鬼虫 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


1巻には1~9話が収録されています。


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鬼虫 とは?

出版社:小学館
発売日:2003/12/25
作者 :柏木ハルコ

平安時代中頃、文明から隔離された小さな島「鬼島」。

トラゴは幼少時代、実姉「タナ姉え」と海辺で遊んでいるとき、自分のせいで「タナ姉え」を行方不明にしてしまう。

だが、それはトラゴの過失ではなく、一緒に遊んでいたもう一人の少年の過失だった。

トラゴと少年は共に罪悪感にさいなまれながら成長し、後に結婚するが、ある日「タナ姉え」に似た女が鬼島に漂流してきた…。


鬼虫 1話のネタバレ

「プロローグ」

トラゴ、ククリ、タナは幼少期に一緒に海辺で遊んでいた。


いつもは崖に括り付けてある小舟が落ちていたため、
トラゴとタナの姉妹は船にのって遊ぶことにする。


沖に出てしまわないように
近くの岩にロープを括り付けておいた。


海も穏やかだったので二人は遊びに夢中になる。


ククリは船には乗らず
カニを捕まえて食べようと思い追いかけていた。


カニを追いかけるのに夢中でロープを岩から外してしまう。


気付いた時には既に遅く
小舟は沖の方まで流されていた。


二人は船を捨てれば戻れる位置にいたが
姉のタナは責任を感じて船を確保する。


トラゴに
“大人の人呼んできて”
と頼むと
トラゴは急いで大人を呼びに行く。


ククリは船にすがるタナを眺めている。


霧が出てきてすぐに晴れるが
その時にはタナと船の姿は無かった。


タナは見つからず
トラゴは罰を受ける。


ククリはトラゴではなく自分の責任だが言い出せなかった。


トラゴは一晩吊るされると
翌日ククリと抱き合ってタナの死を悲しみあう。






数年後
ククリとトラゴは夫婦になる。


トラゴが仕事で鳥を捕まえていると
子供たちが海辺で
“人が倒れている”
という。


トラゴとククリは行ってみると
タナにそっくりな女が倒れていた。


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鬼虫 2話のネタバレ

「怒涛」

ククリは
“別人だ、生きていれば自分たちより年上のハズ”
と自身に言い聞かせていた。


女を自分たちの家に連れて行き介抱する。


暖を取らせて食事を与えると
言葉は話さないが勢いよく食べる。


元気そうな姿を見て
トラゴは
“うまいか?もっと食え”
と嬉しそうにしている。


寝静まると
ククリは家が燃えていることに気付いて目を覚ます。


女がいなくなっており食料もなくなっていた。


トラゴは女を探しに行き
ククリは家の消火をする。


女は海辺に行くが
船が崖に吊ってあるためてこずっていた。


荒れている海に小舟で出ていく。


トラゴはそれを見て
“姉え~”
と叫んで呼び戻そうとするが
女は
“誰が姉えじゃい”
と構わず進もうとする。


荒波で小舟が転覆すると
トラゴは海に入って女を救い出す。


トラゴは
“今度は助かった”
と失笑している。


女は自分を姉という理由を尋ねると、
トラゴは海で死んだ姉にそっくりだと伝える。


それ以来海が怖くて近づけなかったが、
今日は不思議と怖くなかったという。


トラゴは島をが見えるが
今まで渡ろうとして戻った者はいないという。


“魔の海”
と呼んで島の住人は恐れている。


女にも妹がいたがが
トラゴよりもかわいくて小さかったという。


ククリがやってきて
火が消えたが家は全焼したと事を報告する。


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鬼虫 3話のネタバレ

「仮住居」

トラゴとククリは女と家を新しく作る準備をしている。


トラゴとククリの作業が早すぎて女はついていけない。





島の巫女のクウロウは
“漂流者はおそらく凶だ”
と住民たちに伝える。


トラゴの家の火事は
“不吉の前兆”
という。


クウロウが作業をしている三人の元に訪れる。


火事見舞いで食料を持ってくるが
“あの女捨ててこい”
と女にも聞こえるように言う。


“やまい洞”
という場所で
かつて病が流行した時に患者を隔離した場所だった。


クウロウは
“これからもっと良くないことが起こる前に棄ててこい”
といって去っていく。


クウロウは島の権力者だった。


女は二人に棄てられてしまわないように仕事を頑張りだす。


夕食時に
女は
“トラゴ”
と名を呼んでみる。


トラゴを呼ぶ声もタナにそっくりだった。


女は捨てられる不安で泣きそうになるが
トラゴは
“大丈夫、病には見えない”
という。


ククリも一晩一緒にいたが
病を移された様子はなかった。


女は感謝してトラゴに抱き着く。


名前は
“マナメ”
で呼びたかったら
“姉え”
でもいいという。


その晩
三人で川の字で寝ていたが、
トラゴがククリに合図を送る。


トラゴはククリに馬乗りになり
マナメを起こさないように静かに動く。


マナメはまだ寝ていなかった。


終わった後に二人は寝ようとするが
ククリはマナメに触れた時の手の柔らかさを思い出していた。


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鬼虫 4話のネタバレ

「風」

ククリはマナメを隠しておく場所として、
島の中央部付近の祠の近くの空き家に連れていく。


マナメは不安で嫌がるが仕方なかった。


ククリは食料を置いて仕事に戻っていく。


突然
大きな地震が起きる。


すぐに止むがクウロウは心配していた。


住民たちはみんなでトラゴの新居を作っている。


クウロウはトラゴに
“隠し事をしてないか?”
と尋ねるとトラゴはとぼける。


地震が再度起こると老人が怪我をしたという。


クウロウは
“やはり凶だ”
と島の中央部に向かう。


マナメは池の水に触れると温かいのに気づく。


羽織っていた服を近くの枝にかけて泳ぎ出す。


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鬼虫 5話のネタバレ

「吉凶」

マナメが池を泳いでいると
温かい場所と冷たい場所があるのに気づく。


住民たちが畑の様子を見に通りかかるので、
慌てて息をひそめる。


畑の一区画から湯気が出ており
作物が枯れてしまったのだという。


クウロウはそれを見て
“やはり”
といってトラゴを呼ぶように言う。


クウロウは枝にかかった着物を発見しマナメの姿を捕らえる。


マナメは逃げようとするがクウロウに捕まってしまう。





小さい地震は続いたが
日が沈むころにはトラゴの家は形になっていた。


クウロウはマナメについてしっかりと占うという。


占いによりクウロウは
“その者、丸太に括りて沖へと流すべし”
というのですぐに実行に移される。


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鬼虫 6話のネタバレ

「夜に蠢く」

マナメの処遇の報せを聞いたトラゴはすぐに助けに行く。


ククリは
“クウロウの決定に逆らったらマズイ”
と思うが
トラゴが早すぎてついていけない。


マナメを流そうとする直前に
トラゴが現れて大暴れする。


トラゴが暴れている隙に
ククリはマナメを丸太から外して連れていく。


トラゴは一人で男数人相手に大立ち回りしているが、
背後から巨大な波がきて攫われてしまう。


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鬼虫 7のネタバレ

「まんぼう」

翌朝
トラゴは大量のマンボウと共に打ち上げられる。


命に別状は無かった。


ククリはトラゴを家に連れて行く。


クウロウはトラゴの無事を確かめに来る。


ククリはマナメの事でびくびくしていたが、
クウロウは
“いい朝だ”
と機嫌がよかった。


住民たちもクウロウも
マナメよりも大量のマンボウに気が逸れていた。


クウロウは
“凶は去った”
と断言する。


ククリは家の裏に隠していたマナメに、
トラゴの無事を報告に行く。


マナメはククリに抱き着くのに夢中で
トラゴにはあまり興味はない様子。


マナメは
“あったかい池でからだを流したい”
というので
ククリは
“あったかい”
ということが気になる。


マナメの言う通り調べにいると確かにあったかく、
その付近のイモは大きく育っていた。


収穫はまだ先のハズなのに不審に思う。






住民たちはマンボウの解体で盛り上がっていた。


ククリは一人だけ
“地震といい明らかに何かおかしい”
と不安になっている。


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鬼虫 8話のネタバレ

「何か」

トラゴが目を覚ますと
マナメが食事を作って待っていた。


マナメはトラゴが必死に自分を助けようとしたことを思い出し
“姉えって人の事よっぽど好きだったんだね”
という。


トラゴが
“顔が好きだった”
というと
マナメは
“てことは私の顔も好きなの?”
と聞く。


トラゴは
“うん”
と即答するので
マナメは照れ臭そうにしながら食事の用意をする。





ククリはマンボウの解体に参加しながらも、
イモの掘り出しを提案していた。


みんなはマンボウに夢中で聞き入れようとしない。


クウロウも久々に上機嫌だった。


村人たちはマナメはドサクサに紛れて海に落ちて死んだと思っていた。
ククリは
“マナメが凶だとしたらまだ去っていない”
と心配している。


ククリは形式だけのマナメの墓を作り
“これで不吉なことが全て去ってくれれば”
と願う。


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鬼虫 9話のネタバレ

「天変地異」

ククリとトラゴが新居にいると
大雨で家が崩れてしまう。


二人とも無事で
仮小屋にいたマナメも無傷だった。


村人たちも大騒ぎで
島の中央からは煙が上がっていた。


村の中央の池部には
隠居した年寄りが住んでいたためトラゴは見に行く。


凄い熱気が立ち込めていたが
トラゴはククリの制止も聞かず老人たちを助けに行く。


中心部はいたるところから熱気が噴き出し、
その穴のおくには不気味な赤い火が見えていた。


池には熱湯の水柱が立っていた。


トラゴの両親は無事で
老人を数人抱えてやってくる。


トラゴは残っている老人を担いで連れていく。


トラゴは熱気が上がる穴に足を踏み入れてしまうが、
緊急事態のためそれを意に返さず進んでいく。


中央部の池部は元々肥沃な土壌のため、
島の農作物のお7割の生産を担っていた。


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鬼虫 1巻の感想

無理ゲーな脱出ゲーム!?


どうやら
“マナメがきたから凶”
とかそういうレベルではないようですね。


鬼島は確実に滅亡へのカウントダウンに入っているようです。


直径10キロほどと小さい島なので
逃げ場はなく噴火したら完全に全滅でしょう…


この閉鎖された環境で生まれ育った人たちが、
この島を捨てて生きていけるとは思えません。


というか
“島を捨てる”
という選択肢自体が
“魔の海”
の影響でとれそうにないです。


運を天に任せて全員で小舟で脱出すれば、
強運を持っている何人かは他の島に流れ着くかもしれません。






“脱出するか否か?”
だけでなく、
ククリとマナメの関係も怪しそうです。


ククリとトラゴは夫婦ですが
マナメは明らかにククリに好意を抱いています。


ククリもタナの影をマナメの中に見ているようです。


トラゴはマナメを
“姉”
と認識しているので
“姉が自分の旦那を寝取るわけない”
と思っているでしょうね。


マナメはトラゴの目を盗んでククリを誘惑すると思いますが、
それにククリが乗ってくれば面白くなりそうです。


ドロドロの人間関係でモヤモヤしつつ、
島が滅亡を迎えるというかなり混沌とした展開が待ち受けていそうです。


トラゴ、ククリ、マナメだけでなく
島民全体はどんな選択を取るのか見逃せませんね。


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