ブスが7億円もらったらネタバレ 1巻！

ブスが7億円もらったら 1巻について
無料で読む方法、あらすじとネタバレ、感想を紹介します！

1巻には1～6話が収録されています。

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ブスが7億円もらったら 1話のネタバレ

ユキは幼少期に母からの虐待で顔の右半分に酷いやけどを負っていた。

23歳で20年近く前の出来事だが、
未だに夢に見ている。

普段顔の右半分は長い髪で隠している。

大家からは
“あんたのせいで入居者が増えない”
と口癖のように罵られている。

ユキは小さいころからずっと周りから虐められていた。

やっとの思いで街工場で雇ってもらえた。

朝から晩まで働いて手取りは9万円しかなかった。

職場でも虐められていたが
他に働き口は無かった。

工場長はユキを庇ってくれていた。

本山という古株の女性には、
工場長も強く注意できなかった。

工場長は本山は義母の介護のストレスもあるのだろうという。

“何もしてあげられなくてごめん”
と工場長はユキに謝る。

急な仕事が入り
工場長はユキに翌日までにと頼む。

ユキは帰宅しようとしていたが
いつも世話になっているからと引き受ける。

深夜遅くまで仕事をして仕上げる。

ユキはそのままデスクで眠ってしまう。

翌朝
仕上げたはずの製品が無くなっていた。

工場長は上司に酷く怒られる。

ユキは工場長に謝るが
工場長は激怒してユキをクビにする。

“恩を仇で返しやがって、このバケモノが”
と罵られる。

ユキが帰る途中に
本山がユキが仕上げたはずの商品を足蹴にしているのに気づく。

本山はユキに気付き
“あんたをいじめればスッキリする”
とにやけて見せる。

本山は
“私だけが酷いとでも思っているの？”
といって
工場長がユキの給料をピンハネしていたことを告げる。

ピンハネした金は愛人に貢いでいたのだという。

ユキが自宅に帰ると
自分の家具がゴミ置き場に置かれていた。

本山が大家に
“ユキが仕事をクビになった”
と電話したのだという。

ユキは呆然とする。

小さいころに実の母から
“ブス”
と何回も罵られたことを思い出す。

“私が行けないの？全部この顔のせいなの？”
と嘆き
醜い自分と自分の傷つけてきた人間たちに憎悪を膨らませる。

ユキに声をかける身なりの良い老婆がいた。

老婆は
“酷いことをしたやつらが憎いなら、復讐を誓うなら”

“お前に７億やろう”

という。

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ブスが7億円もらったら 2話のネタバレ

ユキは老婆についていくと
札束が詰まった大きなケースを渡される。

老婆は
“金持ちの気まぐれ”
といって
ユキが見せる復讐が楽しみだという。

電話番号も渡していつでも電話するようにいう。

ユキは
“この顔が治せたら”
と思い
美容整形外科の前をとおる。

丁度手術を終えた人が出てきて
包帯だらけの顔をみて
“まだ怖い”
と思い断念する。

高級レストランに行こうとするが
服装を指摘され入店を拒否される。

服やに行くと
追い出されそうになるが札束を見せると歓迎される。

高価なドレスを着せられるが
ボサボサの髪や化粧のしていない荒れた肌が目立ってしまう。

ユキは
“お金があっても自分には何もない”
と気付く。

“復讐をやり遂げれば自分は変われるかもしれない、変わりたい”
と強く思う。

２か月間
ユキはやれることをやり決行日を迎える。

最初のターゲットは大家だった。

大家のアパートの入居者全員が、
一斉に出て行ってしまう。

入居者たちは
安い家賃の新築アパートに引っ越すという。

大家は
“あんたたちに出ていかれたら、私の老後の生活は…”
というが全員無視して出ていく。

ユキが大家の前に現れる。

ユキは住人たちが引っ越す先は自分のアパートだと告げる。

ユキは住人たちの話をちゃんと聞いて
“皆さん本当にここが嫌だったんですね”
と大家が嫌われていたことを伝える。

大家は泣いて絶望する。

その姿を見たユキは快感を感じる。

ユキは最初の復讐の成功を老婆に伝える。

老婆は
“次も期待している”
という。

老婆は息子らしき男性の写真を見ながら
“やっとコマが動き出した
　ついに始まったよ
　私たちの復讐が”
という。

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ブスが7億円もらったら 3話のネタバレ

ユキは工場に戻って１か月が経過していた。

工場長はユキを追い出したことを後悔していた。

愛人に貢ぐ金のユキからのピンハネができなくなったからだった。

ある晩
工場長の元にユキが現れて土下座して再雇用を頼み込んでくる。

工場長はユキを再雇用してピンハネをする。

ユキは淡々を仕事を行う。

本山の嫌がらせも無視している。

本山はユキの堂々としている姿を不審に思う。

本山はユキの後をつけると
ユキが老婆の住んでいる豪邸に入っていくのを目撃する。

本山はユキが胡散臭いと工場長に首を求めるが
工場長はユキはよくやっているとして
“これ以上波風たてるならあんたに出て行ってもらう”
という。

突然
警察が工場長を逮捕しにやってくる。

工場長は偽造ブランド品の製造と
詐欺罪、商標法の抵触をしていた。

工場長の口座には数千万の不明瞭な入金があったと言いう。

工場長は
偽ブランドでの売り上げは数十万だったため疑問に思う。

工場長が借りているアバートに
大量の偽ブランド品があったことを告げられる。

そのアパートは愛人のために借りていたものだった。

警察に連行される際に愛人に助けを乞うが、
愛人は工場長にツバを吐きかけて罵倒する。

愛人はユキに
“うまくいったね”
といって金を貰う。

工場長は全てユキが仕組んだものだと知る。

本山は
“次は私だ”
と戦慄する。

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ブスが7億円もらったら 4話のネタバレ

本山は義母の介護で疲れていた。

家族は介護に協力してくれず
デイケアも来なくなってしまう。

本山はパチンコでストレス解消をする。

パチンコで負けて苛立っていると、
店員がひっそりと声をかけてきて
“出る台教えましょうか？”
といって金も貸してくれる。

本山は喜んで借用書にサインをする。

店員はユキの差し金で
パチンコ店のオーナーはユキだった。

本山はパチンコのため借金を重ねていく。

パチンコのおかげで本山はストレスから解放されて機嫌がよくなる。

妙に機嫌がいい本山に家族は不信感を感じる。

本山の家にユキが男二人を引き連れて、
借金の回収に訪れる。

男たちが言うには
本山の借金は300万になっており本山のサインもあった。

本山は以前にもパチンコで借金を作ったことがあった。

その時は夫の退職金を前借して支払っていた。

夫は義母の介護があるのにパチンコに行く暇があることを疑問に思う。

ユキがパソコンを取り出して、
ユキの介護の様子を隠し撮りした映像をみせる。

ユキは義母に暴力を振るっていた。

出かける際はベッドに縛り付けていた。

本山はユキに土下座して許しを請うが、
ユキは
“昔私もあなたに何度もそうお願いしましたよね”
といって臓器でも売ってもらおうかといおう。

義母が出てきて本山を
“あんたは鬼だ”
と罵る。

しかし
夫と娘は泣きながら本山を庇う。

その様子を見たユキはその場から立ち去る。

男は
“金は用意しとけよ”
といってユキに付いてく。

ユキは老婆に報告に行く。

“あんな女でも大切に思ってくれる人がいる、私は実の母さえも”
と涙を流す。

老婆は
“悔しいだろう”
とユキの頭を撫でる。

“その解決方法を知りたいかい？母親を殺すのさ”
という。

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ブスが7億円もらったら 5話のネタバレ

老婆は

“母親の幻影に囚われれている”

“自分を解き放つんだ”

とユキにいう。

ユキはナイフを持って人気のない道で母を待ち受ける。

醜悪な顔をした老婆が歩いてくる。

ユキが刺そうとするが
その前に勝手によろけて膝をついてしまう。

ユキは思わず
“大丈夫ですか？”
といってナイフを隠す。

母はユキにすぐに気づいて
“私を許しておくれ”
と泣いて謝る。

ユキは呆気にとられる。

母は
“愛するわが子を忘れるわけないだろう”
という。

ユキも泣いて母に抱き着く。

母の家に上がると
ユキを探すためのチラシが大量に置いてあった。

母は生活保護でギリギリの生活をしているという。

“病気で長くない、アンタに酷いことをした天罰”
というので
ユキは自分の住んでいるマンションに招き入れる。

母の病気の具合を聞くため、
診察券から病院を割り出し医師に聞きに行く。

医師の北沢が母のアケミの病状を説明するため個室に案内する。

そのころアケミは部屋を掃除しているときに、
バッグに詰まった大金を見つける。

北沢にアケミから電話が入り席を外す。

北沢が戻るとアケミの容態は
“難しい状況”
という。

北沢はユキを食事に誘う。

ユキはついていって乾杯して一杯飲むと意識を失う。

ユキが目を覚ますと拘束されて見知らぬ部屋にいた。

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ブスが7億円もらったら 6話のネタバレ

拘束されたユキの前に
北沢とアケミが現れる。

アケミはユキの部屋で大金を見つけて北沢に電話したという。

アケミはユキの胸ぐらを掴み
“どっかにもっとあるんじゃないのか？”
と迫る。

ユキは猿轡をしているため答えられない。

北沢がユキの猿轡を外すと
“どういうこと？”
とユキは質問する。

北沢はユキの質問には答えず、
金はもっとあるのかと聞く。

アケミは北沢に色目を使っているのを見て、
ユキは昔のアケミのことを思い出す。

アケミは昔から美しい顔をした男が好きだった。

金を貢いで、
金がなくなると捨てられていた。

男はユキを見て
“おまえ母ちゃんに似なくてよかったな”
といって去っていった。

アケミはユキに八つ当たりをして
ブスだと罵りながらユキの顔を焼いた。

ユキは金は家にあったのが全財産だという。

北沢とアケミの計画は
ユキを殺して死亡保険金を手に入れるというものだった。

アケミはユキに保険金をかけていたため、
再会した時に泣いて喜んだのだという。

明日ユキを交通事故に見せかけて殺すという。

ユキを部屋に残して
北沢とアケミは去っていく。

ユキは
“バカだった
　母はやっぱり変わっていなかった”
と自分の甘さを後悔する。

部屋の扉があいて
宅配業者の恰好をした男がユキを速やかに連れ出す。

部屋を出たすぐ近くではアケミがうたた寝をしている。

男はユキをカモフラージュのため、
大きな段ボールに入れて正面から堂々と出ていく。

男は老婆の元にユキを連れていく。

老婆は
“あの女を信用するからこんな目に遭うんだ”
という。

ユキは老婆が母を知っている様子だったので尋ねる。

老婆は
“あの女は
　私の愛する一人息子を
　殺したんだ
　ユキ
　アンタの父親をね”
という。

ユキは老婆が自分の祖母であることを知る。

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ブスが7億円もらったら 1巻の感想

ユキはやっぱり本当は美人のようですね。

主人公で登場回数が多いため
“ブスだけど作品の見栄えのため美人に描いている”
のではないようです。

タイトルのイメージからすると、
「金を手に入れたらまずは整形かな？」
と思っていました。

ユキもそれを考えたようですが、
怖くなって逃げてしまいます。

ユキの場合は皮膚を貼りかえるだけだと思います。

骨を削ったりはないため
そんなに怖くないと思うのですがやりませんでした。

隻眼でもないし火傷も顔が大きく変形するほどでもないので、
特殊メイクを学べば隠せそうです。

ユキは貰った金でアパートの住民を助けたりしていますが、
母のアケミはガチクズのようですね。

ユキは幸い父方の血を濃く受け継いだようです。

昔から
女の子は男親に似て
男の子は女親に似ると言いますが、
その通り育ったみたいですね。

アケミは虐待系の漫画に出てきそうな典型的なクズ親です。

その当時は今ほど児童養護施設がちゃんと機能していなかったのかもしれません。

ラストで老婆がユキの祖母と判明しました。

ユキに肩入れした動機がわかりやすくていいですね。

しかし
老婆からすれば自分の血を引いているのはユキだけです。

唯一の身内のユキに殺人を教唆しています。

“自分の血を引いている”
という愛情よりも
“憎い女の血を引いている”
という憎しみの方が勝っているのかもしれません。

ということは
ユキは老婆に利用されて最後は捨てられてしまうのでしょうか…

老婆が正体を明かした理由が気になります。

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