ちいさいひとネタバレ ep4-3話！

ちいさいひと ep4-3話
『豹変』について
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ちいさいひと ep4-3話のあらすじとネタバレ！

蓮は一時保護所で他の子に意地悪をするが
それを目撃した彩香は注意できない。

大場が代わりに蓮を叱る。

浮かない表情の彩香を大場は休憩に誘う。

藤井は健太の落ち着かない様子をみて
コーヒーを飲みに行こうと休憩に誘う。

廊下ですれ違う健太と彩香に気まずい空気が流れる。

蓮の父親の康平は児童相談所に電話をかけて塚地が対応する。

塚地は終始丁寧に対応するが
康平は最終的に逆上して電話を切る。

大場はケーキを食べながら
“自分は保育士に向いていないのではないか？”
という彩香の悩みを言い当てる。

彩香は驚くが大場は
“自分も一時保護所で働いたことがある”
といって彩香の悩みがわかることを伝える。

彩香は
“一時保護所にいる間の子供を少しでも癒してあげたい”
という気持ちを打ち明けるが
“奢りだった”
と痛感したという。

大場が自身の経験で結論は
“子供が成長したかどうかはわからない”
だったと彩香に伝える。

彩香は狼狽するが
大場は
“保育士の仕事は種をまくこと”
だという。

いつ咲くかはわからないが
“この一言、この接し方がこの子のためになるハズ”
と信じて種をまき続けることしかできないと伝える。

子供たちと同じ目線で一人の人間として
“ちいさいひと”
として接して本気で向かい合っていることを心で伝えるべきだという。

同じことを藤井は健太に伝えていた。

健太は藤井の右手の古傷をみて
かつて自分が藤井にその傷をつけてしまった時のことを思い出す。

その時
藤井は健太に正面から向かい合ってくれていた。

健太と彩香は仕事に戻ると
康平が蓮を連れ戻しに訪れる。

健太が対応して追い返そうとするが
康平は強引に押し入ってくる。

康平は
“こっちには時間が無い”
といってカッターを持ち出す。

その姿を見た健太は
かつて母に刃物を突き付けられて
“あんたなんか産まなきゃよかった”
と言われたことを思い出して動けなくなる。

塚地が康平を見つけて
彩香に蓮を連れて逃げるように言う。

健太はトラウマと戦いながら立ち上がり蓮を助けに行く。

康平は追いつめられた様子で
蓮の名を大声で叫びながら進んでいく。

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ちいさいひと ep4-3話の感想！

康平の行動は非常に浅はかですが
実際に似たような事件があったそうです。

康平はカッターを持ち出していますが
その事件の犯人は刃渡り20センチの登山用ナイフを使用したと記録があります。

いい歳した大人がちょっと考えればどうなるかわかりそうなものです。

虐待するような人間はその
“ちょっと考える”
ができないのかもしれません。

健太と藤井の行動の違いが描かれていました。

藤井は小さいころの健太の危険な行動を
頭ごなしに責めるようなことはしていません。

対して
健太はハサミを振り回す蓮を叱っています。

健太の行動は普通は当たり前の常識なのですが、
蓮は特殊な状況に置かれている子供です。

頭ごなしに叱るよりは
“なぜそんな行動をとってしまったのか？”
をわかってあげた上で
藤井のような対応をするほうがいいのかもしれません。

蓮はかなり面倒くさい状態ですが
もしかしたら健太はもっと面倒くさい子供だったのかもしれませんね。

こういった子供の対応をするのは
かなり精神的にキツそうで誰にでもできる仕事ではなさそうです。

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