声なきものの唄 4話
『弱気者たち』について
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声なきものの唄 4話のあらすじとネタバレ!

チヌは固定客もついて順調に働いていた。


新しく入ったフミは姉に似ていたため
チヌは
“姉やん”
と飛びつくが違うことにすぐ気づく。


フミは女郎経験者で美人だった。


チヌに懐いていたため
フミの面倒はチヌが見ることになる。


チヌは姉に似ているフミの後見になり喜ぶ。


フミは美人のため見世では目立っていた。


見世で居眠りしだすが
美人のためすぐに客は付く。


しかし
フミは問題行動が多く、
仕事中に眠ったりお漏らしをしていた。


フミは旦那たちから罰を受ける。


紅緒がいなくなったことでトップとなった巴は、
フミのような女郎は利用されるだけされてしまうという。


目の見えない女郎がいたが
その女郎は帳簿を読むことができないため主人の言いなりに客を取らされたという。


チヌは巴の話を聞いたことで
公三郎の相手をしているときもボウッとしてしまう。


美緒はハラハラしながら心配する。


公三郎はチヌの三味線には
“がんばったけどまだまだ”
とお世辞は言わない。


美緒は
“本で読み書きも頑張っている”
とチヌをフォローする。


チヌの部屋には本が増えていた。


公三郎は
“古今集”
に目を止めて何かを思い出す。


その様子にチヌは気づく。


チヌの部屋にフミが突然入ってくる。


美緒はフミを注意すると
フミは
“チヌに大福をわけにきた
 カンニンな”
といって出ていく。


公三郎はフミを
“新入り?
 きれいだね”
という。


チヌは胸が痛むのを感じる。


チヌは公三郎に着てもらうための浴衣を手作りして大事にしまっていた。





次に公三郎が来たとき
チヌは部屋に行くとフミが公三郎と話をしていた。


チヌがしまっておいた公三郎への浴衣を勝手に持ち出し公三郎に着せようとしていた。


チヌはフミに平手打ちを喰らわせる。


フミは泣きながら
“キライや”
という。


チヌは浴衣を抱えて部屋の外に出る。


公三郎は今日は帰るという。


チヌは泣き明かして顔を腫らしていた。


フミは同僚たちからお菓子などを盗んだことがバレて罰を受けていた。


縛られて飯抜きにされているが、
チヌはこっそりと栄太と水とおにぎりを運ぶ。


チヌが水を飲ませると
フミは栄太が持っているおにぎりに気付く。


フミは足を開いて見せて
“そのにぎりメシくれんなら
 うちのお股かすでぇ”
という。


その姿を見たチヌと栄太は呆然とする。


チヌは
“この世はむごいの”
と思う。





フミは罰の一環として
“おちょろ舟”
に乗せられることになる。


売り上げが悪い上に
船乗りたちの相手を海上の船で一晩中相手にしなくてはならない。


フミの外に売り上げの悪い二人が選ばれる。


栄太が小舟で運ぶが
いないはずのチヌの姿を見てびっくりする。


チヌは行くはずだったスズカと交代したのだという。


フミはチヌに気付いて喜ぶ。


栄太はもう引き返すことができないところまできたのでそのまま進む。


美人のフミをみて船員たちは喜ぶ。


フミは船長の相手をすることになる。


チヌともう一人は他の船員の相手をする。


フミは失禁してしまい船長に殴られる。


フミは
“乱暴者はキライ”
と言ってチヌに泣きつくが
船員たちは殺気立っている。


チヌが頭を下げてみんなの相手をすることになる。


チヌが侵される姿を見て
フミは涙を流す。


チヌはフミが失禁する理由を
“嫌だと言ってもやめてくれない相手に体で言うしかなかった”
のだと理解する。


翌朝
チヌはボロボロになりながらも
“またどうぞごひいきに”
といって船を後にする。


女郎部屋につくとチヌは気を失って倒れる。


その日以来
フミは接客中に失禁をしなくなった。


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声なきものの唄 4話の感想!

年上の妹分ができてチヌがかなり成長しましたね。


チヌはまだ十代の半ばですが
とんでもない修羅場を自力で乗り切りました。


去り際に“またどうぞ”と言って
女郎として堂々とした姿を見せつけています。


男たちも精神面では圧倒されていたようです。


“肉体は屈しても精神までは…”
という強い心が見えますね。


フミは最初はダメな奴みたいに描かれいますが
失禁には悲しい理由があったと判明しました。


おそらくは小さいころに無理やり犯されまくって
その見返りとしてわずかな食料を渡されていたのだと思います。


折檻を受けたフミの様子を見た
チヌと栄太はわずかなやりとりでその背景を感じていました。


年下のチヌの立派な姿を見て
フミも成長できたようです。


若手の二枚看板として売れっ子になっていくかもしれませんね。


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