ちいさいひと ep5-1話
『里親委託』について
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ちいさいひと ep5-1話のあらすじとネタバレ!
健太は納得できずに怒っていた。
佑都の両親は離婚してお互い再婚している。
佑都は両親間をたらい回しにされた挙句に虐待をされていた。
現在は一時保護所で保護されている。
佑都のこれからについて会議で話し合うことになる。
塚地の報告だと
佑都はネグレクトで幼稚園も小学校も行っていないため、
集団生活に難がある可能性が高い。
宮脇は塚地の報告を受けてタブレットで情報を整理している。
数日後
佑都は予想通り子供同士で問題を起こす。
その一部始終を宮脇は観察していた。
宮脇は佑都は
・衝動性が高く刺激に反応しやすい
・自分の欲求に自制がきかない
・反抗的、挑発的、破壊行動的
・嘘をつくなどの反社会的問題行動
・だれかれ構わず愛着をふりまく愛着障害
などを報告する。
愛着障害には児童養護施設より里親の方が向いているため里親を検討しようとするが、
宮脇は
“妥当ではない”
という。
宮脇は過去のデータから
佑都の問題行動に里親が耐えられるか疑問だと説明する。
宮脇の迅速で的確な仕事ぶりに藤井は礼を言う。
健太が里親の必要性を主張するため
“マッチング会議”が開かれる。
健太がピックアップした家族を
宮脇は冷静に分析したうえで却下していく。
健太は業を煮やして宮脇に喰ってかかるが
宮脇は冷静にデータに裏付けられた証拠を出して論破する。
健太は宮脇の話を聞いて
“いい里親と巡り合えた自分は幸運だったのか”
と思い何も言えなくなる。
しかし
宮脇は里親候補を3組ピックアップしていた。
別件のため宮脇は会議から抜ける。
宮脇は依然として里親には反対な様子。
健太たちは何時間も会議の結果
里親候補を3組に絞るが、
宮脇が数分で選んだ3組と一致する。
数週間後
第一、第二候補と佑都は面会するが、
どちらからも断られていた。
佑都は叱られることを極端に嫌い
すぐに破壊行動に出るためだった。
三組目との最初の面談は問題なく終わる。
その後
佑都と里親候補の夫妻だけでの面談も問題なかったので夫妻の家に外泊することになる。
初めての外泊も問題なく終えて佑都は一時保護所に戻ってくる。
健太は“佑都の里親がほぼ決まった”と安心する。
しかし
里親との別れ際に、
佑都は不安そうな表情を健太にみせる。
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ちいさいひと ep5-1話の感想!
佑都は悪くないとはいえ大変すぎですね…
反社会的行動や破壊行動は子供のころに矯正できなければ
とんでもないことになってしまうのは間違いないです。
ですが
その“矯正”は力ずくではきません。
里親と信頼関係を築いて愛情を注がれないといけないようですが、
この状態の佑都相手にそれはかなりハードルが高そうです。
今回のエピソードで里親にこだわったのは
佑都の愛着障害のためだそうです。
愛着障害は
“だれかれ構わず大人には愛嬌を振りまくけれど
決して本当の心は開かない”
というものなので
施設で沢山の子供と一緒に大人と接するより
里親とピンポイントで接する方が治療に効果があるそうです。
里親はかなりの忍耐力を問われるでしょうね。
新キャラの宮脇ですが
熱血現場主義の健太といい感じで対比がされています。
目の前のことしか見れない健太とちがい
ちゃんとデータに裏付けられた見解に健太も反論できませんでした。
だからといって嫌味っぽい所もないので
これからも宮脇の登場は期待していきたいです。
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