声なきものの唄 6話
『知らないお母さん』について
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声なきものの唄 6話のあらすじとネタバレ!
検梅でトップの巴が引っかかってしまう。
一カ月ほどの入院となるが
その間は二番目のチヌが頑張ることになる。
巴はチヌを激励する。
巴のお見舞いの帰り道に雨が降る。
名家の女性が雨宿りに迎え入れてくれる。
チヌは親切にされて
“お母さんてこんなのだろうか?”
と思う。
女性の父親が家の主人のようで
“婿が女遊びに行っていていない”
と喚いている。
チヌは自分たちの見世ではないか?とギクリとする。
雨が止まないので傘を貸してもらい帰ることにする。
見世が始まると金持ちの客が訪れる。
人気の女郎が芸を披露すると
チップを沢山配る。
客は蓮花という女郎を選ぶ。
代理とは認識しているが
チヌのことを
“ガキみたいなのがトップなのか?”
と嘲る。
チヌは傘を返しに行く途中でハチに刺されてしまう。
女性の家に着くと応急処置してもらう。
気分がすぐれないので寝かせてもらい、
親切にしてもらう。
女性は巳奈子と名乗る。
巳奈子は十年前に二歳の娘を失くしてしまったという。
チヌに娘の影を重ねているという。
チヌは巴の見舞を口実に巳奈子の家を頻繁に訪れるようになる。
巳奈子はチヌに上等な着物をプレゼントしたりして可愛がる。
チヌは巳奈子には
“洗濯手伝い”
をしていると女郎をしていることを隠していた。
見世にかえると
宣伝のために女郎たちの写真が出来上がっていた。
金持ちの男が訪れて今回はチヌにするという。
相方を変えるのはご法度だが
男は金を大量に積む。
チヌが男の相手をすることになる。
チヌは男の名前が
“もちづききすけ”
であることを知る。
巳奈子と同じ苗字で
男が巳奈子の旦那であることを知り失神してしまう。
喜助は家にかえると巳奈子が出迎える。
喜助の持ち物を預かると中からチヌの写真が出てくる。
翌日
喜助はチヌの元を訪れるが
巳奈子が喜助の後をつけていた。
巳奈子は鬼の形相でチヌに
“私を笑いに来ていたのか?
人の亭主寝取ってそんなにうれしいか?”
と殴り掛かる。
巳奈子は
“汚らわしい商売女”
と罵る。
チヌは女郎としての生き方を巳奈子に説く。
女郎たちは心を痛めながら
罵られるのを覚悟に体を売っているという。
巳奈子は喜助を取られるのをいつも心配していたといい
“どうかとらないでくれ”
と泣きながら土下座する。
喜助は
“悪かった”
とチヌに謝り巳奈子を連れて帰る。
それ以来喜助は見世には来なかった。
巳奈子が妊娠して
喜助と上手くやっているという報せが届く。
巴も退院して公三郎を帰り際に引っ張ってくる。
チヌは久しぶりに会う公三郎に嬉しそうに飛びつく。
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声なきものの唄 6話の感想!
雨降って地固まる的な展開でした。
巳奈子は全容を知りませんが
それでも激怒するのは当然ですね。
詳細をあえて説明しないチヌも豪胆です。
“感情で行動する”
という女の習性を
女だからこそ理解した上での対応だったのだと思います。
男だったら詳しく状況を説明して自分を正当化しますよね。
男なら時系列をちゃんと説明して
“知らなかった自分は悪くない”
と弁護すると思います。
ですが
“感情で行動する”
女性にとってはそんなことはどうでもいいのでしょうね…
チヌも巳奈子も
“女性だからこそ”
ああいうやり取りになったのだと思います。
見事な説法の後に
公三郎の前では年相応な顔を見せています。
公三郎がチヌを身受けする日は果たして来るのでしょうか…
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