声なきものの唄 4巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


4巻には13~16話が収録されています。


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声なきものの唄 13話のネタバレ

「おいらんおタカ」

女郎のミネが首を吊って自殺していた。


ミネは商売のできない身体になって苦しんでいたという。


旦那がすぐにおろして無縁墓地に棄てるように指示している。


タカはそれを見て錯乱して笑い出す。


“死んだらゴミのように異国の地に棄てられてしまう”
と思い自分の力でのし上がることを決意する。


タカは日本の花魁のような化粧をして客を引こうとする。


シンガポールでそういった化粧をする女郎は珍しく、
タカが元々美人だったのもあって客には受ける。


女主人もタカに協力的だった。


女主人は男を喜ばせる接客をタカに教え込み、
タカも忠実に実行する。


女店主の計らいで
タカは踊りや三味線も習いだす。


年齢的には一流になれないのは分かっていたが、
それでもタカは一生懸命習う。


習い事が忙しく接客中に寝てしまい怒られることもあった。


それでも
タカが稼ぐことで日本にいる弟や妹から感謝の手紙が届くので励みになっていた。


“おいらんおタカ”
はその店の名物になっていった。


毎晩テラスでタカが三味線を弾くのが開店の合図になっていた。


タカの値段はつりあがっていき
次第に金持ちの客が多くなっていく。


シンガポールにはタカのような女郎はいなかったため、
タカの未熟な三味線でもかなり目立つ存在だった。


タカは字が読めないため
他の女郎に手紙を読んでもらっていたが、
ある日そのことを馬鹿にされる。


タカは節約をして女郎同士の遊びに付き合わなかったため、
女郎たちから嫉妬されていた。


悔しさとつまらない嫉妬に悩まされたくないため、
金持ちの客にお菓子と本を買ってもらう。


珍しいお菓子を大量に女郎たちに配ることで、
つまらない意地悪をされなくなる。


独学で本を読んで字も覚えた。


字を覚えたことによって
店の帳簿と自分の帳簿を比較して不正行為ができないように店をけん制する。


タカは
“知恵というものは武器になる”
と気付く。


日本からの手紙で
妹のヤエが病気で医者に見せる金が必要だと知る。


旦那に借金を申し込むと
旦那は
“女房になれ”
と強要してくる。


現在の女店主とは籍を入れていないという。


旦那に迫られるとタカは気色悪くさで突き押す。


旦那は頭をうって動かなくなる。


女店主が部屋に入ってきて
“タカがうちの人殺しちまった”
と悲鳴をあげる。


タカは
“つかまれば死刑だ”
と思いそのまま逃げ出して船の荷物の中に隠れる。


誰かが箱を開けると騒ぎになるが
身なりの良い男が
“君はおいらんおタカだね”
とタカに気付く。


男はポールといって
マラッカでゴム農園を営んでいるという。


ポールはタカを通報する気はなく、
自分の農園に案内するという。


タカは5年過ごしたシンガポールを後にする。


ポールの家は豪邸だった。


ポールは使用人の張にタカの部屋の準備を指示すると、
張は慣れた様子で対応する。


ポールの屋敷から二人の女性が出てきてポールを出迎える。


タカは
“どういうこと?”
と困惑する。


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声なきものの唄 14話のネタバレ

「愛の檻」

ふたりの女性
マリアとジェーンはタカが来たことを喜んでいる。


二人ともワケアリで逃げていたところを
ポールが拾って養ってくれているのだという。


タカは
“そんな神様のような男いるんだろうか?”
と疑問に思う。


夜に部屋にも訪れなかった。


タカは皿洗いを進んで行うが、
ポールから
“召使の仕事をとってはいけない”
と注意される。


タカは張に頼んで三味線を調達してもらい披露する。


タカは
“ポールから故郷へ送る金を引き出さなくては”
と思うが
ポールは激怒していきなり殴られる。


“せっかく助けてやったのに、まだ体を売る仕事が恋しいのか?”
と殴られていると
マリアとジェーンと張は部屋から出ていく。


タカは殴られた直後にポールに無理やり犯される。


マリアとジェーンは
“しばらくあの娘がお気に入りね”
と安心していた。


翌日
張が
“生きてますか?”
と部屋に入ってきて手当てをする。


タカはポールから
“おわび”
でもらった指輪を故郷に贈ってほしいとたのむ。


張はポールの身の上を説明する。


本国のイギリスでも問題を起こし
両親から島流しのようにされているのだという。


張はポールの目付け役だった。


マリアとジェーンは
出ていけないワケがありタカも同じだった。


ポールは酒に酔って豹変する。


何が発火点になるのかはわからなかった。


ある日
ポールが3人を呼び出し一度に相手をしようと言い出すとマリアは嫌がる。


激怒したポールが後頭部を殴るとマリアは死んでしまう。


ジェーンとタカは部屋に戻されて、
その間に張が慣れた様子で死体を処理する。


張の慣れた様子から
これが初めてではないことが伺える。


ジェーンは出て行った。


タカはポールを自然に死なせる計画を立てる。


ポールに付き合って酒を飲むふりをして、
ポールにのみ毎晩大量の酒を飲ませるというものだった。


深酒でそのまま寝てしまう日があれば、
暴力も振るわれる日もあったがひたすら耐えた。


ある日
ポールはタカとの行為中に泡を吹いて倒れる。


タカは張をよんで
“酔った上に興奮しすぎた”
と説明する。


ポールは車イス生活になりタカが介護をする。


ポールの介護の報酬を本国に送っていた。


タカはゴム農園の経営の手伝いもするようになる。


タカはポールに着物を見せつけて三味線を弾いて見せる。


ポールが想像以上に嫌がって泣きだすため、
タカは謝ってもうしないという。


タカがポールの元に来てから10年。


ポールは亡くなって庭の墓に埋められる。


張はタカに対して
“最期まで看病してくださった”
と感謝してポールの遺産の半分を渡す。


タカが殺してしまったと思い込んでいた店主は生きていることを告げる。


タカは
“人が悪い男”
というが
別れ際に張とキスをする。


日本へ向かう船の上で
“兄弟にもうすぐ会える”
と涙を流す。


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声なきものの唄 15話のネタバレ

「望郷」

実家に帰ると弟の広助の結婚式をしていた。


タカを見ると兄の康吉と広助は青ざめる。


タカを家の中に招き入れる。


広助の嫁のヤエは
“立派な家を建てられたのはタカさんのおかげ”
とタエに涙を流して感謝している。


ヤエの子供たちもタカに懐きだす。


それに対して
兄の康吉はタカに冷たかった。


広助の結婚式には出ないようにと言ってくる。


タカは反論するが
康吉と広助は
“外聞が悪い”
と聞き入れようとしない。


タカの苦労を軽んじる二人にタカは絶望する。


タカは妹のヤエに会いたがるが、
タカが行ってら2年後に亡くなってしまっていたという。


タカに懐いていたヤエの死を伝えたら、
仕送りが無くなると恐れて伏せていた様子。






チヌはタカから
“からゆき話”
を聞き終わる。


タカは最上級の宿屋に泊まっている。


タカは当時の気持ちを思い出して自虐的に泣きながら笑っている。


タカは
“自分が女郎屋をやったらもっと外聞が悪くなる”
と思い東陽楼を買収しようとしているという。


チヌはタカから聞いた話を
東陽楼の旦那たちに話す。


それからもタカの差し金で嫌がらせが続いた。


タカの元に広助が訪れる。


広助は凝りもせず身勝手なことを言って金を貰おうとしていた。


広助を帰した後
タカは部屋に八つ当たりをしてボロボロにしてしまう。


“全部弁償する”
といって部屋を変えてもらう。


東陽楼の女郎たちは不安になっていた。


客が来ないと
女郎たちの借金は減らないためだった。


女郎同士で喧嘩を始めて
旦那も頭を抱えている。


そんな時
公三郎が高価な魚を持って現れる。


公三郎は旦那を
“信頼に足る人物”
と激励して
女郎たち全員を買い取って宴を開く。


女郎たちは大喜びで踊りを披露する。


チヌは
“若様すごい、見世の雰囲気がいっぺんに変わった”
と思うが
巴は
“以前はここまで肩入れする人ではなかった、誰が変えたんやろな…”
というと
チヌは照れて隅の廊下に走っていく。


チヌはそこで怪しい男を見つける。


男は東陽楼に火をつけて逃げて行った。


チヌの発見が早かったためボヤで済んだ。


タカは現場に訪れると
“あのチンピラやり過ぎた”
と店や近隣住民から敵視される。


誰かがタカに石を投げつけると
それが火付けとなりみんなで罵倒しながらタカに石を投げつける。


チヌが止めようとすると
栄太がスミと子供たちを連れてくる。


スミは土下座して
“タカさんを責めないで下さい”
とみんなに謝る。


タカは子供たちに
“もう平気”
という。


チヌは
“タカが欲しかったのは詫びと感謝の気持ち”
だと思い
栄太にスミを連れてくるように頼んでいた。


タカは東陽楼から手を引く。


タカが行く場所を迷っていると
張と偶然再会する。


張はその後に
ポールの親から財産の横領を疑われて片腕を失っていた。


張がイギリスには帰りにくいというので
タカは張の片腕代わりとなりシンガポールでゴム農園をすることになる。


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声なきものの唄 16話のネタバレ

「姉やん」

東陽楼の女郎たちは伊布大社へ舞を奉納しに行くことになる。


旦那は
“悪い噂を吹き飛ばす”
と張り切っていた。


船での移動となり
後藤田海運を頼ることになる。


社長の後藤田はチヌを気に入り客となる。


後藤田は公三郎に対抗心を燃やし馬鹿にするので、
チヌは怒って追い出してしまう。


女将はチヌを叱るが
旦那は
“ありゃあ太い客になる”
と嬉しそうにしている。


チヌは後藤田が自分の客になることに困惑しているが、
公三郎が訪れるとすぐに機嫌が良くなる。


栄太は
“お前の恥は若様(公三郎)の恥となる”
とチヌに注意していた。


公三郎はチヌの舞を楽しみにしており激励すると、
チヌは気合が入る。


会場にはたくさんの人が見に訪れていた。


チヌは
“ひょっとしたらこの中にサヨリ姉さんがいるかも”
と姉のことを思い出す。


本番直前
女郎たちは緊張していたが巴が仕切って激を入れる。


舞は順調に進み客は見とれている。


チヌは観客の中にサヨリによく似た女性を見つけて
“姉やん”
と叫んで観客の中に入って追おうとする。


客はザワつきだすが
巴がなんとか取り繕う。


旦那は青ざめて公三郎も動く。


女性は一緒にいた男とどこかに行ってしまっていた。


チヌは旦那から大目玉を喰らうがそれどころではなかった。


罰として布団部屋で謹慎となる。


後藤田がおにぎりを持って訪れる。


チヌは強がって見せるが
おにぎりを食べさせてもらうと
“うまい”
といって食べだす。


後藤田は満足そうに笑って
“アンタは飽きない”
という。


後藤田は
“チヌが男を怖がっている”
事を見抜いて指摘する。


チヌは後藤田に身を任せて抱かれる。


後藤田は
“楽しかった”
といって金を置いて出ていくと
チヌは余韻に浸っていたが現実に戻される。


部屋の外から公三郎がチヌを呼ぶ声が聞こえたため
“罰を受けているから開けないで”
と後藤田とのことがバレないように取り繕う。


公三郎はチヌが
“姉やん”
といった女性を調べていた。


大阪出身で
“宇津木”
という60歳ほどの男の連れだという。


チヌは自分が後藤田を相手して楽しんでいるときに、
公三郎が必死で自分のために調べていたことを知る。


いたたまれなくなり公三郎に泣きつき
“すんません若様にも恥をかかせて、もううちを捨ててくだせぇ”
という。






サヨリは宇津木から
“お香”
と呼ばれている。


サヨリは宇津木の面倒を献身的に見ているようだが
“早くこの老いぼれが死ねばいい”
と思っている。


3年前
サヨリは瀬島という男に買われていった。


サヨリは怯えていたが
瀬島が向かった先では丁重に扱われる。


風呂に入れてもらい奇麗な服を着せてもらい食事もごちそうになる。


米だけの白い飯を食べたのは初めてだった。


瀬島はサヨリに肩もみを頼んで
“お前はわしの母に似ている、近所でも評判の美人だった”
という。


瀬島は風呂に行くというので
サヨリは寝所で待っているように言われる。


サヨリは
“もう生娘ではなくなる”
と覚悟を決めていたが恐怖も感じていた。


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声なきものの唄 4巻の感想

タカの半生はかなり凄まじいですね。


親なるもの断崖にも引けを取らない波乱万丈さでした。


“他の女郎との差別化”

“知恵をつけて店側の不正行為を防ぐ”

など、
やっていることは商売人として素晴らしい心がけですね。


ポールを死なせた方法も見事です。


直接的な方法だったら
張が黙っていないと思います。


あの方法だと結局は
“ポールの不摂生”
ということになります。


ポールはある意味とても可哀そうな男だったようです。


典型的なボンボンで、
両親から見放されていました。


そんな境遇を察した張は
タカに
“最期まで看取ってありがとう”
と感謝の意を示すのも当然かもしれません。


もっと早くタカとポールが出会っていたら、
他の女性が犠牲にならなかったかもしれませんけど…


犠牲になった女性たちも
ワケアリでポールを利用する気マンマンだったのでどっちもどっちですね。





タカの兄と弟がクズすぎで酷かったですね。


タカは海外で凄まじい目に遭って
自分の力でのし上がったのにも関わらず、
タカの仕事を恥じるようなことを言って金を要求しています。


しかも
“タカのせいで贅沢できたから自分はダメになった”
みたいな酷い言訳をしています。


血のつながった兄弟にこんな扱いを受けたら、
タカが自暴自棄な遊びに走るのも仕方がない気がします。


それでも
“モノにはやり方”
がありますよね。


東陽楼に対しては明らかにやり方を間違っています。


東陽楼に対して理不尽な八つ当たりをしているようで気分が悪かったです。


最期はチヌの計らいによって丸く収まって安心しました。








とうとうチヌの姉のサヨリが出てきました。


宇津木という男が死ぬのを辛抱強く待っているようです。


サヨリを買った瀬島の意図もまだ明らかになっていません。


サヨリに関する情報は次巻に持ち越しでした。


“サヨリはチヌに気付いていたのか?”
も気になりますが、
チヌと公三郎の仲もヤバそうです。


チヌはお仕置き中に後藤田と布団部屋で関係を持ちます。


明らかに普段の仕事とは違い
プライベートでの行為でチヌは快楽を感じていました。


後藤田の帰り際に金を貰ったことで正気に戻り、
公三郎に対してかなり大きな負い目を持ってしまったようです。


チヌは誠実な性格のため
これ以上は公三郎に甘えることが出来なくなってしまうかもしれません。


公三郎は良くてもチヌは耐えられないと思います。


サヨリの近況も気になりますが
チヌと公三郎の関係も大注目ですね。


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