魔法使いの嫁 22話
『A contented mind is a perpetual feast.』について
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魔法使いの嫁 22話のあらすじとネタバレ!

妖精の塗り薬は妖精たちが本能的に避ける薬のため
エリアスとルツの助けを得ることはできない。


チセは一人で薬を安定させようとして集中すると
何とか薬は安定する。


その状態を五日間維持する。


リャナン・シーはチセに
“なぜここまでしてくれるのか?”
と問うと
チセは
“ただの自己満足”
とこたえる。


薬の制作で疲弊するチセを
エリアスとシルキーは心配そうに見つめる。


五日目の最終日
チセは眠ってしまうが薬は無事完成していた。


チセはリャナン・シーに薬を渡して
“好きにして”
と言う。


薬を受け取ったリャナン・シーは
ジョエルの家の庭でジョエルの瞼に薬を塗る。


リャナン・シーの姿を見たジョエルは
“やっと会えた”
と言う。


ジョエルはリャナン・シーのことは
読んだことのある書物で知っていた様子で
「愛してくれてありがとう」
と言う。


若いころにほんの一瞬だがリャナン・シーと目が合ったことが
ジョエルの人生を“惰性”ではないものにしていたと告げる。


リャナン・シーに
“自分の命を貰ってくれ”
と言う。


ジョエルは穏やかな表情をしたまま
リャナン・シーにの前で灰のようになって消える。






リャナン・シーは
“もう恋人は探さない”
と決めて
チセにお礼を言う。


“ジョエルがまた来るのを待つ”
と言うリャナン・シー。





帰り道に泣くチセを見て
エリアスは“悲しい?”と訊く。


チセは“よくわからない”とこたえる。


チセの指輪に亀裂が入る。


急にオベロンが現れて
妖精の塗り薬を回収したいと言う。


チセは渡そうとすると指輪が壊れてしまう。


チセは咳き込み吐血する。


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魔法使いの嫁 22話の感想!

若い女の身勝手な言い分を寛大に受け入れる老人
という構図でしょうか…


リャナン・シーとジョエルのやり取りはそんな感じでした。


リャナン・シーは“あんたのせいよ”と
ジョエルの状態が自分のせいであると認めることができません。


大事な人が自分のせいで死にかけるのを
受け入れることができない様子です。


そんなリャナン・シーにたいして
ジョエルは“愛してくれてありがとう”とお礼を言います。


“若くて奇麗な女性が長年付き添ってくれていた”
と思ったら自然と感謝が沸くでしょうね、男なら。


見ることも触れることもできなかったのは惜しいですが…


最終的には
ジョエルとしてはハッピーエンド
リャナン・シーとしてはバッドエンド
と思います。


ジョエルは死ぬ前にリャナン・シーに再会できて
言いたい言ことは全て言って最後はリャナン・シーに命を預けました。


全く未練はないでしょう。



リャナン・シーは残された身です。


他の男を探すこともできるはずですが
“未亡人”になる決意をします。


“この世が朽ちるまで”
というセリフから
リャナン・シーには所謂“寿命”がないようです。


永遠にジョエルの転生?(あるのかわかりませんが、あっても多分数世紀は来なさそう…)を待つみたいです。


人と人外はほぼ間違いなく人間が先に死ぬので
だいたいこんな結末かもしれません。





悲しみに浸る間もなく
大方の予想通り今度はチセがピンチになっちゃいました。


オベロンがすぐそばにいるので
妖精の国を頼りにするのかもしれません。


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