愚者の皮チガヤネタバレ 1話！

愚者の皮チガヤ 1話
『嫉妬ぶかい男』について
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愚者の皮チガヤ 1話のあらすじとネタバレ！

チガヤは嫁入り先に８人の兄と共に向かっていた。

チガヤの嫁ぎ先は大金持ちで
チガヤが嫁ぐことで兄たちの会社は不渡りを出さずにすむ。

チガヤは高い場所から遠くの景色を眺めるのが好きだった。

嫁ぎ先の家は高い場所にあり
景色を見るための大きな窓があったためチガヤは気に入る。

チガヤの夫となるセキは顔に傷がある大男だった。

チガヤはセキの見た目に恐れることなく自然と接する。

セキは自分の見た目を恐れないチガヤに理由をたずねると
チガヤは
“私が怖いものは
　暗い場所と狭い場所だけです”
とこたえる。

セキはチガヤが立っている板の下には
地下室への穴があるという。

4坪ほどの暗闇で光が届かないとセキがいうと
チガヤは慌ててそこから移動してセキの腕につかまる。

セキは自己紹介をして自分の敷地内の仕事場を案内する。

作業員は男が多いためチガヤに仕事場に近づかないように注意する。

夕食後にチガヤは自室に案内される。

セキが来る音が聞こえたため
慌ててベッドに入って寝たふりをする。

チガヤは初夜であることを認識し覚悟していたが
セキは何もせずに立ち去る。

チガヤはセキになにもされなかったため
“自分は雑役をするために連れて来られた”
と思う。

チガヤは兄たちがいる実家に拾われたのも雑役のためだった。

翌朝
チガヤは早起きして掃除を行い朝食の用意もする。

食材は市場で手に入れたとセキに説明すると
セキは男と接触はあったか執拗に質問する。

チガヤはほとんど女だったとこたえる。

セキは一人で勝手に出歩くことを禁じる。

チガヤは
“だったら…”
といってセキと一緒に市場へ出かける。

住民たちはセキのことを
“主様”
とよんで崇めて慕っている。

セキは
“まるで見世物だ”
というが
チガヤは
“林業が廃れて、仕事がなくなってしまった人へ雇用を与えているあなたを崇めている”
と伝える。

子供たちは既にチガヤに懐いている様子で
チガヤ寄ってきて
“いい匂い”
という。

その様子をセキが険しい表情で見ていたため
チガヤが困惑した様子で
“やきもち？”
ときくとセキは立ち去ってしまう。

市場の女たちがセキの顔の怪我の原因が
父親からの折檻であることをチガヤに伝える。

セキを産んだ直後に母親は亡くなっていた。

セキは親の愛を知らないため
山を駆け回り怪我をした鳥やウサギを手当てして世話をしていたという。

夜
チガヤが自室にいると外からセキの苦しむ声が聞こえてくる。

見に行くと
セキが泣きながら両手を地面につけて両足を浮かせていた。

チガヤが慌てて何をしているか尋ねると
セキは

“チガヤのことが愛おしいが金で買うのではなく普通に出会いたかった”

“自分のような醜い顔でないすべての男が妬ましい”

とチガヤに対する想いと自分へのコンプレックスを打ち明ける。

チガヤは子供のころの写真を持ちだす。

写真には姉と妹が映っていた。

姉と妹は美しかったがチガヤはみすぼらしい姿だった。

現在は散り散りになってしまい行方不明だという。

チガヤは姉や妹とちがい男に声をかけられるようなことはなかったという。

セキはチガヤの宝物であるその写真を欲しがる。

チガヤは
“あなたと親しくなるための時間をくれるなら…”
という。

チガヤとセキは

・一か月間のチガヤは家を出ず男とも話さない

という約束をして
約束が守られたら写真もチガヤもセキのものになるとする。

チガヤとセキは問題なく一カ月を迎えようとしていた。

チガヤは初めて来た日に
気になっていた部屋を好きに使っていいと言われる。

その部屋に行き窓を開けると遠くの景色が見渡せた。

チガヤはセキに
“遠くを見ていて見知らぬ土地と見知らぬ人がいる、ただそれだけが嬉しい”
と伝える。

セキはその晩にチガヤも部屋を訪れるといい
チガヤもセキを受け入れる。

チガヤは自室でセキを受け入れる準備をしていると、
兄たちが祝いたいと言って訪れる。

チガヤはセキとの約束だと男との接触は許されていなかったが
“男といっても兄だから”
とおもい部屋に招き入れてしまう。

兄たちは
“見違えたぞチガヤ
　瑞々しい果実のような若妻ぶりだ
　兄さんたちにもその果実をわけておくれ”
といってチガヤに襲い掛かる。

セキはチガヤの部屋を訪れると
チガヤの服は無残に破かれていた。

セキはチガヤに何があったか尋ねる。

チガヤは
“兄さんたちが来て…”
と言う。

セキは何があったか理解して呻きだす。

チガヤは泣きながら
“話を聞いて”
というが
セキは約束を守らなかったチガヤに
“男欲しさに兄たちとさかったのか”
と怒鳴りつける。

チガヤはその言葉にショックを受ける。

セキは激高してチガヤを引きずって地下室まで連れていく。

チガヤは必死で
“それだけは…”
というがセキはチガヤを地下室に放り投げて蓋をしてしまう。

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愚者の皮チガヤ 1話の感想！

兄たちが見た目通りの下衆すぎますね。

チガヤが純粋過ぎるのがあだとなったようです。

チガヤはセキを見た目で判断するようなことのしない子ですが
兄たちに対してもそうだったようです。

セキはかなりのメンヘラのようなので
扱いにかなりの注意が必要そうですが、
一番ヤバイ怒らせ方をしてしまったようですね。

セキは一見チガヤを想っているようですが
兄たちに襲われたチガヤの身と心を案じることはせず、
自分がチガヤの初めての男になれなかったことを嘆いています。

本当にチガヤを想っているのなら
チガヤを慰めて励ましているハズです。

セキはかなり歪んだ自己愛の持ち主のようです。

“可哀そうな自分”
が何よりも優先させているのかもしれません。

セキがこんなメンヘラになったのは
親が原因なので確かに可哀そうな人ではありますが…

一話から主人公がかなり悲惨な目に遭っていて
これからどうなってしまうのか楽しみです。

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