食糧人類 3巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します!


3巻には14~23話が収録されています。


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食糧人類 14話のネタバレ

ナツネが巨大生物を殺したため
施設の職員は制裁を受けることになる。


巨大生物たちは17人を差し出すように要求したため、
職員の中からクジで選ばれる。


番号は昇順で淡々と読み上げられて、
自分の番号が通り過ぎると歓声が沸く。


当選した者はその場に倒れたり泣き崩れたり、
仲間も泣いて悲しんでいた。


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食糧人類 15話のネタバレ

選ばれた17人員は酒が振るまわれた。


強い薬は許可されていないため、
少しでも恐怖を酒で和らげる必要があった。


17人を残った職員たちは泣いて送り出す。


17人が幼生体に生きたまま食べられるシーンはライブ中継される。


退出する者もいれば
最後まで泣きながら見る者もいる。


所長の和泉はしっかりと見届ける。


和泉は巨大生物を殺害した犯人に怒りを向けている。


ナツネたちは監視カメラに捕らえられていた。


ナツネの戦闘シーンを見て
ナツネが増殖種であることを確認する。


ナツネの母が逃亡したサイは
大粛清が行われて和泉の父も犠牲になっていた。


ナツネの捕獲は
“人類の悲願”
とされている。


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食糧人類 16話のネタバレ

和泉はナツネを捕獲するために
“夕凪の会”
の出動を要請する。


代表の桐生は
異形の人間を何人も引き連れてやってくる。


構成員たちは
それぞれある能力に特化された改造を施されている。


施設内では銃火器の使用は禁じられていたため、
改造人間の武力に頼るのは仕方がなかった。


花島はそれでも
“人道から外れている”
と夕凪の会に嫌悪を露わにする。


巨大生物から人間を守るための施設が、
人道から外れる人体実験をする矛盾を指摘する。


桐生は
“我々がいかに真剣か”
を見せつけるために
改造人間何人かにその場で自殺を命じる。


改造人間は命じられるままに自殺を始めるので、
花島は絶望して
“もう勘弁してください”
と泣き崩れる。


和泉は花島に
“例の4人を殺すためなら何でもする”
という。


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食糧人類 17話のネタバレ

ナツネは服を着ると
“残らず奴らを殺す”
と宣言するが
山引は
“牛刀一本でどうやって?”
と嘲笑う。


ナツネ一人と施設の巨大生物や職員たちとの圧倒的な戦力差を説明して
“絶対無理”
と断言するが、
山引は
“面白そう”
といってナツネについていくことにする。


小倉は逃げることを主張するので、
ナツネと山引とは別行動になる。


伊江はカズを連れて小倉についていくという。


小倉は
“一人じゃ無理だが何人かでやれば…”
と希望を抱く。


小倉は施設の全体構造を大まかにナツネに説明する。


別れる際に
ナツネは伊江に
“友達と別れる時なんて言うんだ?”
と尋ねるので
伊江は
“じゃあまたね、かな”
という。


ナツネは笑顔で
“じゃあまたな”
といって
山引と一緒に去っていく。


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食糧人類 18話のネタバレ

小倉を先頭にして
伊江とカズはついていく。


別れる前に
山引は伊江に
“毒”
といって薬を渡していた。


捕まったときに山引たちの情報が漏れるのを懸念して、
捕まったら速やかに死んでほしいという。


伊江が受け取りを躊躇っているので、
小倉が貰うことにする。


3人は天井の鉄骨の上を静かに進む。


途中で捕らえられている正気の人間に見つかり、
仕方なく助けることにする。


男たちは職員だったが、
連れて来られた女を勝手に犯して投獄されたという。


カズは自分たちを追う不審な気配に気付いている。


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食糧人類 19話のネタバレ

助けた男たちと天井裏を進んでいく。


カズは自分たちについてくる不審な目に怯えている。


カズが
“あそこにこわいのがいる”
と怯えているが
そこを確認すると巨大な鼠がいた。


襲ってくきて男の一人がかまれてしまう。


鼠はすぐに退治するが
小倉は“鼠咬症”を懸念すると
噛まれた男は心配になり焦りだす。


途中で合流した男たちは苛立ってきている。


休憩中に
用を足しに離れた男の一人が何者かに襲われる。


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食糧人類 20話のネタバレ

透明な人間が現れて男の顔面を齧り取る。


男が戻ってこないため
伊江が仕方なく様子を見に行く。


カズは伊江を心配している。


伊江は大量の血を発見して
叫び声を上げて戻ってくる。


見たものを報告していると
男たちは
“夕凪の会”
のことを話しだす。


男の一人が急に天井に持ち上げられる。


天井から異形の男が現れて
片手で男一人を持ち上げていた。


みんな呆然として眺めているが
男の顔が潰されて襲ってくるので慌ててみんなで走って逃げる。


異様に長い手足で
四足歩行で追ってくる。


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食糧人類 21話のネタバレ

追いつかれそうになるが
小倉が仕掛けておいた罠を発動して床が抜けて死亡する。


男の一人が
“どう見ても夕凪の会だ”
と絶望して泣いていた。


伊江たちは何のことだかわからないが、
男の頭半分が突如削り取られる。


透明の人間がいるようで
目玉だけがはっきりと見えている。


透明な男は水道管を殴って辺り一面が水に浸る。


伊江たちは走って逃げる。


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食糧人類 22話のネタバレ

伊江は透明な男を倒すアイデアを考える。


辺りの水道管を引きちぎって
地面を水浸しにする。


透明な男が来たのは
水の音で気付く。


引きちぎった電線を水に浸すと
透明な男は感電してその隙に逃げる。


逃げた先で一休みすると
伊江は
“夕凪の会”
を小倉に訪ねる。


小倉も噂で聞いた話だが
施設の警備をしている改造人間で、
元々は脱走を試みた職員のなれのはてだという。


いつの間にか
透明な男が迫っており伊江が襲われる。


手足の長い男が小倉に襲い掛かる。


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食糧人類 23話のネタバレ

伊江が目を覚ますと
3人とも手術台に固定されていた。


3人は無傷だった。


伊江が狼狽していると
夕凪の会代表の桐生が現れる。


桐生は三人に
ナツネと山引の居場所を尋ねるが、
三人とも知らないとこたえる。


伊江は拷問の心配をするが
桐生は拷問はしないという。


桐生は
“本当に知らない”
と判断する。


拷問はしないが
“巨大生物を殺したナツネの共犯者”
のため
肉体改造をして夕凪の会の一員になってもらうという。


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食糧人類 3巻の感想

ナツネの無謀さに対する山引の意見がごもっともですね。


どう考えてもナツネ一人で巨大生物を倒すのは無理です。


“ものすごい再生力がある”
というだけで
Xメンのウルヴァリンのように
高い戦闘能力もアダマンチウムもあるワケではありません。


巨大生物相手ではウルヴァリンでも厳しいでしょうね…


倒せるとしたら核爆弾をぶち込むか、
ランボー並の傭兵を大量に雇うかしかなさそうです。


どちらも現実的ではありません。






この施設を“悪”と断ずるのも難しいです。


巨大生物を全滅させるのは現実的ではありません。


副所長の花島が言う通り
“増殖種(ナツネ)の安定供給”
を目指すことで
他の人類を守ることに繋がります。


しかし
気持悪いのは管理職の人間たちが巨大生物を
“あの方たち”
といって崇めているところです。


17人を犠牲にしたときも
巨大生物のせいではなくナツネたちのせいにしています。


感覚がかなり狂っているので
この施設も巨大生物ごと潰した方がよさそうです。





ナツネはまだ7歳のため考えが浅すぎるのが心配ですね。


山引がブレーンになってあげて、
何かしらの秘策を授ければ可能性はありそうです。


現実的なプランとしては
ナツネの身体に毒を仕込んで巨大生物に食べられるというところでしょうか…


“アレに効く毒なんてあるの?”
という疑問がありますが、
山引の経歴はまだミステリアスなので、
もしかしたら何かいいアイデアがあるかもしれません。


巨大生物を倒せるかは
ナツネと山引の活躍にかかってそうです。


伊江の瞬間記憶は
主人公補正が入っても微妙ですね…


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