ここしか知らない について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


以下の短編が収録されています。
・ここしか知らない~虐待が生む不幸の連鎖~
・不幸な彼女
・ブス・ハラ!
・母親になった日


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ここしか知らない~虐待が生む不幸の連鎖~(ストーリーな女たち) とは?

出版社:ぶんか社
発売日:2016/4/7
作者 :和田海里

母親から虐待されて育った少女や、職場で理不尽なイジメに遭うOL、子育てに悩むシングルマザーなど、波瀾万丈な人生を送る読者から寄せられた体験談を漫画化!

虐待母から逃げるために10代で家出して体を売る少女の悲惨な実態を描いた表題作「ここしか知らない」ほか全4作品を収録。

現代の女性が抱えるさまざまな問題に鋭く迫ります!


ここしか知らない 「ここしか知らない~虐待が生む不幸の連鎖~」のネタバレ

キララは18歳で援デリをしている。


母子家庭で育ち
小さいころは母親からの虐待が日常だった。


母は美人で外面の良さは抜かりが無かった。


キララがお腹が空いて食べ物を万引きすると、
母は泣いて謝っていた。


家に帰ると万引き失敗を咎めるための虐待をした。


掃除も洗濯もしないので
キララは召使のように働かされていた。


食事は母が買ってきたもので
超小食な母に合わせられて少量しか食べることができなかった。


母は生活費を全て自分のために使っており、
職場では
“子供を抱え頑張るシングルマザー”
として周囲から応援されていた。


母は何人も男を捕まえており
キララが物心つく前から母と男の性行為を見せられて育った。


キララが育つにつれ
母の男たちはキララにセクハラをするようになる。


ある日
キララは男に犯されてしまう。


母が帰ってくると
キララに対して嫉妬の眼差しを向けて男に喰ってかかる。


男は
“キララがお前によく似ているから”
と母をなだめると
“3人でやりたい”
と言い出す。


母も男の要求に従いそうだったため
キララは家を飛び出る。


ゲームセンターで途方に暮れていると
ルナという若い女の子に話しかけられる。


ルナはキララの話を聞くと
自分が住んでいる部屋に連れて行って食事を御馳走してくれる。


ルナもキララと同じような家庭環境だったようだが、
今は仕事をしているため一人暮らしができるという。


ルナは
“仕事をやる気があるならここに住んでもいい”
といって
キララに援デリの仕事を紹介する。


キララは
“あの家に帰りたくない、お金も欲しい、好きな服買ってお腹いっぱい食べたい”
と援デリを始める。


キララは昼間は学校に通っていた。


クラスメイトの亮子と仲が良かった。


亮子は地味で大人しくクラスでは浮いていた。


キララは母と暮らしていたころの自分と
亮子が重なり放っておけなかった。


亮子にとってもキララは唯一の友人だった。


亮子がキララを自宅へ招いて食事に誘うと、
亮子の両親は派手な格好のキララを見て戸惑う。


食事中の会話からも
キララの家庭環境の悪さが伺える。


キララが席を外しているときに
両親は亮子にキララと距離を置くように説得する。


キララは
“「普通の家庭」からはかなり変な目で見られている”
ことを実感する。


それ以降
キララは亮子のことを考えると苛立つようになる。


キララは亮子に無理やり派手な服を買って着せて街を歩くようになる。


亮子と亮子の両親への当てつけだった。


亮子の両親から学校に連絡があり
担任からキララに注意があったが無視をしていた。


亮子の母から直接電話があったが
適当な返事をしていた。


亮子は唯一の友人のキララを切ることができなかった。


亮子の母から怒りの電話が届くと
キララは泣いて詫びるフリをするがすぐに見破られるs。


キララは亮子が両親から本当に大事にされているのだと認識する。


学校でキララは亮子に
“友達やめたほうがいいかも”
と持ち掛けると
亮子はキララの予想通りキララに縋ってくる。


キララは
“私の言う事聞いたら親友付き合い続けてもいい”
というと
亮子は
“なんでも聞く”
という。


キララは亮子をルナと一緒に住んでいる部屋に連れていく。


ルナは不在だった。


キララは今まで亮子に使ってきた金は
自分が援デリで稼いだことを打ち明ける。


キララは
“同じことして返してよ”
というと
亮子は青ざめる。


亮子が嫌がるとキララは逆上して亮子にのしかかる。


キララは亮子の背中にタバコの火を何度も押し付けて殴りつける。


ルナが部屋の保証人の男と中にはいてきて慌てて亮子を助ける。


男はすぐに亮子を病院に連れていく。


ルナは
“あれ普通の家の子じゃんか”
とキララを責める。


ルナは
“自分と似たような奴とつるめ”
と亮子とキララは全く違う人種であると指摘する。


キララはそれを感づいてはいたが、
他人に指摘されたことで改めて
“何が違うんだよ…”
と考え直す。


キララは
“あいつズルイ”
というが
ルナは
“仕方ない、そういうモンなんだから”
という。


亮子は転校して学校には来なくなる。


キララも学校に行かなくなり
ルナとも別れて自分で客をとって日銭で暮らしている。


今は若いため1日で10万稼ぐこともできている。


SNSには
“海外に行くため貯金してる、芸術を学びたい”
と嘘ばかりの投稿をしている。


キララは
“亮子みたいな普通の人”
になりたかったことに気付く。


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ここしか知らない 「不幸な彼女」のネタバレ

ハルカは30歳の主婦だった。


大学時代からの友人の操とは
ファミレスで食事をしながら会っている。


操は夫の会社が倒産したため
自身も働いていて化粧をする暇もない様子。


元々は
操は大学時代に青年実業家と玉の輿結婚したが、
結婚後すぐに会社は倒産してしまっていた。


それを期に
操からは友人たちは消えていった。


ハルカだけは操との関係を続けており
金がない操に食事を御馳走してあげていた。


善意からではなく
“自分より可哀そうな女を見て楽しむ”
のがハルカの目的だった。


操はそんなハルカの真意を知らずに
食事を御馳走して友人関係を続けてくれるため感謝している。


ハルカは夫のDVに悩まされている。


夫は
“俺が喰いたいものがわからないなんてのは愛が足りない”
と滅茶苦茶な理由で暴力を振るっていた。


夫は“社長の息子”で金持ちだったため我慢していた。


社長と言っても小さな会社だった。


夫自身には能力は何もなく、
そのことで
“人にばかにされる”
とハルカに八つ当たりしていた。


八つ当たりで無理やり犯されるため、
ハルカは妊娠しないようにピルを飲んでいた。


それでも
メリットとデメリットを比較するとメリットの方が大きかった。


ハルカは新作のブランドを好きなように買っておしゃれすることができた。


また
操に会った時に感じる優越感もハルカを支えていた。


操はハルカには
“いつもありがとう”
とご飯を奢ってくれるお礼をいって、
ハルカは余裕の笑みを見せて優越感に浸っていた。






夫の父が事故で亡くなってから事情は変わりだす。


夫が社長となり家業を継ぐことになる。


舅の家で一緒に住むことになる。


ハルカは最初は不安だったが
“夫のDVがやむかも”
と期待していた。


舅もうるさく干渉するタイプではなかった。


舅は昼間は趣味のため出かけている人で、
夫のDVも期待通りなくなった。


ハルカは
“同居は正解だった”
と安心する。


操に会いに行くと
借金が残り少なくなってきたため無理をしているという。


操はいつも以上にげっそりとしていた。


そんな操を見て
ハルカは最高に優越感を感じていた。


しかし
すぐに生活は崩れ始める。


夫が社長になったことで仕事が入らなくなる。


優秀な職人は他社に引き抜かれてしまい、
信用がガタ落ちとなる。


舅は生活費の足しにするため自分の着物を売る。


ハルカも夫にブランドものを売るように言われる。


ハルカは
“売ったら二度と入手できない…”
というと
夫は舅の前だがハルカに暴力を振るう。


それ以来
タガが外れたようにDVは復活する。


店を閉めて家も売ることになる。


舅はしっかりと遺産を確保しており、
老人ホームに入ることになる。


ハルカは
“なにそれズルイ”
と思い夫に離婚を切り出す。


夫は逆上して本気で首を絞めてくる。


ハルカは
“ごめんなさい、別れない”
というと
夫は手をはなす。


それ以来
夫は働く気力もなくハルカに依存するだけとなる。


ハルカはピルを買う金もないため
“妊娠したらどうしよう”
と青ざめながら夫に抱かれる。


ハルカはパートで働きだす。


半年ぶりくらいに操から連絡が入る。


操の旦那は再就職が決まり
操もちょうどよく妊娠したという。


借金も完済していた。


操は
“ホント今までいろいろ助けてくれてありがとう”
とハルカに心から感謝している。


操に近況を尋ねられたハルカは
電話を切って着信拒否にする。


ハルカが仕事から帰って家に行くと
夫はピルの処方箋を捨ててしまう。


夫は
“子供できるといいなぁ”
と言いながらハルカを押し倒す。


ハルカは
“今の私より前の操の方が全然幸せ”
だということに気付く。


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ここしか知らない 「母親になった日」のネタバレ

ナオコは24歳でシングルマザーだった。


母からは
“ナオコの娘の心菜の面倒を見る”
と同居を迫られていたが拒んでいる。


ナオコは男と遊び歩いており
4歳になる心菜を2日間留守番させることもよくあった。


ナオコは
“子どもなんか産むんじゃなかった”
と思いながら帰宅すると
心菜が冷蔵庫の前で倒れていた。


心菜の近くには割れた卵が落ちている。


病院に連れていくと
古い卵を食べた食中毒と言われる。


さらに
卵アレルギーと診断される。


卵アレルギーは成長するとなくなることもあるが、
放置すると悪化してしまうと言われる。


ナオコは全く反省していなかった。


“息抜きくらいしたい、こんなことになると思っていなかった”
と心菜が勝手に卵を食べたせいだと思っている。


心菜は大人しい子供だった。


泣いたりカンシャクを起こしたりしなかった。


ナオコは
“自分の子供のころみたい”
と母のことを思い出す。


母は男を連れ込んでナオコに構わず性行為をしていた。


そんな母をナオコは軽蔑していた。


“私も心菜にそう思われている?”
と思い
アレルギーの勉強を始める。


“卵をそのまま食べさせなきゃいい”
と甘く判断し
おにぎりとカステラを用意して仕事に行く。


職場では年配の女性社員から
“アレルギーって怖い、ちゃんとしないと最悪死ぬ”
ともっともな指摘を受ける。


ナオコは
“なんで誰も私のことをわかってくれないの?”
と自分が悪いとは思っていない。


その日も男を呼びだしてすぐに帰らなかった。


ナオコが帰ると
心菜は顔が真っ赤になっていた。


心菜が食べたというカステラを調べると
卵が使用されていることに気付く。


おにぎりの海苔にも卵が使われていた。


その時の心菜の症状は軽かったため医者にはいかなかった。


翌日から
ナオコはちゃんと調べて手料理を心菜に食べさせる。


心菜は
“おいしいね”
と大喜びする。


心菜はアイスを食べたがるが
アイスも卵が入っているため
“カイカイになるからダメ”
と説明する。


ナオコは心菜のアレルギーが出なくなっていたため、
男に連絡して遊びに行く。


ナオコが家に帰ると母が心菜を抱っこして出迎える。


ナオコは母を嫌っていたため激怒して罵る。


心菜の顔がアレルギー反応で真っ赤になる。


ナオコの母は心菜ではなく
“うつるんじゃないだろね”
と自分の心配をしている。


心菜は卵かけごはんを食べたという。


ナオコの母は冷蔵庫に無いから買ってきたという。


ナオコは
“心菜に何かあったらあんたのせい”
といって心菜を病院に連れていく。


ナオコは

・心菜のアレルギーを軽視していたこと

・母が勝手に訪れることを考慮していなかったこと

を恥じて
心菜のことをちゃんと考えていなかったと自覚する。


心菜の症状はすぐに良くなる。


心菜は聞き訳が良く
“アイスも卵ごはんも食べない、心菜がカイカイになるとお母さんが大変になる”
という。


ナオコは心菜の母を思いやる気持ちに触れて
“最低の母親だった”
と自分の非を認める。


ナオコは心菜が食べられる
卵の入っていないケーキ屋を探す。


心菜と一緒にケーキ屋に行くと心菜は嬉しそうにしている。


ナオコは
“子供なんて産まなきゃよかった”
と思ったことは間違いだと気付く。


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ここしか知らない~虐待が生む不幸の連鎖~(ストーリーな女たち) の感想

「ここしか知らない~虐待が生む不幸の連鎖~」はキララはクズですが、亮子も大概ですね。


亮子は被害者のような感じですが、
亮子の方からキララと切れるのを恐れて縋っています。


両親が親身にアドバイスしたのにも関わらずです。


亮子は箱入りで育てられているため、
危機管理能力がちゃんと育っていないのだと思います。


一人っ子の一人娘として甘やかされて育ったんでしょうね。


高校生くらいになると
本来は学力で学校が分けられて同じようなレベルの人間が必然的にクラスに多くなります。


中学時代よりも友達を作るハードルは低いハズです。


それにも関わらず
地味なクセに派手なキララと友人関係を築く事自体が間違っています。


亮子はキララに依存していたことから、
大人になったら男性依存な女になりそうです。


大人しいためDV夫に悩まされる主婦になるのが目に見えていますね。


キララに目をつけられてしまったのは、
両親が涼子を大事にし過ぎた弊害でもあると思います。


もちろんキララが悪いのですが、
キララのようなクズは“働きアリの法則”のように一定数は存在します。


学校は
そんなクズから上手く身を躱す訓練をする場でもあります。


その辺の世渡りのスキルを亮子に身に着けてあげて欲しいです。





「不幸な彼女」はハルカにお似合いの夫でした。


ハルカは自分ばかりが不幸なように思っていますが、
夫のダメダメさを見抜けない時点で同類ですね。


おそらく夫は口だけが達者なボンボンだったのだと思います。


“父親の力”
を自分の力だと勘違いしていたのでしょうね。


典型的なダメな二代目で
その会社は夫の父が死んだ時点で潰れるのは目に見えていたでしょう。


夫は
“技術力”も“経営力”
もないくせに愚痴ばかりの人のようです。


せめて経営力だけでもを父から学んでいて、
抱えている職人と力を合わせれば何とか会社を立ち直らせることができたと思います。


“口だけ人間を見抜けなかったハルカ”
が幸せになれないのも必然でしょうね…


操は話の流れの予想通り幸せになりそうです。


操は夫と一緒に
“一番つらい時期”
を乗越えたので
今後は怖いものはないでしょう。


ハルカは夫に犯されているとき
“自分の責任じゃん…”
と思っていますが
完全に特大ブーメランとなっています。





「母親になった日」のナオコは自分の母を嫌悪する資格がない気がします。

おそらくナオコの母が自宅に男を連れ込んだのは、
“ホテル行く金がないから”
というのもあると思いますが、
小さいナオコを目を届くところに置いておくという意味もあると思います。


対してナオコは
アレルギー持ちの心菜を家に置き去りにして二日も帰っていません。


両者ともにどうしようもないですね…


子供を虐待していないだけまだマシかもしれませんが、
ネグレクトと判定されるギリギリの状態かもしれません。


酷かったのは
ナオコはカステラが何か知らなかったところです。


カステラは
“卵と砂糖のお菓子”
として有名です。


それを大人のナオコが知らないって
“本当にそんな大人っているの?”
と馬鹿すぎて呆れました。


仮に大人になって知らない人がいたとしても
“アレルギー持ちの子を持つ親”
のナオコが知らないのはあり得ないです…


心菜がとてもいい子なので
ナオコは少しは母親としての自覚がついたようです。


しかし
“本当に母親になれるか?”
はまだまだこれからだと思います。


心菜が大きくなると
何かと金がかかってくるハズです。


まだまだ
“母親になれた”
と判定するには早そうです。


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