新児童養護施設の子どもたちネタバレ 1話！

新児童養護施設の子どもたち 1話について
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新児童養護施設の子どもたち 1話のあらすじとネタバレ！

擁子は母親の都とアパートのごみ屋敷に住んでいた。

擁子はゴキブリを見ると
“いつもの虫”が出たと特に驚いた様子をしない。

擁子は保育園に通っていて
保育園のことを
“ご飯もオヤツもいっぱい出てくる
　部屋の中にゴミ袋が無い場所”
と認識していた。

お昼寝の時間は
“平らなところで眠れる
　ゴキブリもいない”
と思っていた。

擁子が小さいころ
父親が家にいたころは擁子の家も奇麗だった。

擁子は家がゴミ屋敷のため友達を呼ぶことは母に禁じられていて、
友達からも“クサい”と言われ
虐められてはいないが敬遠されていた。

家で母にお風呂に入る許可を貰う際に
保育園でくさいと言われたことを話すと母に殴られる擁子。

母は
“言わせておけばいい”
といって風呂に入る許可は与えるが
風呂にあるものを濡らさないように厳重に注意する。

風呂場にもゴミが溢れていて
擁子はたまにしか風呂に入れなかった。

家電製品も壊れたまま放置されていた。

擁子には
“洋服を着替える”
と言う習慣が無く汚れたら着替えていた。

お腹がすくとビニールを漁り食べ物を探し
無いときは落ちているものを探し
腐ったものしかないときは我慢した。

母は遊んでくれないため
母のゲーム機で遊んだり本を読んだりしていた。

本は“以前いた父親らしき人”が沢山もっていて
母が読んでくれた時もあった。

母は
“毎日お風呂に入る仕事”
をしているため
家では風呂に入らないと擁子は認識している。

ある日
母が仕事をやめたため
“保育園に行かなくていい”
と言われて擁子は
“もう友達に会えないの？”
と思い狼狽する。

擁子の困惑を察した母は擁子に暴力を振るう。

“自分といられるのがうれしくないのか？”
と怒鳴りつける母に
擁子は
“嬉しいよ”
と慌てて言うが
“遅せえよ”
といわれさらに殴られる。

母は理不尽な怒りを抱きながら出て行ってしまう。

擁子は
“自分が悪いからお母さんを怒らせてしまった”
と後悔する。

たまに帰ってくる母は
いつの間にかお腹が大きくなっていた。

母は
“いい子にしていれば
　子供が生まれたら一緒に連れて行ってあげる”
と擁子にいって
擁子もその言葉を信じる。

母のお腹の親と思われる男には
“赤ちゃん育てたことない”
と言っていた。

擁子はたまに来る母が持ってくる食料を食べて
一人で百科事典を読み勉強をして暇をつぶしていた。

保育園を止めたころは寒かったが
徐々に暑くなってきた。

保育園の職員が保育料の未払いのため家に訪れると、
擁子は
“泥棒じゃないから出てもいい”
※母からは来訪者は全員泥棒だから出るなと言われている。
と思い出ようとするが
インターホンが破壊されていて出ることができなかった。

水道局の職員が訪れるが擁子は出ることができない。

水も食料もなく
一人で暑さに耐える擁子。

久しぶりの母の来訪に喜ぶ擁子。

水と食料を持ってきて何やら準備をしだす。

“男の人が来るから部屋から出ずに声も出すな”
と指示される。

“そしたら一緒に暮らせる”
と言う母の言葉を信じて
擁子は嬉しそうに返事をする。

母は一人で出産した。

男はゴミ屋敷に困惑するが母と子供を連れていく。

擁子は母の言いつけ通り隠れて見ていたが
連れて行ってもらえず絶望する。

部屋のドアには全部ガムテープで止められていた。

擁子は母にベランダから落とされそうになったため
怖くてベランダに出ることはできなかった。

暑さと空腹と脱水でどんどん衰弱していく。

ネズミが沢山出てきて擁子を観察する。

突然部屋の扉が開いて
防護服をまとった男が数人押し入ってくる。

男たちは清掃業者で母の男が雇った人たちだった。

擁子を死体と見間違うが
生きていることを確認して慌てて救急車を呼ぶ。

擁子のことは
しばらくの間ニュースとして大々的に扱われた。

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新児童養護施設の子どもたち 1話の感想！

擁子の視点のみで描かれていて
否応なく擁子の立場で読むのでかなりキツいです！

虐待されていた子供が
親を庇ってしまうと言う話はよく聞きますが、
それを生々しく感じさせてくれます。

小さな子供にとって親が“世界の標準”になって、
その“標準から外れる自分が悪い”と思ってしまうのかもしれませんん。

擁子に一度も母を責めるようなセリフが無いのが
とてもつらいです。

擁子は母に怒られるのを恐れているのか
常に母のご機嫌をとるような振る舞いを見せます。

健気すぎて痛々しすぎです。

擁子は無事に保護されますが
“異様な環境”で育った擁子が今後どんな成長をしていくのか…？

穏やかなで平穏な日々を手に入れて欲しいですが、
それはまだまだ先のことになりそうです。

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