ちいさいひとネタバレ ep2-4話！

ちいさいひと ep2-4話
『凍りついた瞳』について
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ちいさいひと ep2-4話のあらすじとネタバレ！

海斗は父親に部屋に連れていかれる。

父親は殴ろうとしたのを
近隣住民に目撃されそうになったため慌てて止めて
“続きは家の中でだ”
と言いながら海斗を引きずる。

健太たちが階段を上っている
海斗と父親を見つけて、
保育園の職員が本人確認をして
“間違いない”
という。

塚地が
“部屋に鍵をかけられたら裁判所の許可が必要になる”
というので健太は間に合うように急いで走る。

父親が海斗を部屋に入れようとするが
海斗は必死に抵抗する。

海斗は走ってくる健太を見て
“たすけて”
と手を伸ばす。

健太に気付いた父親は慌ててドアを閉めようとするが
健太が強引に手を入れて阻止する。

健太は海斗を保護して
海斗は救急車で運ばれる。

父親は警察に連れていかれるが
“躾だ”
と苦し言訳をする。

健太は海斗が父親に向けた目つきを
“フローズン・ウォッチフルネス”
といって
“虐待によりすべての感情を放棄して
　悲しみと絶望で凍り付いた瞳”
と説明する。

健太は海斗が保育園で保護された際に
父親を庇うような発言をしていたことを父親に伝える。

父親は大人しくなり警察に連れていかれる。

病院で診断の結果
海斗は頭がい骨骨折など命の危険もあった重体であることが判明する。

健太は
“なんでこんなになるまで”
とやり切れない様子。

大場は母親に
母親も虐待をしたのではないかと詰め寄る。

健太は狼狽して父親のみだと庇おうとするが
母親は虐待を認める。

健太は母親を責めるが
海斗がうわ言で
“ママをいじめちゃダメ”
という。

母親はそれを聞いて
“守らなきゃいけなかったのは自分なのに”
と後悔する。

健太は自身が母に虐待された記憶を思い出し
“どうしてお母さんまで”
という。

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ちいさいひと ep2-4話の感想！

父親の二面性がさり気なく描かれています。

ゴミ置き場で海斗を発見した時は
自分より立場の弱い人間に見せる支配欲にかられた表情でした。

しかし
近所のおばちゃんが何気なく声をかけた瞬間に
腰の低そうで世間体がよさそうな表情に一変しています。

虐待をするような親はこんなタイプが多く
家庭の外にいる人間からは非常に分かりにくいのかもしれません。

だからこそ
児童福祉司たちは定期的な面談を大事にしているのだと思います。

この漫画を読んでいると
“ただあって話すだけが仕事かよ？”
と思う場面もあったのですが
実際に面と向かってコツコツ信頼関係を築くのが大切なのかもしれませんね。

数値化して功績を給料に還元するのは難しいかもしれませんが…

やはりつらいのが
虐待を受けた子供が虐待をした親を庇うシーンです。

母親は海斗に謝っていて
大場も“お母さんも被害者”と言っていますが
納得はできませんでした。

健太もその台詞には困惑の表情をしています。

死にかける程の重症のわが子を
児童福祉司に保護されるまで放置していたわけですから
“被害者”
というのは無理があると思います。

この家族がどのような方向に進むのか
次回も見逃せないですね…

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