダで焼き後をつけると、
男は土下座して許しを請う。

バタフライは東京23区をエリアにしていた。

幅広い女の子が所属する優良店だった。

新人のボーイの古賀は
女の子の送迎と電話番などの雑用をしている。

副社長は金城将という男で
実質的な経営者だった。

将は優に信頼されていて
金の管理を全て行っている。

優の主な仕事は女の子のスカウトだった。

優は女の子のまとめ役でもあった。

デリヘル嬢になるには普通の人にはない“才能”が必要と主張し、
才能を生かすも殺すも自分次第だと鼓舞する。

古賀はレナを現場に送る。

レナは多重債務者のシングルマザーだった。

レナから非常時代の合図の
“1コール”
がはいる。

古賀は優に連絡する。

優は古賀を連れて部屋に乗り込む。

男がレナの腕に暴行を加えていた。

男たちはバットで威嚇しながら
“ここらは全部
　女池組が仕切っている”
といって毎月50万を払うことを要求する。

優は謝る振りをして
ポケットから催涙スプレーを取り出し吹きかける。

男たちが怯んだすきに拘束する。

優は
“蝶を泣かした客には
　血の裁きだ”
といって工具から道具を取り出す。

“脊椎動物を卒業しようか”
といって工具に釘をセットして脊椎に打ち込もうとする。

優は脊椎の中の中枢神経を破壊した後のことを生々しく説明する。

“試し打ち”
といって背中に釘を一本打ち込む。

“次本番”
といって打ち込む前に
一度口の拘束を解いて喋らせる。

男が
“何が欲しい？
　何でも言え”
というので
優は
“この部屋貰うわ”
という。

バタフライの事務所はそこに移動する。

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バタフライ(漫画) 2話のネタバレ

「金城将」

優と将は引き抜き行為をしようとした客に制裁を加えている。

ナイフで指を切る振りをするが軽傷で許し
“次あったらこの指もらう”
と脅す。

男の会社は
“フラワーカンパニー”
といって業界内で評判は悪かった。

将は事務所で女の子たちの体重測定を行っている。

増えている女の子には注意をする。

美咲が来ていないので古賀に訪ねると
古賀は
“昨日怖い目に遭ったのでもう来ないかも”
という。

古賀は社長の優はやりすぎというが
将は
“舐めた事いってんじゃねぇ”
と注意する。

美咲には連絡がつかずに３週間たつ。

優は他の店をチェックしているときに美咲を見つけたので、
客の振りをして美咲を呼び出す。

美咲は将だと知らずに部屋に訪れる。

美咲はフラワーカンパニーに所属していた。

フラワーカンパニーは労働条件が悪いが報酬は高かった。

美咲は連れ戻しに来たと思ったが
将は未払い分の給料を美咲に渡す。

美咲は
“バタフライを裏切った身だからお返しする”
というが
将は受け取らず
“昔
　従業員で自殺した子がいた
　救えなかった”
という。

フラワーカンパニーの従業員が部屋に入ってくる。

将を見ると
“バタフライさんじゃないですか”
とすぐに気づく。

将はフラワーカンパニーの薬をやらせて本番強要を指摘して、
引き抜きではなく美咲を病院に連れていくように頭を下げる。

男は将をこん棒で殴る。

美咲は止めようとするが
男は
“まだ予約は入っている
　事務所戻って仕事しろ”
という。

美咲は将に何度も謝る。

将はバタフライの店名の由来を説明する。

優が
“女の子を羽ばたかせたい”
という思いを込めて付けたという。

優が部屋に訪れる。

将に
“何仕事サボってんの？”
と軽口をたたく。

優は
“やっちゃっていいよ将ちゃん”
というと将は男二人を瞬殺する。

優は
“俺の許可なしじゃ
　翔ちゃんは絶対手を出さない”
と久々に将がキレるのを見たという。

将は前に優が言ったとおりに
男の指を切り落とす。

数日後
美咲はバタフライで働かせてほしいと懇願するが、
優は
“なめんじゃねぇよ”
といって軽く平手打ちをする。

美咲は何度も頭を下げたが
優は美咲を再雇用することはなかった。

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バタフライ(漫画) 3話のネタバレ

「古賀敦」

コトミは客に酷い目に遭わされていた。

古賀が現場に乗り込むが
“警察に連絡する”
というだけで何もできない。

客は堂々と帰っていく。

優はコトミを心配して明日は休んでいいという。

コトミはその男はストーカーだという。

店を出金にしたが
それ以降エスカレートしていた。

将は偽名に気付かなかった自分のミスだと謝罪する。

優は古賀を殴り何もできなかったことをきつく咎める。

“女は体張って仕事してる、男がそれ以上に身体張らないでどうする”
という。

二週間後
古賀はコトミを自宅に送る。

古賀はコトミの心配をするが
コトミは
“悪いのは古賀じゃない”
と古賀を元気づける。

コトミは引っ越そうと思っていた。

室内の異変に気付て見渡すと
カーテンの影にストーカー男がいた。

コトミが悲鳴を上げると
男は窓から逃げていく。

古賀が駆けつけて男に催涙スプレーを吹き付ける。

男は気を失い
目を覚ますと手足を縛られて海辺にいた。

古賀と将が男が目を覚ますのを待っていた。

将は男が歯医者であることを調べていた。

袋から
“フッ化水素酸”
を取り出して強い毒物であることを丁寧に説明する。

皮膚や筋肉に触れると貫通して骨まで破壊するのだという。

ピンセットでガーゼに浸して
古賀に持たせて
“やれ”
という。

男は怯えて何度も謝り
古賀は
“俺にはムリです”
というが
将は
“お前は男として
　女を守れないままでいいのか？”
という。

古賀は覚悟を決めて
男の顔にガーゼを乗せる。

男は叫び声を上げる。

将は
“よくやった”
といって
瓶の中身を全て男にかける。

男は叫んで転げまわるが、
いたくないことに気付く。

“水？”
と尋ねると
将は
“俺の小便”
という。

古賀は安心して腰を抜かす。

将は男にバタフライと二度と関わらないという誓約書を書かせて、
破った場合はフッ化水素酸を飲ませることにする。

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バタフライ(漫画) 4話のネタバレ

「蛇名祐二」

ミナミが接客中に
客が店に電話を要求する。

客の要望は優を呼び出すことだった。

将が電話を受けて優に伝えると優は現場に向かう。

優が部屋に入ると蛇名という男がいた。

蛇名と優は顔見知りで親しい様子。

優に
“女には優しさが一番
　稼いだ金は全部女にやっていまえ”
と教えたのは蛇名だった。

蛇名は芸能プロダクションを経営しているという。

以前キャバクラを失敗した際の借金は返済したという。

蛇名はミナミを事務所からデビューさせたいと相談する。

ミナミにも話が通っていて
ミナミからも優に頭を下げる。

優は
“頑張れミナミ”
と快く送り出す。

しばらくした後
ミナミはバタフライを訪れて
“蛇名に騙された”
という。

ミナミは芸能関係者や政治家に性接待を毎日したという。

その様子をDVDに収録されて
“ハメられた女ミナミ”
とＡＶ女優としてデビューさせられそうになっていた。

蛇名と上司はミナミがいなくなったため、
次の女の調達を話し合っている。

優が蛇名のもとを訪れる。

蛇名は上司に優を紹介する。

優は
“俺の知っている蛇名さんは
　女を泣かすような人ではなかった”
というが
蛇名は
“俺はヤクザになった
　ヤクザは金がすべてだ”
という。

蛇名は今後バタフライと提携することを持ち掛けてくる。

優は蛇名の頬をアイスピックで突き刺す。

上司は将が薬品をかがせて気を失わせる。

古賀と将は蛇名を拘束する。

優は
“ウチの女を泣かした奴は
　絶対に許さない”
といって
ナイフを蛇名の知りに突き立てる。

ミナミのDVDは世に出ることはなかったが、
ミナミは町を去ってしまう。

ミナミを見送る将の背中からは、
寂しさと悔しさがにじみ出ていた。

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バタフライ(漫画) 5話のネタバレ

「鷹野兄弟（前編）」

年に一度の謝恩会のため部屋を借り切って飲んで盛り上がっている。

古賀は酔ったランをトイレに付き添う。

ランは酔って嘔吐すると
男二人に
“服に何かついた”
と絡まれる。

ランは酔っているため笑っていると
男の一人がランに殴り掛かる。

古賀も殴られるが身体を張ってランを庇う。

男二人は古賀の名刺からバタフライの店員であると知る。

悲鳴が聞こえたため優と将は古賀のもとに駆け付ける。

優は
“何やってんだ”
というと
長髪の男は名刺を取り出し
“ウチの庭えはしゃがないでもらえる？”
という。

優は将に
“やっていいよ”
というと
将は空き瓶で短髪の男の頭を殴るがあまり効いていない様子。

男はナイフを取り出して将の腹を刺す。

長髪の男は
“瓶で頭をなぐるのと、ナイフで腹を刺すのでは頭の方がヤバいだろ”
といって
“おあいこ”
と主張する。

長髪の男は優の前に頭を下げて差出し
“足りねぇなら殴ってよ、特別サービス”
という。

優は場を収めるために殴らずに
“痛いの痛いの飛んでいけ”
といって頭を撫でる。

長髪の男と優は笑いあう。

長髪の男は
“この業界危ない奴が多いから気をつけろ”
といって短髪の男を連れて帰っていく。

後日
男が残した名刺から
“タランチュラ”
というデリヘルの経営者だと判明する。

二人は兄弟で
長髪が兄の頭脳派で
短髪が弟の肉体はだという。

規模はバタフライと同じくらいで優良店として業界では有名になっている。

規模の拡大方法が同業者を潰すという、
マトモではない方法だといわれている。

将が街を一人で歩いていると、
複数の男に襲われて車に乗せられる。

山奥に連れていかれて
バタフライの全ての権利をタランチュラに譲渡するという書面に拇印を無理やり押される。

鷹山兄は優に
“お前には死んでもらう”
という。

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バタフライ(漫画) 6話のネタバレ

「鷹野兄弟（後編）」

鷹山兄は優の口の拘束を取ると、
優は
“やるならしっかり殺せ
　植物人間は御免だ”
という。

優は将たちへの遺言を事細かに伝える。

一通り話を聞くと
優の首にロープがつけられて持ち上げられる。

将が現れて
“動くんじゃねぇ”
といって全員に向かって何かの液体を吹きかける。

優は地面に落ちて助かる。

将は妙な動きをしたら火をつけるという。

将が撒いたのは灯油だった。

将は自分にも灯油を吹きかける。

将は
“てめぇら殺した後
　罪全部背負って死んでやる”
といってライターを付けようとする。

鷹山兄は全員に将のいう通りに動くように指示する。

優は発信器をもっていたことを鷹山兄弟に告げる。

二人をおびき出して悪事の証拠をつかむため、
会話の盗聴もしていたと教える。

優は鷹山弟に火をつける。

鷹山弟は苦しみだす。

優は焼身自殺について詳しく説明する。

焼身自殺は最も苦しい自殺の方法で、
簡単に死ぬことができないという。

ガソリンならまだしも
灯油は燃焼温度が低く酸素も消費しない。

そのため呼吸ができるが
呼吸のたびに肺を焼くのだとう。

鷹山兄は火を消そうとするが
将は
“近づかない方がいい燃え移る”
という。

鷹山兄は火を消すことを懇願する。

古賀は消火器を持ち出す。

将は鷹山兄に
“この消火器お前に売ってやろうか？”
と持ち掛ける。

将は金の代わりに利権全てをよこすように要求する。

鷹山兄は弟の命を優先させ将の要求を呑む。

将は最後に
“困ったことあったら言ってこい
　バタフライが面倒見てやる”
という。

バタフライは鷹山兄弟の会社を吸収して、
従業員87名となる。

古賀は
“優は女の子に優しい反面
　恐ろしさを持った人
　優を通して
　裏社会の厳しさを知った”
と思う。

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バタフライ(漫画) 1巻の感想

2話のラストシーンの優がかっこいいです！

美咲は何度も頭を下げて再雇用を懇願しますが、
優はそれを断固として許可をしません。

これで許して再雇用してたら
他の女の子に示しがつかないですよね。

美咲を許していたら
“私も一回他の会社試してみようかな…”
と思う子が出てきて
収集がつかなくなり店は破綻するでしょうね。

“所属している社員は全力で守るけど、裏切り者は絶対に許さない”
という姿勢は従業員全員の信頼を得ると思います。

優と将の出会いや
優の経歴が気になります。

優は拷問前の説明が非常に的確です。

言葉だけでどんなタイプの苦痛なのかを相手に想像させることができます。

薬品の知識なども半端ないです。

もしかしたら
元はエリート高校か大学の出身なのかもしれません。

超インテリの少年時代を送ったけれど、
何らかのキッカケで裏社会に入ったとかありそうです。

もしかしたら優が裏社会に入ったのは将が絡んでいるのかもしれません。

将もインテリで金の勘定をしっかりとできています。

金の勘定ができるという言ことは帳簿の知識があるという事です。

この規模の会社だと
日商簿記二級程度の帳簿の能力は必要になると思います。

腕力だけの脳みそ筋肉では不可能なはずです。

二人の信頼関係と優が
“将ちゃん”
と呼んでいるあたりから幼馴染なのかもしれません。

将が何かやらかして優が助けたとかがあって、
それで将は優に恩義を感じているとかでしょうか…

いずれにしろ
“普通の友人関係”
を遥かに超えた信頼を構築しています。

二巻以降があるなら二人の過去の話を見たいです。

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